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 フェアトレードの服      2019年9月29日(日) [フェアトレード]

 きのうからフェアトレードの秋冬展示会が始まり、初日の2日間を無事に終えました。

 準備段階でほづみさんに手伝ってもらい、今回はパンツがちょっと少ないねとか、秋冬はやはりダーク系が多いねとか話していて、不安になりました。

 毎回展示会を楽しみに来て下さる方の期待を裏切ったら申し訳ないなと。
 だから、いつもハラハラドキドキ、お客さんは来てくれるかな、買いたいと思うような服が見つかるかなと、バタバタの準備の中でも緊張ムードで始まります(^▽^;)。

 
 きのう、今日、来て下さった皆さんは、やはり目指して来られただけあって、あれこれ試着されて、納得のいく、お気に入りの1枚を見つけて、ご注文されます。

 「これに決めました!」と言われる瞬間は、本当に有り難くてうれしい瞬間です。
 予約帳に書く手が震えそうになります。(笑)

 「今度友人の結婚式に着ていく服に悩んでいました。ドレスを買っても一回きりだし。そうしたら、ネットでこの服を見て、もしかしていいかもと、展示会で見れてよかった!これだと普段でも着る機会がありますね」と、黒い素敵なワンピースを着て大喜びのAさん。

 ネット通販でも注文できるけど、どうせ買うならおいものせなかにと注文してくれるお客さんがいて、買い支えられて、やっていけてます。

 
 「こんな赤いのを着たことないんですよ」と言いつつ、鏡の前でカワイイと周りからもほめられてうれしげなBさん。前ボタンを外せばコートになり、パンツにもスカートにも合わせられるワンピースの赤が、寒色が多い秋冬にこそ、明るく元気をくれるいい色です。


 こんなに書いていて、写真を1枚も撮ってなくて、すみません。夕方は暗いので、また後で。

 フェアトレードの服は、それこそ大量生産の服に比べたら、決して安くはないけれど、でもその品質を見れば、高くないですよと、よくお客さんに言われたことがあります。

 今どき手で織った生地の服なんてどこにもないし、あってもものすごく高い、デパートや作家さんものはフェアトレードの何倍もの値段だといいます。オーガニックコットンも無農薬で手間ひまかけて育てた綿花を加工の段階でも化学薬品を使わずに服に仕上げています。

 そして、つくる人の生活の自立と支援につながり、使う方も大事に使えば10年着られます。意味があって、高品質でコスパがいい。それがフェアトレードの服です。


 月・火曜日は休ませていただき、水曜日から営業、展示会も行っています。


 

 
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 明日から展示会   2019年9月27日(金) [フェアトレード]

 明日からフェアトレードの秋冬の服の展示会です。気温も暑くもなく、寒くもないいい感じです。今日も外は暑かったようですが、「ここは涼しい!」とお客さま(;^ω^)。

 会期中月・火は休みですか?というお問合せを頂いています。一応通常通り休む予定ですが、どうしても月・火でないと来られない方は、ご連絡ください。お時間がわかれば、できるだけの対応はしたいと思います。


 どんな服を選んだらいいかかわからない、コーディネートができないという方は、ほづみさんがいるときのご来場をおすすめします。的確なコーディネートとアドバイスがもらえます。初日は都合がつかなくて、2日目日曜のお昼前から午後3時か4時頃までいてくれます。


 今日久々にOODのブラウニーが入荷しました!珍しいアイテムはかぼちゃ。新作で、いちぢくなどが入っていないシンプルビターチョコも人気です。日持ちします。

 来週はランチを作りますので、ご予約の方は日曜日までにお電話をください。4日(金)~6日(日)で。

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     栗のイガイガの中はふかふかの座布団!

 
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 安田純平さん講演会   2019年9月27日(金) [政治・経済・社会]

 明日土曜日の安田純平さんの講演会のお知らせを1週間前に行いました。
 主催の菅沼さんが今日来られて、予約状況を教えてくれました。

 峰南荘の広間2つ使って100名の会場ですが、満席で立ち見が出そうとのこと。ご予約のお電話をいただいた方も席の確保ではないので、ギリギリでなく早めの入場をおすすめします。

 峰南荘は宿舎で、施設内に素敵なカフェがありますので、講演会の前後にぜひランチやコーヒーをどうぞと菅沼さんもおすすめしていました。

 お山カフェ「アスチルベ」https://www.facebook.com/oyamacafeasutirube/
 ガラス張りの向こうの大自然の木々の中にいるような空間がすごい、羨ましい!

 
 「安田さんは、子どもたちの笑顔がないところに平和はないと言います」と菅沼さん。

 ご自身の過酷な体験と世界の状況を見て来られた視点からのメッセ―ジは、平和ボケしている私たち日本人にガツンとくる貴重な内容だと思われます。

 

 
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 女わざ展       2019年9月26日(木) [イベント]

 ここ1週間、ギフトや展示会の準備で忙しくて更新できませんでした。
 

 先日の定休日は、えいやっと「女わざ展」に行ってきました。東和町の墓参りと栗拾いの後で、30分位で隣の宮守町(遠野市)に着くだろうなと。葉書の地図とスマホを頼りに。

 ところが、そのどちらの案内もおかしくて?迷って遠野まで行っちゃって1時間もロス(涙)。もう途中で帰りたくなったけど、せっかくここまで来たから、うう。

 やっとこさ着いた会場はすごい小屋、納屋?蔵?。

 なんと、森田珪子さんが在廊されていて、もう10年ぶり?の再会で、やはり頑張って行って、よかった(^▽^;)。向こうも超びっくり、喜んでくれました。

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 とても80代とは見えず、お綺麗で、シャンとされていて、びっくり。

 女わざの会の布物の手仕事の作品を見ていると、うらやましくなります。古布を針と糸で無心に刺して、再生させていく、そんな時間をつくりたいなと。

 「女わざ」の本、保存本や贈り物にも。おいもでも好評発売中。2160円。

 

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 フェアトレードの秋冬展示会   2019年9月22日(日) [フェアトレード]

 今日は遠方のお客さまが多く見えました。仙台、八戸、沿岸から。
 明日祝日も営業します。日・祝日は夕方5時半閉店です。


 今週末から、フェアトレードの秋冬の服の展示会を行います。

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 展示会はたくさんの新作が見れて、ご試着ができます。もしお気に入りの服があれば、ご注文頂き、後日のお渡しです。どうぞ、お気軽にお越しください。

 服のアドバイザーのほづみさんは、29日(日)の午後は来られます。3~4時まで。
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 賢治祭とイギリス海岸       2019年9月21日(土) [イベント]

 今日9月21日は宮沢賢治の命日で、賢治祭というイベントが行われていました。

 そして、近くのイギリス海岸という賢治が名づけた観光スポットが、ふだんはふつうに北上川の河川敷なのですが、今日はイギリス海岸の出現を試みますと知って、開店前に見に行ってきました。

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 川底が見える状態がわかるでしょうか。いつもはなみなみと川の水で川底は見えません。5つのダムの水量を調整して出現させるようですが、難しいのか、こんなにきれいに見えるのは、7~8年に一度と、たまたま出会った賢治学会の知人が言っていました。

 左手の崖のような岩は、イギリスのドーバー海峡のイメージということです。
 なるほど、ほんとうに美しい風景だなあとあらためて思いました。


 賢治祭、市内の賢治詩碑の前で夕方から詩の朗読や劇、鹿踊りがありますが、全国から集まった賢治ファンがそこで夜を徹して、賢治愛を自己アピールというのか想いのたけを披露します。歌を歌う人もいるし、自作の詩を朗読する人も。今頃の時間も皆さん熱く語っているのでしょうね。


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 女わざ展       2019年9月21日(土) [イベント]

 今日から始まったイベントのお知らせです。お店では先月からPRしていましたが、ブログでのお知らせがのんびりしてしまい、遅くなってしまいました(*´ω`)。

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 昨年秋に出版された、森田珪子さんの「女わざ」の本が好評で売り切れましたが、今回そのイベントが催されるにあたり、また出版社から本を取り寄せました。

 「高齢の母に見せたら、喜ぶかも」と、お母さんへのギフトにも使われています。

 今日から始まった「女わざ展」の案内ハガキはこちら。

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 今日は森田さんのお話とワークショップがありました。
 23日の月曜日もあります。展示は25日(水)までやっています。




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 安田純平さんの講演会   2019年9月20日(金) [政治・経済・社会]

 急に寒くなりました。あんなに暑かったのがついこの間とは思えない涼しさ。
 きのうはじめてカフェに来られたお客さまが、「すみません、冷房を止めてもらえますか」と言ったのにはびっくり(笑)。うちはエアコンがないんです(^_^;)。

 
 さて、昨日の朝開店してまもなく一人の男性がお店に来られました。安田純平さんの講演会のチラシを届けてくれた主催者の菅沼賢治さんです。

 その前日、早池峰のふもとのカフェ「アスチルベ」のОさんがカフェに来られて、帰り際に「そういえば、安田純平さんの講演会が来週あるんですよ」とサラッと言うので、「ええー、聞きたい!いつどこで?行きたい人は多いと思うよ」と食いついたことから、菅沼さんに連絡が行って、早速届けてくれたという経緯です。

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 菅沼さんのことは、以前から「早池峰トイレ問題」の活動で、お名前は知っていて、すごい人だなと思っていたので、はじめて店でお会いできて光栄でした。

 安田純平さんとは、安田さんが信濃毎日の記者時代に、山のし尿処理問題で、早池峰のトイレ問題に取り組んでいた菅沼さんに取材に来られてからのご縁だそうです。


 今年東京で安田さんにお会いして話をするうちに、ぜひ岩手で貴重な経験をお話してほしいという菅沼さんの想いで、会場は町なかでなく、早池峰山のふもとの宿泊施設の広間で行うことにしました。


 チラシでは申し込みが今日までになっていますが、人数を把握したいためなので、過ぎても大丈夫だそうです。100名入れる会場ですが、もし満員の時は廊下や立ち見など、それでもよければ当日でもぜひどうぞとのこと。ただ、予約されても席の確保とかではないので、早めのご入場をおすすめします。

 私もすごく聞きに行きたいのですが、土曜はお店があるので、うう残念です(>_<)。
 誰かあとで様子を聞かせて下さいね。

 

 さて、早池峰トイレ問題を知らない人が大半だと思うので、2003年に書いたおいも通信を載せます。わかりやすくまとめてあります。

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 早池峰が大好きなボランティアの皆さんが「ウンカー」になって、山頂の登山者のウンコを担ぎ下ろし、あの岩だらけの急斜面を、「あ、こぼしちゃった」と笑いながら、競って(やりたいと)やるなんて、もう信じられません(^▽^;)。やる前にカレーうどんを食べて景気づけるんですって。

 おかげさまで、早池峰山はあれから山頂でのトイレ禁止、携帯トイレ用のトイレしかありません。全国から人気の早池峰山は、それでもまだ携帯トイレが十分浸透していないので、県に働きかけたりとか、やるべきことはありますと菅沼さんは言います。


 2003年の10周年の時発行した通信で、2年ぶり8頁もあって、読み物満載でしたね。 

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 三ジイの墓参り       2019年9月19日(木) [暮らし]

 9月19日。この日は何かの日だったなあ。コージさんは確かこの辺で墓参りに行ってたような?

 と、数日前から気になっていたが、確認することもなく、今朝ゆっくり起きて、いつものように仏壇のお水を変えるときに、何げなくご先祖様の位牌をひっくり返すと。

 うわあああああ、ケンジさんの命日だー!ケンジさんはコージさんの祖父である。

 これは墓参りに行かなくては!8時半にお花屋さんが開いて、それから東和町に行って、10時の開店にギリギリかな(*´ω`)。でも、今日行こうっ、コージの代わりに。


 なんともいい嫁みたいだが、下心があるからね(^_^;)。これまで幾度か危ない目に遭っても、こうして家族が無事に生きて来られたのは(一人を除いて)、ご先祖様が守ってくれてるからと思ってるから、一応毎日カンカーン、よろしくね!とお参りしてる。

 お彼岸が目の前だけど、ひと足早く、ケンジとテイジとコージとまとめて墓参りだ。

  長男なのになんでジなんだ?三ジイ

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 帰り道にちょこっと実家に足をのばしてみた。片づけが止まってる小屋(笑)。
 目的は栗の木のなり具合を見に。まだ栗は市場に出ていないから、まだ早いかな。

 栗の木までわずかな距離だが、膝丈まで草ぼうぼうだった。私の格好はロングスカートにパンプス(^_^;)。もしかして蛇がいるかもしれず、でも栗見たさにエーイ行こう!と草をかき分けて。

 なんと栗がすでに落ちている!パッカリと熟したイガイガから飛び出てるのがある。

 うわあああ、やったー!栗、クリ、くりだあああー!(^^)!
 
 栗大好きの私は、狂喜乱舞で草を払いのけ、突如栗拾いババアに。

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   左下のはたぶんリスがかじった跡。リスに負けてられない。

 今年初の栗をルンルンと持ち帰る。やはり墓参りしたら、いいことあったなあ。

 そうしたら、開店直後になんと素敵なお客さまが見えたのですよ。

 その話はまたあした。



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 お金は使った方がいい      2019年9月17日(火)

 花巻まつりに帰ってきた娘が、用を終えると台風のように去って行った。

 土日の神輿の後は朝帰りで、今日くらいは夕飯を一緒に食べれるかなと思ったら、のんびり起きて来てバタバタと支度して、午後2時の新幹線で東京に戻った。(゜o゜)

 ほとんど話をする時間もなく…、まあ若いからこんなものかと思うしかない。

 ただ、金曜日の夜遅く帰宅した時の会話がとても心に残っていた。



 「おいものパンフができたの!ちょうど今日届いたから見せれてよかった!」

 「おー、いいねえ~!(^^)!」

 「はじめてプロに頼んで作ってもらったから、お金はかかったけどねー」

 「いいんだよ、お金は使った方がいい。使わないとお金は回らないからね。その分返ってくるものがあるよ」
 
 「そうか、そうは言っても、今まで使えるような余裕はなかったから」

 「私だって、夜行バスで来ることはできたけど、翌日の疲労とかを考えると、新幹線の方がずっと費用対効果が大きいと考えて、高くても新幹線を選んだの」

 「ほー費用対効果!コスパがいいということね。それでも私は新幹線よりもずっと安い夜行バスを使って、浮いた分他に回せるとか思うけどね。最近ホリエモンが出した本で、あり金は使えとか何とかって、それと同じだね」

 「ホリエモンの人間性はどうなのかわからないけど、あの考え方は共感できるよ」

 親が学費で苦労してるのはわかっているので、仕送りは一切してなくて、奨学金とバイトで東京の生活費を自分でやりくりしている大学生。

 

 7月のタイマグラの民宿で星の坊主さまに会った時に、私が夫が残したゴミの山の片づけに苦しんでいると、娘も坊主さまも、業者に頼んでその時間と労力は自分のために使った方がいいと言った。

 コージさんは業者に頼まないで、自分でできることはやるタイプだった。(金はないが時間はあったから)それ以来気持ちが楽になって、全然片づけをやってない(^_^;)。

 
 「私だったら、お金がかかっても業者に頼むよ」と言った娘は、半年バイトして半年海外を放浪して視野を広げたのか、一丁前のことを言う。まだ学生で子どもだと思っていても、家を出てから成長した、あのビリギャル子がね(笑)。


 
 先日の子育ての話を聞きたいと言ったМさんはおいもだよりの娘の話に感動して、どうしたらこんな子に育つのかというのがきっかけだとはじめて聞いた。特になにもしてないが。

 要はやる気のスイッチが入ったら、人は変わるんだと見させてもらった。
 
 「日本人は年齢とかまわりのことを気にし過ぎるよ」と娘に言われて、常識にとらわれない生き方もなるほど面白いだろうね。
 

 「早く印刷をあげさせたのは、このことだよ」  コージ


 
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 花巻まつり       2019年9月14日(土)

 きのうから3日間の花巻まつりが始まった。花巻っ子にとっては年に一度怖ろしいくらいに燃える一大イベントだ。小学校も会社も祭りの日は、堂々と早退できる(笑)。

 久々に花巻まつりの話題を。

 昨年は忌中の年だから、小学校低学年からまつりに出ていた娘たちは、「やっぱりダメだよね…」と、昨年ははじめて参加しなかった。

 「花巻っ子はお盆には帰省しなくても、はなまつには帰る」と言われるが、ほんとうに娘は祭りに出るために帰ってきた。夜の11時半の最終新幹線の到着に迎えに行くと、迎えの駐車場はいっぱいで!ぞろぞろとこの時間帯に信じられない数の老若男女が降りてきた。なんだ、なんだ?みんなまつりに出るか観るかー?この時だけ人口が増えるようである。

 そして、おまつりの間は、うちの店はまったくヒマである(笑)。うちのお客さんでおまつりに参加する人は少なそうなのに、なぜか閑古鳥でのんびりやってる。遠くでお囃子の音が聞こえ、のろしが上がると、パンフを見ては、あ、何々が始まった~とソワソワする。

 
 私の一番のお気に入りはいろんな流派、団体による鹿踊りの演舞パレードだが、いつも土曜日の4時からで、店を抜けては観れない。泣く泣くあきらめる。デンデン、ドデスカデン♪


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 次に神輿が好きで、これはすごい。数も100何基と2~3年前にギネスで世界一になった。樽神輿がどれも美しく、品があって、色気があるというか、素晴らしいのである。

 それをかつぐ男も女も、この時ばかりはカッコ良くて、なんか色気があるのだ。髪型もモリモリとセットしてたり、ツンツンと立ててたり、ハッピの色柄も違っていて楽しい。

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 娘も頭を美容院でセットしてもらい、今年新しく黒ずくめのハッピで出かけて行った。なので、今年はいいかなと思っていたが、一応娘の姿を追っかけるかと、店を閉めてから歩いて行った。

 風流山車(だし)はすでに終わっていた時間だが、これもすごいのだ。京都の流れを汲んでいるのか、優雅で絢爛豪華な手づくりの山車に稚児たちの太鼓や笛と三味線。娘が小学生の頃は練習や当日の化粧や着付で忙しかったことを思い出す。

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 花巻まつりは420年もの歴史あるおまつり。地域の人たちがその役割を黙々と絶やさずにずっと受け継いできたということに、本当に感嘆してしまう。私はよそから来たから、なかなか地域の伝統行事に入っていけないが、ここで生まれ育った子どもたちはよかったなと思う。

 
 花巻も町なかの衰退でいまいち元気に欠ける地方都市だが、花巻まつりはその歴史の長さと品の良さと豪華さを誇れるまつりだなあと。

 花巻まつりのホームページ
 https://www.kanko-hanamaki.ne.jp/special/hanamaki_festival/index.html



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 子育ておしゃべりサロン   2019年9月12日(木) [お産・医療]

 今日はカフェで子育てについてのおしゃべりサロンがありました。お客さんの若いお母さんМさんから、「新田サンの子育てについて話が聞きたいです」と前に言われて、ええー?

 「全然参考にならないよー」と言いつつ、せっかくそう言ってくれるなら、「お産と地域医療を考える会」の会員でもあるМさんだから、おしゃべりサロンで他の人にも声をかけてみようかと。会のサロンはいつも人が少なくて、まあМさんだけでもいいかと。

 ところが、自分の申し出を受けてくれたことに恩義に感じてか、Мさんが友人に声かけもしてくれて、なんと6人定員でママたちが集まって、にぎやかな会になりました。

 小野寺さんがいつも美味しいおやつを作ってくれて、今日はチーズケーキ(*^^*)とハイビスカスティーで和やかに、いや、大体私のズボラいいかげん育児にドッと笑いで、元気になった?帰りはみんな、「楽しかった~!」

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 市外から花巻や北上に移り住んで、何年たってもなかなか打ち解ける友人ができないというママには、ここでまたいい出会いがあったのでは。


 私は店の仕事が忙しくて、ちゃんと子どもを見てなくて多少反省はありますが、その分みんな早々と自立していったし。一説には、こんな貧乏なうちを早く出たかったとか(笑)。手をかけすぎず、放っておいても子どもは育つ!なんていうと、うちの子どもに怒られそうだけど(;^ω^)。

 ただ、食事だけは手抜きはしなかった。忙しくても冷食や総菜は買わずにあるもので手づくり、調味料も無添加のうちのもので、お菓子も粉と油と卵でササっと作る。なので、大きな病気もせず、風邪もうちが寒すぎて寄って来ず、子どもは病院に憧れてたほど(笑)。

 夕べは、もっとあほなエピソードもいろいろと書いたけど、UP直前で消えたのは、出すなということか?なので、報告はこの辺でおしまい。(9月13日)



 お店で1万円ピッタリのお買物金額が出ました!前も5000円ピッタリというのもあって、この間は1111円というのも(^o^)。なぜかうれしくてポイントのハンコ押す手が震えたりして(笑)。

 27年お店やってきて、今まであまりなくて、今年はうちにもお客さまにも縁起がいい年なのかな。クラッカーでパンパンか、踊ってあげたいくらいだわ(#^^#)!
 
 
 
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 バナナとカフェのお知らせ    2019年9月11日(水) [+ Cafe]

 ・今日入荷する予定だったバナナが届きませんでした。千葉県の台風による停電で千葉の倉庫から出荷できず、またヤマト運輸が停滞荷物で混乱して受け取り不能という理由です。

 出荷元のオルタートレードジャパンからの出荷可能の連絡待ちです。今回ないと次は2週間後の25日入荷ですが、待っているバナナファンの方もいらして、前倒しして来週の水曜日18日に入荷にしたいと思います。今月はその1回だけになります。

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 ・週末ランチのご予約は水曜日までにと今月の通信に書きました。先日パンフの最終校正で、そこが最後まで悩んだ結果、すみませんが、早くも訂正します。

 前と同じように、前週の日曜日までにご予約をいただけると助かります。それでも、ご予約が少ない時はできないときもあります。申し訳ありませんが、この半年週に一組でも断らずにやってきましたが、コスト面と体力的に厳しくなってきました。これでは益々予約を入れにくいだろうなと心配ですが、遠慮せずに問い合わせてくださいね。

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 ・今朝大失敗に気づきました( ;∀;)。カフェの冷凍庫のドアがちゃんと閉まってなくて、中のアップルパイが解凍になっていました。きのうの夕方パソコン作業で疲れて、たまにはいいか!と自分用にパイを一個取り出した時にか、なんという不注意"(-""-)"。

 うーん、このままではカフェで出せないなと再冷凍したパイを温めて3時に食べてみました。味は変わらず美味しいのですが、皮のサクッと感がやはり落ちてる気がします。

 本来ならば売り物にできないのでしょうが、味はホントに落ちてないし、たくさんあってロスはきついと考え、ドリンクとパイのセットを600円でお出しします。ポイントカードでドリンクサービスの方は、250円追加でパイセットです。無くなり次第終了です。

 初めての人にはわけありでないアップルパイを食べてほしいし、明日中に取り寄せます。

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 明日の午前中はカフェでおしゃべりサロンがあるので、カフェ営業は午後からです。

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 パンフの入稿完了      2019年9月9日(月) [お店のこと]

 いやー、今日はひとつ大きな仕事を終えました。

 この間書いた、おいものパンフレット。連日やりとりしてて、今日は入稿の日で最終校正。

 私が休みだったので、ちょうど水汲みにも行かねばだし、その途中の事務所に私から行くからと、午前11時に行って、校正して12時半に出る。

 「えっと、これから水汲みに行って、温泉に入って、2時半か3時かな、帰りに寄るね」

 直しがいろいろあったので、彼女のお昼食べる時間も考えると…、お風呂出たり入ったりして、いつもより長めに入って、3時頃戻ったら、ちょうどできたところですと、よかった。

 こういうとき、温泉があるのはいいなあ。なんと、温泉で大事なことを入れ忘れたのに気づいて、また修正を入れてもらったのだ。さらに最終確認ですぐ終わるかと思いきや、大きな写真の色味が上手く出なくて、何回も調整してプリントしてみて、どれも微妙で。写真の色って難しい。

 私は夕方用があったので、一旦用を済ませて帰宅して、あらためてメインの写真をパソコンで送り直す。
 そして、夕食とテレビを見ながらパソコンで最終チェックのやりとりをして、夜9時入稿完了。

 あとは印刷があがってくるのを待つだけ。私は一字一句にも気をつかうから、何度も直しが入って大変だったと思う。でも満足がいくのができたからよかった!カンパーイ(笑)。


 さあ、ひとつ終わって、次は展示会の準備をせねば。秋冬展示会に出してもらうフェアトレードの服の、お店用の簡単なカタログがあるので、そこから着たい服のリクエストができます。できれば今週中に。

 

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 お客さまの声とおいもパンフ    2019年9月7日(土) [お店のこと]

 ・先日、友人とカフェに来たKさん、コーヒーとパイセットを注文して帰り際。

 K「また、ランチを食べに来たいと思っているんです」

 私「え?もう3回も食べてますよね、それでも?」

 K「いやいや、また食べたいと思うランチなの。特にスープが美味しい。いのちのスープだね」

 私「いやいや、そこまでではないけど。(いのちのスープは大御所の辰巳芳子さん)なまって、いのつのスープか(笑)うれしいです!」

 
 ・いつも遠方から服の展示会に来てくれるAさんが、ブログ見ましたと言って。

 A「軽食セットもいいと思います。初めての方や急な方にも食べてもらえるし。でも、私はスープ付きのランチがいいな」

 私「そうだよね。本当はサラダ・スープもつけたランチでいきたいけど、あまりにも予約が入らないからね―(*´ω`)」


 ・昨日お買い物ついでに、たまったポイントでコーヒーを飲みたいというFさん。

  F「あー、ここは落ち着くわ~。なかなか花巻で落ち着けるカフェってないのよね」
 
 私「そうですかー?でも、今パンフ作ってるから、それでたくさん来て、落ち着けなくなくなるのが心配。でも、今は来なさすぎだから(笑)」

 F「いいわよ、それでも。本当は、こういう店が、カフェが繁盛しなきゃダメなのよ!」



 ちょうどきのうはパンフの校正でデザイナーさんと打ち合わせしていた時で、一番の心配事が、3~4台しか停められない駐車場に、カフェのお客さんが占めてしまったら、お買物のお客さんが停めれないし。

 お買物の方優先ですと書くのもどうかな。Pは4台ですと書くか、カフェ長居の方はお問合せ下さいと書くのも変かなと、あれこれ悩んだ末、結局何も書かないことに…。

 
 狭い駐車場ですが、お買物には適当な台数で、たまにカフェのイベント時は皆さん近くのヨーカドーに停めて、タダ止めは良くないので、必ずヨーカドーにもお買物に寄ってねと。

 そこはもう、徐々に伝えていくしかないかなと。

 だって、現状打開でお客さんを増やそうとして新たにパンフを作るわけだから、そこから何か問題が発生したら、その時また対応策を講じる覚悟でいくしかない。



 私は若くないから、あんまり忙しくしたくないなという気持ちもあるけど、このままでは食べていくのもきついかなと、今回新たな顧客開拓にパンフをつくることにした。

 コージさんは忙しいのを嫌って、のんびり楽しくやろうよ派だったから、宣伝費をかけるなんて絶対なかったけれど、実際経営は厳しかったし、これから改善の余地は色々あるし。


 なんて、最後ちょっとグチっぽくなってしまったけれど、心機一転のおいものパンフで忙しく、最後の校正にワクワクしてるんです。デザイナーさんは、「大抵は新規開店した時に作るんですが、おいもさんのように長くやってきてパンフ作るのは珍しいですよ」と。

 そうか!やっぱり、私って変わってるのかなあ、普通じゃなくていいや(笑)。


 毎日何でお客さんが来ないカフェなんだろうとめげたりもするが、こうしたお客さまの声にホント日々励まされている。


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   庭のどくだみを干してお茶に。夕日がドアに反射する。



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 岩手出身の報道写真家   2019年9月6日(金) [政治・経済・社会]

 先日はじめてカフェに来られたお客さまが、DAYS JAPANが置いてあるのを見て、声をかけてきました。

 「これに、うちの弟の写真が載っているんですよ」

 「えー!」DAYS JAPANは世界中の報道写真家が載せたい雑誌です。

 「編集長の広河さんの写真講座に参加した縁で、作品も載せてもらい。福島原発の事故の後、これは伝えたいと現場で命がけで作業する人を撮った写真集も出しました」

 
 彼の名前は、小原一真さん。若くして福島原発やチェルノブイリなど、人が避けて通るような社会問題を写真家として追究していき、写真集で世界的な賞ももらっています。

 このような仕事を続けるのは大変です。すごいな、素晴らしいなと思います。

 DAYS JAPANは素晴らしい雑誌でずっと応援していました。この春休刊で残念ですが、カフェに置いていて、偶然ですが、素敵な出会いがありました。


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 おいものせなかだより9月  2019年9月5日(木) [おいものせなか通信]

 おいもだより9月ができました。

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 今月の第2週は花巻まつりで取りに来れない人もいて、とうふを1週間早めて、今週にしました。なので、明日とうふが入荷します!おからも入荷します。

 次回は、通常通り第4週目の金曜日に豆腐は入ります。





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 今どき、道路地図     2019年9月3日(火)

 今日は盛岡で友人の作品展の会場に行こうと思って、いただいた案内の地図を見て不安になりました。むむ、迷わずに行けるかなあ。

 そこで、きのう本屋さんに行って、ついに買いました。マップル♪

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 ええ、盛岡に行くのに、東北道路地図を買った!?

 もちろん、岩手県だけのが見やすいのだけど、そのうち県外に行くこともあるから、ついでに東北のを買っちゃおうと。これ、正規?スーパーマップルにくらべて安かったので、お店のたまったポイントで、ふふ、2100円。


 今はみんなナビだから、紙の地図を買わないよね。それも盛岡行くのに(笑)。

 コージさんがいたら絶対買わなかった。彼は初めての土地でもカンが良くて目的地に着ける人だったから。私はまったく方向オンチで土地カンがない。


 だから、やっと手にしたマップルがうれしくて、持ってるだけで迷っても安心と。今朝も「さあ行こうね!」と抱えて助手席に置いて、ルンルンと出発したが…。

 「でっか字」(150%!)がいいのか悪いのか、その分目印の店の情報量が少なくて、むむ、役に立ったかどうかといえば、ビミョーだなあ(-_-メ)。

 ちなみにスマホナビは、高速に乗せようと「左に曲がります」。無視すると、「Uターンです」を壊れたレコードみたいに繰り返すし、うるさいなー。やっぱり、信用ならん。


 たまにしか使わないのももったいないから、時々地図を眺めてようかな。
 これで北は青森、南は茨城のあたりまで行ける。遅咲きの放浪中年、あ老年か。


 「まるで、糸が切れたタコみたいだな」コージ

 
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 学校に行けない子ども      2019年9月1日(日) [暮らし]

 今日から9月。早いですねぇ。ついこの間まで「暑いねー」と言っていたのが、「もう秋になると冬が来るねぇ。やだねー」とお客さんとあいさつ代わり。


 9月1日が子どもたちの自殺が一番多い日なんて、はじめて知った。昨年のこの日、病院で「死なないで、生きて」とつぶやいていたという樹木希林の影響なのか、テレビも特集を組んだりして。

 渦中にいる子どもやその親は、本当に、毎日つらいだろう。なんとも言えない。


 うちの息子も不登校だった。小学校入学時から行きたくない子だったから、1年生の時から朝起こして登校させるまでが大変。無理やり行かせていたが、2年生の連休明けから、はっきり「行きたくない」と。

 毎日沈んだ顔で、遅れて登校していく姿に、親もつらい。「そうか、いいよ」

 それから、うちのことを手伝ってもらったり、下の子を子守してもらったり。
 学校に行かなくなった途端に、生き生き、元気になった。


 学校の勉強やスポーツ、集団生活の中での協調性とか、学校に行ってるからこそできること、子どもの成長に大切なことは多い。親も子どもが行っていれば、どこか安心していられる。

 でも、その子の性格や感性もあり、幸いうちの子はいじめではなかったが、どうしても学校の集団生活が合わなかったのだろう。一概にわがままとか怠け者といわれても、困る。

 
 子育てに限らず、その時に迷い悩んで、後になって、やっぱりあっちにすればよかったのかと後悔や反省は度々のこと。ただ、その時の精一杯の判断で、一番いいという選択をしてきたから、いいのだ。

 
 人と同じでなくてもいい。自分のやり方、生き方を見つければいい。そう簡単ではないけれど、がんばって。親は子どもを信じて、黙って見守るしかできないけど…。


 以前、おいもだよりに書いた、好評のエッセイ。2013年12月の通信の裏。

 https://oimono-senaka.blog.so-net.ne.jp/archive/201312-1


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