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 おいもだよりと5月のカレンダー   2024年5月9日(木) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだよりができました。今回ウラコラムはお休みします。
 書きたかったのですが準備不足で、これ以上発行を遅らせたくなかったので。

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 細心の注意を払って書いていても漏れがありました。値上りのところで、杉本園の無農薬茶が5月の新茶から値上がりします。今お店にある在庫は旧価格で販売しています。昨シーズンのですが、最近仕入れたので、古いものではありません。うちの新茶の入荷は今のお茶がなくなる頃からなので、しばらくお待ちください。

 
 ビッグイシューの最新号、坂本龍一の表紙の号は明日UPします。

 5月の営業日カレンダーです。かおりさんがカラーで作ってくれたのに、うちで印刷したら何故かモノクロに?(^_^;)。インスタはカラーで今日UPしました。写真も斜め!下手くそ(^-^;。

 来週の土曜日は14時閉店、日曜日は休業です。父の一周忌で、週末休みすみません。

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 おいものせなかだより2・3・4月  2024年2月16日(金) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだよりがやっとできました!(;^ω^)

 今から2・3月号だと、またすぐ次号が来るので、4月までの3ヶ月分です。(笑)
 だから、春のイベントが満載で、また字だらけ通信です、相変わらず(^-^;。

 タイムリーでこまめな情報は、ブログに載せていきます。インスタにも。
 営業日や休みが急に変更になる場合もありますので、ブログでお知らせします。

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 ウラコラム

 山からクマの風がビューンと吹いてきたよ   
                      2024.2.16

 昨秋は、クマが町に下りてきて、餌を求めて牛舎に入ったり、スーパーに出たりの騒ぎが各地であった。警察や猟友会が連日出動して捕獲し、その後クマは殺されたのか、山に返されたのか、ニュースになる度に気になっていた。

 1月末、秋田から来てくれたお客さまが熊のチラシを持ってきた。署名運動もしていますと。熊をイノシシやシカと同様の指定管理鳥獣に追加するよう環境省が検討を進めていて、それが決まると絶滅の危機になるのだと。え?11月においものせなかまつりで岩手県知事が来てくれて、熊が町に出ているのは、奥山のメガソーラー開発等の森林伐採も原因ではないかという質問に知事の明快な答えはなかったけれど、翌月曜日に環境大臣に熊対策を北海道、新潟の知事と要請したとの報道に、知事ちゃんと頑張っているんだ。「いや、それは…指定管理鳥獣に追加するよう要請しているんですよ」と、秋田の井阪さん。

 
 指定管理鳥獣とは、全国で人や農作物などへの被害が深刻で積極的に個数を減らす必要があるとして環境大臣が定めた鳥獣のことで、現在二ホンジカとイノシシが指定され、それぞれの個体数を10年で半減させるという目標の達成のための捕獲事業に国の交付金が交付されている。熊が指定管理鳥獣になると、熊の駆除にお金が出たり、禁止されていた奥山に入ってのくくり罠や箱罠による捕獲ができる事業が計画されてしまう可能性がある。くくり罠は残酷で、動物が足にひっかかると外そうともがく動物は足が切断される。中には足が1本しかないシカもいるという。


 秋田県では昨年1年間で、熊の生息数4400頭のうち半数の2200頭が殺処分された。熊は冬ごもりの前に脂肪を蓄えたいのに、増えたイノシシにドングリなどを食われてしまい、餌を求めて里に下りてきて逃げ遅れて捕まる。秋田では捕獲された親子熊を助けようと、日本熊森協会の新潟県支部長が夜中車を走らせて駆けつけ、殺処分なら引き取ると交渉したが、結局親子熊は殺された。秋田県の非捕殺は0。

 「秋田県に比べて岩手県は捕殺は少なく、放獣(山に返す)が多い、優しいんですよ。賢治精神でしょうか」と、日本熊森協会は言うが、調べたら昨年12月末時点で捕殺数789頭で非捕殺は26頭。え、これだけ?岩手県庁自然保護課にこのことを尋ねた。

 担当者は、「餌を求めて農作物の被害があれば放獣しても必ずまた戻ってきますから、やむをえず殺処分します。山に返すのは、町で迷子になってしまっただけの被害を出す怖れがない熊だけです。今シーズン熊で2名の死者が出ていることを重く見て、人命尊重を考えての対応です。なお、ツキノワグマが絶滅しないように捕殺数の上限は決めています」


 今年はブナの実が大凶作、針葉樹が多いのも問題では?という問いには、「広葉樹を植林するようにしています」との回答。(しかし、杉などの針葉樹は成長が早く、すぐにお金になるから、林野庁は広葉樹を植林する気はないとか!?)「指定管理鳥獣になると国から交付金が出ることで、熊を殺してビジネスにする会社があると聞いたが」の質問には、「岩手県では指定管理鳥獣の捕獲ができる認定を受けているのは2団体です。うち一つは猟友会で、もうひとつはハンターの人数が少ないので、ビジネス目的での捕獲はありえません」

 県は熊が絶滅しないようにしながらも、農作物被害や人命を最優先に駆除するという方針だ。熊は動物の生態系のピラミッドの頂点に位置し、シカやイノシシと比べ個体数が多くないし?殖力も弱いので、指定管理鳥獣となって今まで以上の殺処分をしていけば、絶滅してしまう。


 日本熊森協会ができたきっかけは、31年前に中学生が(痩せた)熊捕殺の新聞記事を学校に持ってきて先生に見せたことである。そこから熊を守る団体を当時先生だった森山まり子さんがつくり、生徒も次々活動を始めたという感動的な物語が、冊子「クマともりとひとと」(100円)に。熊を守ることは森を守り、人の暮らしを守ることにつながると、奥山自然林の保全・再生活動を行う。


 自然保護団体は会員数が増えれば、国の政策への声が大きくなるので、会員数を増やしたい、岩手県支部もつくりたいと、2月3日に兵庫県から日帰りで花巻に来て会員や猟友会の話を聞きに来た森山さんと当時生徒だった現会長。2月5日には東京に行き、北海道、東北の支部長など5名で環境省に14749名の署名を持って熊を指定管理にしないよう要望に行った。

 しかし2月8日、環境省の検討会議で熊の指定管理鳥獣が決まった。やっぱり…。その夜の県内ニュースのトップは指定管理鳥獣で、盛岡市猟友会の事務局長が、「お金がもらえるから、報奨金が出るから熊を殺すという人がいるといやだ。熊が住めるよう山の木を伐採しないで広葉樹の植林を進める対策をとってほしい」と語った。現場を知る猟友会の言葉に少しだけ安堵した。

 
 あらためて、熊の指定管理鳥獣をどう受け止めているのかを花巻市猟友会会長の藤沼さんに聞いた。「人身被害を与える熊は殺さなければ駄目だが、農作物被害で駆除するのには私は反対。山に放して、二度と下りてこないような対策をすることはできる。奥山の耕作放棄地に広葉樹を植林するとか、電気柵を設けるとか。指定管理鳥獣の交付金は、熊の生育調査や被害防除に使うべき。熊の保護は子どもたちのために、大人の義務としてね」花巻市猟友会は、熊のリーフレットを作り、小学1年生の入学時に熊除け防犯ブザーと共に配布しているのだ。


 秋田のクマ旋風からずっと頭はクマ。目の下もクマ[あせあせ(飛び散る汗)]ふと宮沢賢治の「なめとこ山の熊」を思い出した。約30年前に宮沢賢治一人語りでイーハトーブ賞受賞者の林洋子さんの公演を鉛温泉藤三旅館の広間で行った。「なめとこ山の熊」を作品の舞台の鉛の湯でやりたいと、洋子さんの提案か、こちらからだったか忘れたが、おいもは仲間と共に主催した。この作品は、熊の言葉がわかる猟師小十郎と熊の物語。林洋子さんの薩摩琵琶の重厚な音色と国内外公演1000回以上の熟練の語りによる、猟師と熊の情景が鉛の空に浮かんだ不思議な夜であった。


 報道で熊は怖い、害獣というイメージを持たされるが、熊は臆病で怖がりの動物だという。日本熊森協会は保護した熊を3頭飼っていて、「クマはすごく優しくて、人より優れているくらい」と森山さん。これは針葉樹を増やした効率優先の植林政策にも問題があるのではないか。「熊が山に住めなくなったのは人災」と藤沼さんは言う。「奥山はハゲ山になってるよ」と猟師も嘆く。

 「人とクマの住み分けができて、豊かな水源を守り多種多様ないのちを育む森づくりをしていく」と、秋田に移住した萱葺き職人の井阪さんは熊森の秋田県支部をつくった。熊は命をかけて、人間優先社会に警鐘を鳴らしてくれているのだ。

 うちはずっと鉛温泉の奥の山の湧き水を家とカフェに使っているので、水が枯れると本当にクマっちゃう(*´з`)。


 ※日本熊森協会は会員の会費と寄付で活動しています。1000円から応援会員になれます。






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 おいもののせなかだより12月・1月  2023年12月8日(金) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだよりがやっと出せました!11月は休んでしまい、1月と合併号です。
 年末年始や1月のお休みも書きました。来週水曜日12月13日は休業します。

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 ウラコラム

 図書館は宝の山!?~子どもからお年寄りまで楽しめる図書館を

                        2023.12.8

 11月27日、新花巻図書館の署名運動で市内外から集まった署名4730筆を市長に提出した。私は1万筆を目指していたが、保守的な花巻の風土とマンパワーが足りなくて伸び悩んだ。それでも人口120万の広島市で駅前商業ビルへの図書館移転の反対署名が5473筆というのだから、よくやった。花巻は新図書館の立地で駅前と病院跡地で二分され、計画から10年以上経つ。その経過はおいものホームページで。


 私は図書館が好きだ。休日には足を運び、通信のコラムも毎回テーマに沿って何冊も本を借りてよく利用する。築50年の建物は快適ではないから長居はしないけれど。図書館運動の仲間にはあまり利用しない人もいるが、彼らが熱心に署名を集めるのは花巻愛があるから。「20年後、30年後も、よかったと思える図書館を子どもたちに残したい」と、幼児からの絵本の読み聞かせなど本からの情操教育は大事だと考えている。想像力豊かな感性と、自分の意見を述べたり、考えたりする人を学校教育の場以外で育てる場が図書館だ。


 また、子どもからお年寄りまで楽しめる図書館は、まちづくりにもつながる。図書館を基点に中心市街地に人が流れるよう整備すれば、市民だけでなく市外から図書館に来る人が増えて、まちの商店街の経済も活性化する。このようにまちづくりの核としての図書館だけでなく、人口獲得のための対策として、移住から定住を促した図書館もある。島根県の離島、海士町(人口2300人)は「島まるごと図書館」で若者定住を増やした。「島にはコンビニもカフェもないが、図書館がある」と、都会から移住した若者は言う。たまに一人になれる空間が、図書館なのだ。


 図書館の役割は、「単なる無料貸本屋ではない」と、いま全国で新しい、開かれた図書館がつくられている。これからの図書館は地域の問題解決に役立つ図書館になることを期待されている。文部科学省の方針で、これからは課題解決型の公共図書館を提案しているのだ。

 たとえば、自分や家族が病気になったとき、仕事や人生で悩んだり、わからないことがあった時、お金の問題なども、図書館にはたくさんの本や資料がある。検索したり、司書に尋ねてみるのもいいし、東京の神保町では、図書館に探している本がないと町の書店を検索してくれ、観光やどこで食べたらいいかなどの案内も、司書が本のまちのコンシェルジュになる。

 Library of the Year(LoY※)2018の優秀賞の勝沼図書館は、ワインとぶどうの資料をコツコツと集め、司書が地元のワイナリーとも密接な関係で、よくワインの試飲会をやり、玄関には「ワイン飲めます」と書いてある。他に、地元の米粉の栽培と普及のために、米粉ベーカリーをレシピ本と共に貸し出した図書館もある。これらは地域の課題解決のためのビジネス支援の一例である。  ※これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して贈られる賞


 佐賀県に、スタバと蔦屋書店がある話題の武雄市図書館や、300人ものボランティアが支える市民協働の伊万里市民図書館、カフェやNPOの複合施設の中に、中高生も楽しめる東京の武蔵野プレイスなど、利用率が爆上がりした素敵な図書館が全国にどんどんできている。

 また、著名な建築家が手がけた図書館は、磯崎新「北九州市立図書館」、安藤忠雄「新潟市立豊栄図書館」、隈研吾「富山市立図書館」などがあり、新進建築家による作品の図書館も全国にたくさんある。そういう図書館は外からの来訪者も増えて、まちの経済効果が大きい。

 スタジオ併設で、講座や講演会、ミニコンサートの企画を行っている図書館も多い。毎年直木賞受賞作家や、人気の絵本作家をよぶ図書館もある。図書館は出会いと発見の場で、これまでまったく図書館に関心のなかった人や子どもたちを呼び込み、つなぐ役割を果たす。図書館を使って何かを学び、そこから得たものによって、幸福度が増していく。図書館は問題解決のヒントを与えてくれる知恵の宝庫、宝の山。

 岩手県で優れた図書館と紹介されるのが紫波町図書館。2016年にLoYの優秀賞を受賞している。官民連携の複合施設オガールの中にあり、町民との200回を超える対話の末にできた図書館は、地域の農業支援と野村胡堂ゆかりの地として胡堂文庫の歴史を受け継いでいる。


 さて、新花巻図書館は?私たちが希望する旧花巻病院跡地は宮沢賢治ゆかりの地で、広大な敷地は立体駐車場の必要がないし、遠くに霊峰早池峰の山々が、眼下に町並みが見える。そこにテラス席をつくったら、争奪戦必至。カフェもあるが、お腹がすいたらヨーカドーも上町商店街も坂を下りればすぐ。花巻城址につづく周辺を花と緑にしてベンチを置き、そこでマルシェを開けば、産業支援と人々の交流の場になる。映画の上映会や講演会ができるマルチスペースもほしい。隣接のまなび学園はシニアの生涯学習施設でこどもセンターがあり、高校生の学習場所にも活用されているので連携も◎。

 図書館利用率が高い高齢者が老後も楽しく暮らしていたら、若者は戻ってくる。年々人口減少の自治体では、維持経費を考えると市民協働で「おらほの図書館を支えよう」という、市民が望み愛される図書館がつくられるべきだ。


「駅前の希望もあるから、駅前と跡地双方の事業費を調査して市民に提示する」と市の答弁。高いか安いかで決める?調査費用は1800万円!12月議会で予算案を通して調査に9ヶ月もかかり、その後市民説明会を開き、来年度中に場所を決定するというが、また1年先延ばしと莫大な経費と時間にのけぞった。跡地は花巻病院との協定で市有地になるし、議会も図書館は市有地にと提案した。なのに、新たにJR用地を購入してまで市が駅前に固執するのはなぜ?跡地と事業費比較する調査は無意味、税金の無駄遣いでは?JRとの交渉記録の黒塗り文書はなに?そんな疑問をぶつけても回答が理解できない。1軒1軒歩いて署名を集めた市民の想いを、どこまで受け止めているのか。


 元朝日新聞記者の増子義久さんは、全国の友人100人に署名用紙を送った。署名を返してくれた中には、宗教学者で花巻の初代名誉市民の山折哲雄さんや、イーハトーブ賞受賞者の赤坂憲雄さん、哲学者の花崎皋平(こうへい)さんらの著名人も続々いて、応援エールに励まされる。
 花巻市は今まちづくりのパブコメ(※)を募集中だ。こんなまちにしたいという意見を送ろう。行政を信じて、自分のまちを一緒に良くしていこう!


 ※11/20から12/19まで、来年度から8年間の長期まちづくり総合計画についてのパブリックコメント募集。詳しくは花巻市の広報や市のホームページで。

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 おいものせなか通信 9・10月    2023年9月13日(水) [おいものせなか通信]

 お待たせしましたー(*^^*)、おいもだより今月号がやっとできました!

 秋冬展示会のお知らせとおいものせなかまつりの予告。先月笑わせた(^-^;ウラコラムは選挙運動で、ちょっとマジメな話題ですが、読んでください~。

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 ウラコラム            2023.9.13

 岩手県知事選挙と公開質問状のアツい夏


 この夏は、図らずも岩手県知事選の選挙運動に頑張ってしまった。

 現職達増拓也知事の5選目の出馬に、「飽きた」「達増さんは何をやった?」という声がチラホラ。対立する新人候補は県議2期目の千葉絢子さん。元アナウンサーの若い女性は新鮮に映るが、自民党と公明党が支援、疑問だ。自民党政権の最近の横暴ぶりは、放射能汚染水の海洋放出、マイナカードで紙の保険証を廃止、インボイス制度で零細事業者に消費税増税と、大企業優遇弱者切り捨て。そんな政治を岩手に持ち込んだら、確実に病院が減る、線路が廃線と不安だらけ。選挙は私たちの声を伝えるという民主主義の大事な行動だが、投票率が下がると自民党が勝つ。「関心なく、寝ていてくれればいい」と言った首相がいた。国民をバカにしている。


 昨年の花巻市長選で、市民の関心と投票率が低いことを痛感し、「暮らしと政治の勉強会」を始めた。暮らしと政治は密接につながっている。私たちの税金が有効に使われているかを視ることが大事。政策を見ずに、女性や刷新というイメージで投票する風潮は危険だ。両者の政策や考えを知って判断して投票してほしいが、新聞や選挙公報ではわかりづらい。私は公開質問状がいいと思った。でも、お盆明けに告示で、今からでは遅い?とか、色々考えると、正直勇気がいるなと、足踏みしていた。そこに、花巻市議の羽山さんが達増知事夫人陽子さんを連れて来た。私の矢継ぎ早の質問に明快に答える夫人。質問状はまだ大丈夫ですよと言われ、陽子さんを囲む県政の勉強会も快諾してもらい、背中を押された。急ぎ、身近な質問を17項目にまとめ、友人らに見せて意見や助言をもらった。

   
 8月5日、質問状を両候補に送る。その間、私は達増さんを知るために、師と仰ぐ小沢一郎さんの本を図書館から何冊も借りて読んだ。小沢一郎は世間での評判はあまり良くない。しかし、知識・見識の広さ、交渉力、国民の生活が一番が信条、情が厚い、人の悪口は言わない。アメリカも中国もトップ方は日本の政治家で小沢評価は高い。岩手からこんな凄い政治家が出ていたとは!なのに、ここまで叩かれて悪者にされてきたのは、なぜ?彼の著書で、「みんなが幸せな生活、豊かで平穏な生活が送れるようにするために、何をすべきか。それを考えるのが政治。政治家の役割であって、それ以上でもそれ以下でもない」。これが真の政治家の姿だ。地元は「小沢は被災地に来なかった」「母ちゃんに逃げられた」と悪く言うが、世間の情報を鵜呑みにしないで、自分で調べるといい。私が後援会から聞いた真実をブログ8/31に書いた。


 8月16日、質問状の回答をまとめて、おいものホームページにUPした。予想以上に回答の差が出た。達増さんの回答が秀逸。おいものアクセスは少ないので、岩手日報、岩手日日、河北新報に記事を載せてもらった。若い人に投票してほしいからSNSでの拡散作戦をと、うちの子どもたちに質問状を送ったが気配なし。2回目、相手候補の動画送るが無視。3回目、「岩手壊れるよ、岩手終わるよ」無視。4回目、「新田家の若い皆さんの拡散応援をお願いします」無視。オイ、この親不孝もんが[むかっ(怒り)]政治を語るのはカッコ悪いと思ってるのか?

 
 そうしたら、画家の飯坂真紀さんが「投票に行こう」の豹のポストカードを送ってきて、手紙に「質問状すごいね、twitterに上げたら200人くらい反応があって、どんどん拡散されてるよ」と。翌日Y さんが、「すごいよ!twitterで慶応義塾大学名誉教授の堀茂樹さんて方が質問状を褒めて拡散してるよ」えー!堀茂樹さんは、「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」という本の著者。とてもいい本。Sさんは、「twitterでおいもが全国的に有名になってるよ!」質問状がいつのまにか拡散されて、全国で岩手県知事選の与野党対決は盛り上がっていた。おいもの商売には何の影響もないし(笑)、ネットを見ない県内の有権者にはわからない。質問状は8頁あり、読むのが苦手な人、関心がない人に伝えるために、第2弾で候補者早わかり版を作った。知れば知るほど、達増県政は震災やコロナの対応と医療や教育支援でよくやってきたと感動した。

 
 花巻の総決起集会では達増側にくらべて、千葉側は大人数で千葉優勢と誰もが思った。そこにエッフェルの風が岩手に吹いた。ビュ~。放射能汚染水の海洋放出で、岸田政権に批判が出た。でも、達増陣営には油断できない選挙戦、大物が次々応援に来る。沖縄から玉城デニー知事が駆けつけた。何と全国で非自民の知事は岩手と沖縄だけだった。生デニーを見に行き、沖縄は子どもの貧困対策に60億円の予算に感動し、演説前に達増さんは一人一人握手して回り、私に気づいた陽子夫人が、「拓ちゃん、拓ちゃん、ほら、おいものしっぽさん!」

 
 全国トップクラスの子育て支援をつくった元明石市長の泉房穂さんは、「達増さんはすごいことやってはる。謙虚で自己アピールしないから、わしが代わりに喋ったろか!全国でもピカイチの知事やで!」と関西弁で説得力・迫力満点。れいわ新撰組の山本太郎さんは、「達増さんが知事で岩手はラッキーですよ!岩手から国を変える力がある!」蓮舫さんの「汚染水ダメでしょ!震災後、漁業者も行政もみんながどれだけ努力してきたか!」の演説に、「蓮舫はアツが強くて苦手」と言ってたYさん、涙が出た…と撤回。私も皆さんの熱い演説に、薄い胸も胸アツ。

 
 結果は10万票差で勝った。達増さんはすごい経歴と実績なのに、口下手で自慢下手。でも、純粋に県民のために働いてきたのが伝わった。私は、お店はもちろん郵便局や花屋に温泉と、行く先々で遠慮がちにチラシを渡し、市町村長に手紙まで書いてしまった。ドンクサい。トップが変わるだけで、私たちの暮らしは良くも悪くもなる。忖度(そんたく)?素晴らしい資源がある地方が、国に頭を下げてお金をもらわないとやっていけないのか?安全と言うなら原発も放射能汚染水も基地も東京湾につくればいい!

 
 達増さんの、「岩手をエンパワー(力をつける)して、希望と幸福にあふれるふるさとを創造しよう!」は、シンプルだけど奥深い言葉。知事を先頭に「オールいわて」で力を合わせて、みんなもわたしも笑顔で暮らしていける岩手に、力をつけていこう、頑張りましょう! 




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 おいものせなかだより7・8月   2023年7月27日(木) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだよりがやっとできました!3・4月号以来です。

 どんどん字だらけで読みにくいですね(>_<)。ウラコラムも頑張りました(笑)。

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 ウラコラム

 小田とおならとペペロンチーノ、and ~忠雄


 7月9日、小田和正のコンサートに行った。オフコースの武道館連続10日間コンサートに3日間も行ったのが1982年だから、実に41年ぶりと言いたいところだが、5年前夫がいなくなった数か月後に娘がチケットを取ってくれて、結婚後初めて、38年ぶりに小田の盛岡公演に行けた。


 半年前、東京のナオコさんから、「小田さんの追加公演が盛岡であるので、一緒に行きませんか?」という連絡に、行く行く!チケットはすぐ取れたのかと思いきや、数か月後、「取れました!ファンクラブ会員も殆ど取れなくて、私も全会場申し込んだのに、盛岡だけが取れました」え、ファンクラブでも?これは、岩手はファンが少ないからかなと思っていたら、盛岡は会場が小さいから競争率が激しかったと後で聞いた。


 いよいよ当日、ナオコは小田のTシャツを着て新幹線に乗っていたら、何人ものファンに声をかけられたという。盛岡駅から会場へのシャトルバスで会った愛知県の女性はチケット取れなくて、当日券目当てに来て、ダメだったら東北を観光しようと早めに会場へ。幸い初日当日券で入れたので、2日目も当日券で入るという。駐車場には、秋田、福島などの県外ナンバー。盛岡駅からのシャトルバスは10台近く。県外から新幹線で来た人か。

 
 ライブは電光掲示板にデカ文字で歌詞が流れる。皆手を叩いて、おじおば合唱。和正、「昨日今日と盛岡ですが~、1週間位やりたいくらいですっ」に、会場がウワーと拍手。ナオコ曰く、「リップサービスはしない人で、珍しくピョンピョン跳ねてたのは上機嫌だからだよ。小さな会場のほうが観客と一体感があって好きみたい」後でナオコの小田トモ情報では、「盛岡公演よかったらしいね」と評判。さすがの情報網。「ところでナオコさんはいつからファンなの」と聞くと、「12歳から。当時鹿児島に青い三角定規のコンサートに友だちに誘われて、デビュー直後のオフコースが前座で歌ってたのを聞いて」…うっ、負けた(-_-;)。


 開演前にナオコ、「小田さん前より声が出てるからね」え、75歳だよ!2時間半全力で歌い、歩き、美しい高音も健在。「長く歌ってくれて有り難い。子育て中はお金も時間もなかった。今やっとライブに行けて本当に幸せ!」と言ったナオコシャトルバストモの言葉に超同感。歌い続けてくれて、うれしくて~うれひくって、言葉にできないっ♪


 ナオコさんを紹介してくれた古い友人キョウコも、小田抜きで遠く広島から合流。翌日は沿岸に行きたいというので喜んで案内。和正聴きながら♪だが、CDがダメな車にラジカセを積んで、あれ動かない?なぜかエアコンも効かないのよね、うちの車。途中東和町の車やに寄ってみてもらう。あら両方スイッチが入ってなかっただけ(^_^;)。和正鳴らし陸前高田の震災伝承館を見学して、今まで報道で知るだけだった震災や津波のことを実際に知れてよかったと。


 次にどこに連れていこうかと考えたのが、「子どもほんの森遠野」。私たち、絵本や絵が好きというかわいい熟女(笑)。1・2月のこのコラムでも紹介した世界的建築家安藤忠雄が、この国に絶望しながらも希望を子どもたちに託した。たくさんの本を読んで、過去を学び、今を考え、未来を想像してほしいと、自費で設計・建築し、大阪に次いで2番目に遠野市に寄贈した図書館だ。


 古い商家を改装した施設は天井まで絵本がディスプレイされ、現代美術のように美しく、居心地抜群。子どもの絵本や図書だけかなと思っていたら、自然から美術など13のテーマ別に見やすく、大人も楽しめる本が選書され、意外な本に出会い、ずっといたくなる。


 3人で床で本を見ていた時に、キョウコがブッと屁をした。あっとうろたえ恥ずかしがる彼女に、「私もお店で出る時あるよ、お客さんも私も知らんぷりするけどね~」と、しょうもないフォロー。それからそれぞれ本棚を散策して、また自然と集まった時に、私がコンビニ若者しゃがみのせいかブッと屁が出た。キョウコは顔をくしゃくしゃに嬉しそうに、即座にナオコに手を振り、「今度はあんただよ」と。他の来館者もいる図書館で、屁こき熟女が声を押し殺して笑いころげるの図。

 そこで思い出したのが、うちに小さな子ども連れのお客さんが、「またトイレ貸して下さい。すみません、ここに来るとなぜか子どもがうんちをしたくなって。よほどいい気が流れているんですね」と。…えっ、おいもって、うんちしたくなる空気感なのか?


 ほんの森は靴のままの書架と靴を脱ぐ板の間があり、回遊しやすいよう途中に竹の下駄も用意されている。ここからは土足ね、3足並んだ竹の下駄の一番端に大きめの楽そうなサンダルがあって、これにしよう~と履いて本棚を眺めていた。しばらくして、「すみません…」と声かけられ、「そのサンダル僕のなんです」。青年がすまなそうにしている。えー知らずに履いてしまってごめんなさい!と言ったら、「紛らわしいのを履いてきてすみません」と平謝りで帰っていった。こっちが悪いのに、なんと謙虚な田舎の若者。そばでナオコに目撃され、ニタニタと笑ってた。


 ここは文化施設とかで、本の貸出しはしないが、また来てのんびり本を散策したい。そして、スタッフの対応がていねいで素敵。心から楽しんで、喜んで、感動したナオコとキョウコ。ここに来るのが最初で最後かもしれない観光客を、これほどまで喜ばせる図書館って、なに?


 私はいま新花巻図書館の移転問題に取り組んでいる。市は駅前立地を進めるが、図書館を普段利用しない人や観光客も満足する図書館は、便利さや蔵書だけではない。ついリラックスして屁も出てしまい、ウンチもしたくなるような居心地のいい空間だ!と実感した。屁(へ)屁(へ)(^^ゞ。


 沿岸から遠野、温泉と濃密ないち日の夜は、簡単な手料理。最近得意のペペロンチーノを張り切って作ってる最中、前日に研いだ包丁がまな板から跳んだと思ったら、足の甲に直撃か、血がダラダラ。ギャー、二人は止血!と慌てるが、私は傷よりも、「あー、麺が茹で上がる、ぺ、ペペロンチーノがー」と、足は動かせず手はコンロ、いやコント。おば旅ならぬおだ旅で若返った。明日からまた笑顔で頑張ろうね、ファイト~。


「読書を通して得られる知識や体験は、スマートフォンで得る情報とは比べものにならないくらいの価値があります。(中略)自分の心に残る大切な一冊を探してみてください」
 安藤忠雄の遠野開館に寄せたメッセージ。やっぱり忠雄はイイこと言うなあー。ファンになっちゃうわ(^.^)。


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 おいものせなかだより3・4月   2023年3月15日(水) [おいものせなか通信]

 遅くなりました(^-^;、おいものせなかだよりができました。
 3月11日(土)にできましたがUPできず、またしつこくウラコラムを少し直したところもあります。土曜日に渡した方、よかったら訂正版を見てください。

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     「春は来る」と走りつづけて、30年                        2023.3.11

 おいものせなかは30年前、「新田リサイクル工房&おいものせなか」で開店した。1989年に隣町東和町で廃品回収の仕事を始めた夫を、私は0歳と2歳の子育てしながら手伝い、ごみ処分場の資源ごみ回収と古着、古道具を県内各地で行商販売もした。3K の仕事に見られがちだが、ちょうどリサイクルという言葉が流行りだした時で、環境問題の講演をよく頼まれたり、ごみがリサイクルで再生されるのが面白かった。

 だが、3年後に空前のリサイクルブームで鉄屑や古紙等の資源価格が暴落し、零細廃品回収業者は廃業の危機に立たされ、今こそ自給自足の生活を始めようと提案。当時私は、途上国の貧困問題の解決には自給自足の暮らしが理想で、それは結婚時の約束だった。小さな畑を開墾して豆腐や納豆を作ったりしていた。ところが夫は、子どもがいるから自給自足は不安だ。リサイクルのノウハウはあるし、人に喜ばれる仕事だから、リサイクルショップをやれば続けられる、それには私の協力が必要だと言う。私はイヤどす!お店は朝から晩まで忙しくて子どもは放ったらかし、自分の実家を見ていて反対したが。結局、私は毎日お掃除オバサンを引き受けるのに、自然食とエコロジーの店も一緒にやるならばと条件を出す。「そんな店、ただでさえ背水の陣なのに足を引っ張るぞ」と反対されつつ花巻に移り、おいものせなかを開店した。


 「不用品はありませんか?」のチラシを新聞折り込みして、まだ使える電化製品、家具、古本、古着が次々持ち込まれた。買取りはせずに、新聞古紙100%のトイレットペーパーをあげて、「このままでは集めた古紙がゴミになる」「集めたら使う!リサイクルへ」と地道に発信。当時リサイクルショップは珍しく、予想外に軌道に乗る。一方隣でコソッと開けてるおいものせなかは開店1周年に「第三世界ショップバザー」をやり、新聞やテレビで紹介され注目を浴びるが、また閑古鳥。

 私の仕事の大半は埃まみれのリサイクルショップの作業だったが、合間にフェアトレードの講演会などのイベントもよくやった。だが5年経ってもヒマな店。お客さんを待っていてもだめだと、エプロン脱いで化粧をし始め、おいもに力を入れようと積極的にイベントにも出店した。岩大生がサークルを作りフェアトレードチョコを広め、フェアトレードが徐々に知られていった。

 10年経って、夫が50歳で「俺、絵描きになる」宣言。おいもをウラで支えてきたリサイクル業を撤退するという。子どもが小中高とこれからお金がかかるという時に?おいもだけでは生活していけないよ(泣)、夫は「何とかなるさ」。清水の舞台から飛び降りた。

 リサイクルを空けた倉庫で10周年記念の「おいものせなかまつり」を開催。うちの商品の生産者が販売、講座、フェアトレードファッションショーなど盛沢山の企画。おまつりは毎年大盛況だったが、15周年でやめた。心身ともに消耗していた。こんなに頑張って働いていても、苦しい。ただ、私が地域でお産の市民運動を立ち上げ、お金にならない活動にかなりの労力を注いできたのも足を引っ張っていたかも。半ウツ状態で、お店もフェアトレードもやめたい、でも生産者の現場に行ってもいないし、最後に現実逃避でネパールの旅に出た。

 ネパリ・バザーロの案内で生産者を訪ね、工房では皆が笑顔で「フェアトレードの仕事があってうれしいです!」と感謝された。私がやめるのは簡単だけど、生産者の生活がかかっている。彼らの家を見た時、不自由なく揃っている自分が苦しいというのが恥ずかしくなった。そういえば、よその家と比べて嘆く子どもたちに、「途上国ではもっと大変な状況で暮らしているんだよ、うちは豊かだ幸せだ」と常々諭していたのに。現場を訪れたことで講演にも力を入れ、市内外の中学や高校でフェアトレードと環境問題の講演を行った。

 実はおいもが花巻でなく盛岡でやっていたら、もっと楽にやれたかもと移転も考えた。冬は寒過ぎるこの建物がつらく、花巻市内に物件を探したこともあった。お客さまの声と、色々な条件が合わず、再びここで頑張ろうと倉庫を改装してカフェをつくり、20周年のおいもまつりをやった。そこで、商品を深く理解してもらおうと、「おいものエコブランチ!」を始めて、料理と生産者のお話は毎回好評。ヒマなカフェだが、食・健康・環境・人権・貧困・政治のテーマでお話会や映画上映会等に活用している。


 これまでの通信を見返すと、頻繁にイベントを企画し、商品や社会の情報を発信し、よく頑張ってきたなと思う。おいもはタダの店じゃないと言ってきた。社会の不公正・不公平は私たちの意識と暮らしから変えていけると通信やブログで政治的な話題も発信してきた、闘う店!(笑)。私が40年前に世の中の矛盾に気づき、海外で活躍したい気持ちもあったが、地域からの変革が大事と、岩手に住んだ。

 まさかこんなに大変だったとは…。土地柄もあるが、選んだ夫が農耕でなく狩猟民族だった。結婚時の約束「家事育児半々!」も破られ、お店もうまく乗せられて一緒に始めたのに、自分だけさっさとイチ抜けたで、結婚詐欺師か?こんな風においもは順風満帆ではなかったが。店の支払いに窮していると、夫は山のキノコやロトで当てて突然大金運んできたり、何でも廃材で修理し大工仕事など何をやらせてもカンが良くて器用貧乏。それがこうじてほんとに神様になった。びんぼう神。離したくてもひっついてくるメンドウな神様だった。

 カフェは、フェアトレードのコーヒー・紅茶から、暮らしにフェアトレードを取り入れてほしいのと、考えがあった。私がもし先に逝ったら、夫は今更外に働きに出ないから、カフェのマスターで好きな薪ストーブをいじりつつ、お店は誰か人を使って任せれば、何とか食べていけるだろうと考えた。でも縄文人には余計なお世話だった。        

 いま貧困や戦争で大変な状況の人たちに比べたら、私の困難は。自分が弱かったのか。でも、おかげで強くなった。人生は思うようにいかないけれど、自分が選んだこと、必要な試練だったのだと、今は前向きに受け止めている。30年、変な苦労話を書いてしまい、ごめんね(*’ω’*)。

 
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 おいものせなかだより1・2月号  2023年1月12日(木) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだより今月号ができました。毎度字だらけ!ネコ灰だらけ。。。

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 ウラコラムは、また恥ずかしげもなく、自分のことを書いてます(^▽^;)。
  

 ワクワクして「老化」を走ろう ♪(←走らんで歩け) 2023.1.12

 めったに風邪もひかない丈夫な私も、昨年末はからだの不調に慌てた。60歳頃から、毎年市の健康診断とがん検診に行っている。今や二人に一人ががんという時代、早期発見に越したことはないと。昨年12月、市から分厚い封筒が届いた。いやな予感。肺がん検診で要精密検査、医師への紹介状が同封されていた。実は1年余り前から空咳が出ていたので、肺がんの心配はあったから、ショック。いや、前も大腸がんの時に要精密検査で異常なかったから、今回も精密検査は逆にいいきっかけだと言い聞かせた。

 その日の夕方、急に左脚がしびれてきた。こんなの初めてで、その後左膝周辺が痛くなり、温めればいいかなと早めのお風呂に。しかし痛みは引かず、風呂上がりの着替えに、パンツはくのも一苦労。いやはや、介護されるようになるとこうなるのか。2階の自宅へ這うようにして階段を上り、台所の椅子に何とか座れても、数歩先のひざ掛けを取りに行けない。気持ちも悪くなり、試しに梅肉エキスを飲んだら収まった、これ最強。

 一体この症状は何だとネットで調べた。「気持ち悪い、片脚が痛い」は動脈硬化の疑いあり。ええーあたった?脳梗塞の前兆?お酒が原因?日本酒、ワイン、たまにバーボンも…。すみません、もうお酒はやめます!いや、ちょっと減らしますから、脚を治してください!と誰に言ってるのか、とにかくその晩は晩酌とブログもやめて早めに寝た。

 翌日痛みは引いたが、まだ左脚を引きずる。たまたま帰省した娘が医者行けとうるさいので、店番頼んで病院に行った。整形外科の診断は、膝の軟骨がすり減っている変形性膝関節症の初期、動脈は大丈夫。膝に水がたまっていて、太い注射器で抜く時、「いてー!」と思わず大声。

 膝痛は高齢者に多いと思っていたから、え、わたし?自分ではまだ若いと思っていても、加齢は着実に来ていた。前に書いた骨粗しょう症も予備軍だ。しかし、食事は気をつけているし、運動もしているし、一体何が原因?(年だよ)今までのように、「無添加・無農薬の食品を食べていれば、私みたいに病気知らずの健康な体になりますよ」なんてえらそうに言えない、ああ恥ずかしい。


 数日後の肺がんの精密検査は異常なしだった。ただ医者でもわからない影があるからまた来年来てねと。外に出て、「え、私ふつうに歩けている!」と、今まであたりまえに歩けていたことに感謝した。不調はそんなことに気づかせてくれる。ずっと元気でいたいから、自分の健康にも注意しつつ、もっとお客さんのためにも日々の食生活と運動、薬膳も勉強してアドバイスできるようにしたいと思う。骨粗しょう症や膝痛は、まずは自分が実験台にいい機会をもらったと感謝。足腰を丈夫にして旅も出たいから、語学も懲りずに勉強しよう。バア、やることがいっぱいだ。


 こんなふうに体の不調が老化と共にやってくると、年をとることをマイナスに考えてしまいがちだが、年を重ねたからこそ得られるものも多い。ものごとがよく見えてきたり、動じなくなったり、精神的に解放されたりとか。

 1年前のこの欄で90歳を過ぎても現役で、日々成長したいと励む女性たちを紹介した。作家の宇野千代の新刊「98歳まで生きてわかった、超ポジティブ思考がいちばん!」は、「幸福も不幸も自分の気持ち次第」「困難にも逃げずに、体ごとスルッと入ってしまえば、辛さはなくなる」「幸せな思い込みはその通りになる」という生き方に元気が出る。

 一方で、ビッグイシューで知った「絶望名言」の著者頭木弘樹さんは、「本当につらい時、心に届くのはポジティブな言葉ではなく、ネガティブな言葉ではないか」と語る。よくわかる。本当につらい人に「頑張って」なんて安易に言えない。病気同様、つらく困難な経験は、弱者の立場と人の痛みがわかるようになったりする。渦中にいる時は絶望するが、乗り越えた後に、それらすべてが糧だったと思える日が来るといい、そう願う。


 最近読んだ世界的建築家の安藤忠雄の記事を紹介する。安藤忠雄は60代と70代で2度がんを患って、手術で胆のう、胆管、十二指腸、脾臓、膵臓を摘出、「五臓」がない。81歳になった今も元気で、世界中から依頼を受け、走り続けている。

 「日本は経済成長を成し遂げたが、いまは食糧難、資源難、エネルギー難、円安、人材流出…、安心は不安に変わってしまった。大半の国民は『日本、大丈夫か』と心配しているが、『誰かが何とかしてくれる』で思考停止しているのではないか。この私でさえ『絶望的だ』と感じるが、立て直すためには子どものための図書館づくりだ」と。私費を投じ、自治体に寄付。大阪や神戸、遠野にもつくった。

 「想像力と好奇心を養い、よく考え、挑戦する勇気と自由な発想を持ち、忍耐力のある子どもたちを育む環境を責任ある大人としてできる限り提供する」

 「本当の幸せとは、光の下にいることではない。光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走る。無我夢中の時間の中にこそ人生の充実がある。だから、『あれも面白い、これも面白い』と好奇心を磨いていけば、国や人の『老化』は食い止められるはず。人も国も青いままの方がいい。熟れたらおしまい。だから我々、青いままで真剣に生きないといけない。覚悟と希望を持ってね」


 岸田首相の防衛費増額と増税、原発事故の放射能汚染と被災者補償など色々未解決なのに原発増設。国民の声を聞かず、戦争に向かう舵を切った。独裁的な政権に物申すのは高齢世代が多いが、真剣に日本の将来を案じている。
 昨年のおいもの「暮らしと政治の勉強会」も若い人が少ない。なぜ高齢世代が世の中を正そうと叫ぶのか、若者は戦争をはじめ修羅場を乗り越えてきた年長者の意見に耳を傾け、今日本が向かっている先をじっくり考えてほしい。自分たちの幸せのために。本は世界を広げるツール、読むことや聞くことから始めるといい。



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 おいものせなかだより11、12月  2022年11月26日(土) [おいものせなか通信]

 おいものせなかだよりが、やっと出せました(^_^;)。ますます、字だらけです。

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ウラコラム

 この国は恐ろしい国?(※) ~弱者に寄り添わない国の政策

                          22.11.25

 インボイス制度をご存じだろうか。来年10月から施行される税制で、施行まで1年を切り、フリーランスや小規模事業者の新たな課税に強い反発があり、10月26日に東京で大規模な反対集会が開かれた。これまで年間の売上げが1000万円以下の個人事業主は、消費税の免税事業者だった。アニメーター、声優、ライター、アーティスト、農家などは、年間売り上げが1000万円以下で、経費を除けば実質所得は150~200万円である。その低所得の事業者から消費税を新たに徴収する。10%(約15万円)の消費税課税は生活していけず廃業を余儀なくされる。

 また、これまでも納税事業者は例えば商品の売上げにかかる消費税から、仕入れの消費税分を差し引いて、消費税を納税する仕組みだが、インボイス制度は仕入れ元が発行するインボイス(適格請求書)がないと、仕入れにかかる消費税分を差し引けず、自社の負担が増す。インボイスの発行ができるのは課税事業者だけ。なので、フリーランスは仕事先から課税事業者になるか、仕事を打ち切られるかの二択を迫られている。フリーのライターや校正者に仕事を依頼するプロダクションも納税の更なる負担は死活問題だからだ。

 政府は公平な納税に欠かせない仕組みとするが、これは国が国民の弱い者いじめでしかないと、当事者だけでなく国会議員や経済ジャーナリスト、税理士も導入に強く反対する。国は富裕層には優遇する税制にし、富裕層減税で減った税収に国民から公平に搾り取った消費税が回され、公約だった社会保障や福祉に消費税はまともにあてられていない。国の大半を支える小規模事業者が廃業していけば、どうなるのか。小さな有機農家も深刻だ。みんな勤め人か非正規労働者になれということか。アニメや演劇などの文化が衰退していくと業界は懸念する。下請け業者の税負担が増えた分、価格も上がるだろう。

 彼らだけの問題ではない。国は消費税を10%から北欧並みに上げていくための準備のインボイス制度だから、すべての国民に関わる問題だ。今ならまだ間に合う。誰でもが自分がやりたい仕事ができるように、反対の声をあげて廃止にしよう。「STOP!インボイス」で検索すれば、わかりやすい解、説動画や反対集会でアニメーターなど、多くの「私がSTOP!インボイスに声をあげる理由」が聞ける。または、change.orgでも。


 今年4月から食品の表示が次々改悪されている。かつて食品の表示は厚生労働省や農林水産省が管理していたが、2015年の食品表示法の施行に伴って、表示の所管は新たに設置された消費者庁に一元化された。消費者庁はその後、年ごとに順次食品表示基準の見直し検討会を開催し、検討を進めてきた。これまでも食品表示には不十分な点が多く、日本消費者連盟は何度も意見書を出してきたが、いつも業者の意見ばかりが通って、消費者の意見は無視され、わかりにくい表示が改善されずにきた。

 更に、今年から、「遺伝子組み換えでない」「Non-GMO」などの表示は今までのようにできなくなり、食品添加物の「無添加」「不使用」表示も規制されている。これらの表示はこれまで、遺伝子組み換え推進派や食品添加物業界が目の敵にしていた表示だった。どちらの表示も、わかりにくい法定の食品表示の代わりに、商品の特長を消費者にわかりやすく伝える役割を果たしてきた。今までは任意で表示できたが、消費者庁はこれをできないようにした。消費者庁はその名の通り、消費者の利益を守るための役所のはず。それが業界の言いなりで消費者にわかりにくい表示にする。

 食品表示基準で食品添加物は原則物質名で表示するように決まっているが、実際に物質名で表示されている食品添加物は多くない。それは特定の用途やグループに属する食品添加物は「一括名」や「類別名」で表示されているから。その中には安全性を懸念される食品添加物もある。例えば「膨張剤」の中には、アルツハイマー病のリスク要因と疑われるアルミを含むミョウバンが使われ、「増粘多糖類」には発がん性の疑いのあるカラギーナンがよく使われている。

 加工食品の原材料の原産国表示は3カ国以上なら国名を書く必要がなく「輸入」と表示でき、パンの原料の小麦粉の「国内製造」表示は、国産小麦でなく、米国産やカナダ産の小麦を国内で製粉している。輸入小麦には遺伝子組み換え栽培や有害なプレ又はポストハーベストの使用が懸念される。また、「合成」や「人工」の表示は禁止され、「合成保存料不使用」や「人工甘味料不使用」などの表示ができなくなり、「化学調味料」の表示自体もできなくなった。私たち消費者は食品の安全性を知る権利、選ぶ権利がある。(日本消費者連盟の消費者リポート4月号より)


 介護保険制度の利用者負担が1割から2割になり、その他の費用負担も上がる法案が審議されている。これは当事者だけでなく、将来家族の介護など若者にも影響があるすべての人の問題である。今40歳以上は介護保険料を払っているが、予算が足りないからと30歳から徴収する可能性も指摘されている。高齢化社会に突入したいま、無視できない問題。ネット署名change.orgのサイトで詳しい説明や動画なども見れる。

 日本は先進国の多くが食料自給率100%の中で40%以下の最低の自給率だ。農家を大事にしない国。更に農家を苦しめる政策を農水省が決定した。水田活用交付金が向こう5年間で1年間でも稲作をしないと交付金を打ち切るのだ。コロナ禍で米価が暴落し、米の減反拡大を打ち出す中で、転作した畑をまた1年でも米を作れというのは農業つぶしだと農家は反対する。水田を畑に畑を水田に転換するのは簡単なことではない。農水省の考えも合理的だという声もあるが、現場を知らない、農家の声を聞かない政策は予算削減のための弱い者いじめではないか。

 政治は国民の税金を預かって、国民が安心して暮らせる社会にすることだ。しかし、この国は弱い、貧しい国民に寄り添っていない政治。マイナンバー制度しかり、国民の暮らしがどんどん国が管理しやすいように画一化されている気がする。弱者や多様性を認める社会になってほしい。

 ※「この国は恐ろしい国」は1988年初版の人間選書のタイトル。当時世界一お金持ちの国といわれた日本の福祉行政の貧しさをリポートした本。



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 おいものせなかだより9・10月号    2022年9月9日(金) [おいものせなか通信]

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 ウラコラム 香港と沖縄に想う          2022.9.9

〇 ドキュメンタリー映画「時代革命」

 先月、映画「時代革命」を観た。158分という長さと重い内容への不安は、映画が始まってすぐに消し飛んだ。最後まで目を離せず、泣きそうな気持で観た映画だった。これはフィクションでなく、実際に今の時代に起こっていることだと思うと切ない。香港では上映禁止なので、カンヌ映画祭などで直前まで知らされずにサプライズ上映され、国際社会に深い衝撃を与えた。監督はキウィ・チョウ。穏やかな中に芯のある、若い監督だ。


 映画「時代革命」は、2019年6月に香港の民主化を求める大規模デモからの約180日間を撮ったドキュメンタリー。2回目の6月16日のデモには、人口の3割の約200万人が参加した。デモの発端は、犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案が立法会に提出されたこと。あたりまえの自由を求めて、10~30代の若者が牙をむきだした権力に、命がけで立ち向かっていく。「僕が尽くした相手は香港ではなく、香港人だ。次の世代のため、未来のため、すべてを捧げる」「自分は真の香港人だと思っている」香港人に強い誇りをもって、中国の支配に抵抗する。

 多くの逮捕者や犠牲者を出した民主化運動は、この改正法撤回を勝ち取ったが、2020年夏、より強圧的な香港国家安全維持法が施行され、自由への圧迫はますます強まった。ネットで「映画時代革命」を検索しただけでも逮捕されるという。言論の自由がない、民主的な選挙ができない。「国家の犯罪や暴力に抵抗するには声を上げ、行動し続けるしかない」と、キウィ・チョウ監督。すでに十数万人が香港を離れたが、彼は香港にとどまり、逮捕されることも覚悟で、映画制作を行っている。「間違っていないと思うことをいつも通りにやり続ける、それだけです」。


 映画のパンフレットで、日本在住で香港に家族がいる20代女性のメッセージから。
 「ロシアとウクライナの動きに、香港人はとても関心を持っています。香港と台湾も、同じように同時に中国にやられるんじゃないか、と不安視しています。今後、中国共産党は、香港と中国に対して動きを強めていくでしょう。(略)台湾の問題も日本を巻き込むでしょうから、日本の若い人たちも、もっと政治に注目した方がいいです。政治は生活に深く関わっています。みんなの暮らしも受けている教育も、ビジネスの発展も、結局政府や制度が影響していて、政治が悪くなると今の生活はなくなるのです。自由な生活がなくなってしまった今の香港を通じて、そのことを考えてみてほしいのです」

 日本でも秘密保護法など、政権批判監視や報道の自由が脅かされる悪法が成立している。決してひと事ではない。
 盛岡のルミエールで9月23日から上映される。自由とアイデンティーをめぐる、絶望と希望の物語。スクリーンでしか観られない、衝撃の158分。



〇 沖縄復帰50年  

 今年は沖縄復帰50年。新聞やテレビで沖縄戦の特集がなされ、あらためて沖縄の問題を考えさせられている。日本は敗戦の戦況にもかかわらず降伏せず、本土防衛のために沖縄を捨て石に戦場にさせ、20万人以上の住民が巻き込まれて死んだ。敵の米兵よりも怖いのは、日本兵だった。そして今も日本の米軍基地の7割が沖縄にあり、土地を奪われ、騒音や暴行事件など多大な負担を沖縄に課してきた。


 沖縄県民は50年前、「基地のない平和な島」を目指し、基本的人権や平和憲法のある日本へ復帰したが、日米両政府は「基地の島」を押しつけ続け、県民投票で72%が反対にも拘わらず、政府は辺野古新基地建設を強行している。海底の軟弱地盤や遺骨混じりの土砂の使用も大問題だ。さらに政府は沖縄本島周辺の南西諸島に自衛隊の新拠点を建設しミサイル配備をして戦争準備を進め、有事になれば沖縄が再び戦場になるのだ"(-""-)"。


 横浜のフェアトレード団体ネパリ・バザーロの土屋春代さんは、東日本大震災後に東北被災地の支援活動に尽くし、陸前高田の椿油製油所や野田村の山葡萄ワイナリーの起業の復興支援に関わった。それらが軌道に乗った後は、気にかけていた沖縄に目を向け、沖縄カカオプロジェクトをスタートさせ、カカオの栽培はじめ黒糖や海塩の沖縄の生産者を応援する。

 さらにアジア太平洋戦争の書籍や資料を調べて、沖縄戦の生き証人に会って話を聞き、ネパリの季刊カタログに渾身の記事を書く。前号では沖縄の特攻隊のこと。最新の秋カタログでは、終戦後、日本軍による久米島の住民虐殺の事実を知って言葉を失った。戦争は罪のない民間人を平気で殺す。大義名分で行う破壊・殺人は国家犯罪に思える。

 
 戦後、日本は戦争で犯した罪をきっちり検証し教訓とせず、歴史教科書から削除して、なかったことのようにした。土屋さんは久米島の記事の中で、「同じ敗戦国ドイツは『過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる』と、罪に真摯に向き合い、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)の現場を残し、世界中から訪れる人々に恐ろしい戦争犯罪を伝えています。日本では戦争の悲惨さを伝え、平和の大切さを訴えるための施設の多くは民間による運営で厳しい経営状況を抱えています」

 沖縄カカオプロジェクトのチョコレートの売上げから寄付される、福島の子どもたちの保養施設「沖縄・球美の里」も民間施設で支援者の寄付で支えられている。(沖縄カカオプロジェクトは第4期支援会員を募集中)土屋さんは、「戦後生まれが大半になった今だからこそ、自ら積極的に過去を知る努力を続けなければなりません」と、久米島の虐殺の記事を締めくくる。


 「歴史は学ばなくてもいい」と言ったこの国の政治家がいた。国民は知るな、考えるなと教育基本法を改悪し、報道にも圧力をかける。選挙権を18歳に下げたのも、徴兵制のため?現政権は憲法改正、自衛隊のミサイル配備等、戦争の準備を着々と進めている。戦後77年、沖縄の人たちの痛みを知り、過去の戦争の歴史も学ぼう。私たちの税金は軍事費5倍(増額)よりも、平和のために、国民の福祉に。主権者は納税者である国民だ。




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 おいものせなかだより   2022年7月23日(土) [おいものせなか通信]

 昨日届いた梅のお渡しで、昨日から盆暮れが一緒に来たような梅ラッシュでした。

 やっと、今月のおいもだよりができました。梅のお客さんに渡したいと、髪振り乱して仕上げて、昨日何とか渡せましたが、変更あります。

 お盆休みが昨日は8月16日まで、今日のは17日までと、1日経ったら休みも1日延びました(^_^;)。

 完熟梅が、お一人コロナの濃厚接触者で取りに来れず、4kgキャンセル出ました。


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 ウラコラム  改憲と消費税のこと

〇暮らしと政治の勉強会vol.4 「ウクライナでの戦争は日本になにをもたらすか」     6月26日(日) おいものせなか

~命はなによりも大切、私たちの戦争死を防ぐのが憲法第九条  川島茂裕さんのレジメより


 結論、ウクライナでの戦争が日本にもたらすのは、防衛費の増大、憲法に自衛隊を明記させること、その先は、憲法で厳禁されている集団的自衛権を、中国に対抗するために、アメリカ、オーストラリアと結ぶこと(NATOのアジア版)。

 私(たち)のめざす国は、非同盟、中立、非武装の日本→インドに学ぶ(伝統的外交政策である非同盟中立を堅持)・戦死は、侵略される側にも、侵略する側にも、あってはならない。それを憲法に明記したのが、自衛戦争さえ否定した日本国憲法第九条。戦争という選択肢を一切なくして、あくまで、平和的な話し合いによって、解決すべしとしたのが、それである。

・日本国政府に、他国(ロシア・北朝鮮)の核兵器保有を非難できる国際性正当性、説得力はない。なぜなら、日本政府は、核兵器廃絶条約に同意していないから。

・日本国政府に、ウクライナのチェルノブイリ原発をロシア軍が占領したことを非難できる根拠はない。なぜなら、日本は国策として、原発を稼働させているからである。戦争が始まったら、原発を狙うのは当然。昨今の自衛隊に原発を防衛できないのは自明。

・ウクライナでの戦争を、ロシアは、「侵略」「戦争」と認めていない。日本は、かつて、満州、中国への侵略戦争を侵略と認めず、
事変と称したのと同じ誤りを繰り返すが、プーチンを非難できる正当性はない。

・NATOは、日本国憲法が禁じている集団的自衛権の極地である。つまり、同盟国が攻撃を受けたら、自動的に同盟国として、
攻撃国に参戦するというものは、他国の利益のために、日本人が戦死するということ。



〇 7月の参議院議員選挙で、野党が消費税の廃止や減税を訴えたのは実現可能なのか?    
 
 今ではあたりまえのように払っている消費税が導入されたのは1989年。「直接税と間接税の比率の是正」ということで導入れた。直接税というのは所得税や法人税。間接税というのは当時は酒税や自動車、たばこなど特定の物のみにかけられていた税。直接税の方が多いということが富裕者の間で問題になり、消費税が導入された。それがいつのまにか、「社会保障の財源」と言われるようになり、消費税率が上がっても、年金は下がる、介護保険料は上がる、社会保障が良くならないのはなぜなのか?
 

 2021年度の税収総額は約57兆円。このうち消費税が占める割合は約35%。18年度まで最大の税目だった所得税(約18兆円)を上回り、法人税の2倍を超える規模となる。1990年度と比べると、消費税は4倍超に増えたのに対し、税率を段階的に引き下げてきた法人税は2分の1に減った。消費税の税収は、その73%が大企業と富裕層の法人税や所得税・住民税の減税の穴埋めに消えてしまった。所得の低い人ほど負担感が強い不公平な消費税。


 参議院選挙の後3年間は国政選挙がなく、その間に自民公明与党は、消費税を19%まであげると言われている。防衛費を捻出する必要があるから。消費税導入から33年、社会保障は切り下げに次ぐ切り下げ。消費税は増税されるたびに消費を抑制し、格差と貧困を広げてきた。斎藤貴男氏(※)は、消費税を弱いものを痛みつける「悪魔の税」と、怒りをもって言う。


 欧州では、ドイツが消費税に当たる「付加価値税」の減税に踏み切っている。英国や韓国も付加価値税の税率を引き下げている。世界では、すでに91の国と地域が付加価値税の減税を実施・予定。マレーシアは2018年に廃止。大企業優遇の国アメリカでさえ、消費税は貧困層や中小企業を圧迫し不公平すぎるという理由で、何度も導入は却下されて、消費税はない。


 消費税を廃止や減税にしたら財源はどうするのかというと、2019年の結党から消費税廃止を訴えてきた「れいわ新選組」党首の山本太郎は、「税はあるものからとれ、ないものからとるな」と答える。大企業の法人税と富裕層の所得税を上げれば、消費税廃止でも財源は賄えると。日本の企業の99.7%が中小企業で、赤字で消費税が払えずに倒産や自殺する経営者、貧困を苦に自殺する若者。23年秋のインボイス制度導入で零細企業や農家のなど自営業者は更に首を絞められる大問題なのだ。


 強者優遇・弱者切り捨ての政策で、この国に希望が見えるだろうか。憲法改正して戦争ができる国にして、防衛費倍増、米国の兵器爆買い、米軍基地の思いやり予算、、税金を湯水のように使う政権を選んだのは、国民である。私たちが知らないうちに、戦前のような怖い法案が次々通っていく。マスコミ真実を伝えないから、何も疑問を持たず、「自民党に任せていれば安心」と。不公平や差別なく、誰もが暮しを脅かされることなく安心して暮らせる社会をするためには?少しの疑問から社会は見えてくる。


 参考資料 
わらしべ農園通信、※ジュニア向け著書「ちゃんとわかる消費税」(斎藤貴男)、「消費税が社会保障を破壊する」、れいわ新選組政策



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