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 おいものせなか通信 9・10月    2023年9月13日(水) [おいものせなか通信]

 お待たせしましたー(*^^*)、おいもだより今月号がやっとできました!

 秋冬展示会のお知らせとおいものせなかまつりの予告。先月笑わせた(^-^;ウラコラムは選挙運動で、ちょっとマジメな話題ですが、読んでください~。

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 ウラコラム            2023.9.13

 岩手県知事選挙と公開質問状のアツい夏


 この夏は、図らずも岩手県知事選の選挙運動に頑張ってしまった。

 現職達増拓也知事の5選目の出馬に、「飽きた」「達増さんは何をやった?」という声がチラホラ。対立する新人候補は県議2期目の千葉絢子さん。元アナウンサーの若い女性は新鮮に映るが、自民党と公明党が支援、疑問だ。自民党政権の最近の横暴ぶりは、放射能汚染水の海洋放出、マイナカードで紙の保険証を廃止、インボイス制度で零細事業者に消費税増税と、大企業優遇弱者切り捨て。そんな政治を岩手に持ち込んだら、確実に病院が減る、線路が廃線と不安だらけ。選挙は私たちの声を伝えるという民主主義の大事な行動だが、投票率が下がると自民党が勝つ。「関心なく、寝ていてくれればいい」と言った首相がいた。国民をバカにしている。


 昨年の花巻市長選で、市民の関心と投票率が低いことを痛感し、「暮らしと政治の勉強会」を始めた。暮らしと政治は密接につながっている。私たちの税金が有効に使われているかを視ることが大事。政策を見ずに、女性や刷新というイメージで投票する風潮は危険だ。両者の政策や考えを知って判断して投票してほしいが、新聞や選挙公報ではわかりづらい。私は公開質問状がいいと思った。でも、お盆明けに告示で、今からでは遅い?とか、色々考えると、正直勇気がいるなと、足踏みしていた。そこに、花巻市議の羽山さんが達増知事夫人陽子さんを連れて来た。私の矢継ぎ早の質問に明快に答える夫人。質問状はまだ大丈夫ですよと言われ、陽子さんを囲む県政の勉強会も快諾してもらい、背中を押された。急ぎ、身近な質問を17項目にまとめ、友人らに見せて意見や助言をもらった。

   
 8月5日、質問状を両候補に送る。その間、私は達増さんを知るために、師と仰ぐ小沢一郎さんの本を図書館から何冊も借りて読んだ。小沢一郎は世間での評判はあまり良くない。しかし、知識・見識の広さ、交渉力、国民の生活が一番が信条、情が厚い、人の悪口は言わない。アメリカも中国もトップ方は日本の政治家で小沢評価は高い。岩手からこんな凄い政治家が出ていたとは!なのに、ここまで叩かれて悪者にされてきたのは、なぜ?彼の著書で、「みんなが幸せな生活、豊かで平穏な生活が送れるようにするために、何をすべきか。それを考えるのが政治。政治家の役割であって、それ以上でもそれ以下でもない」。これが真の政治家の姿だ。地元は「小沢は被災地に来なかった」「母ちゃんに逃げられた」と悪く言うが、世間の情報を鵜呑みにしないで、自分で調べるといい。私が後援会から聞いた真実をブログ8/31に書いた。


 8月16日、質問状の回答をまとめて、おいものホームページにUPした。予想以上に回答の差が出た。達増さんの回答が秀逸。おいものアクセスは少ないので、岩手日報、岩手日日、河北新報に記事を載せてもらった。若い人に投票してほしいからSNSでの拡散作戦をと、うちの子どもたちに質問状を送ったが気配なし。2回目、相手候補の動画送るが無視。3回目、「岩手壊れるよ、岩手終わるよ」無視。4回目、「新田家の若い皆さんの拡散応援をお願いします」無視。オイ、この親不孝もんが[むかっ(怒り)]政治を語るのはカッコ悪いと思ってるのか?

 
 そうしたら、画家の飯坂真紀さんが「投票に行こう」の豹のポストカードを送ってきて、手紙に「質問状すごいね、twitterに上げたら200人くらい反応があって、どんどん拡散されてるよ」と。翌日Y さんが、「すごいよ!twitterで慶応義塾大学名誉教授の堀茂樹さんて方が質問状を褒めて拡散してるよ」えー!堀茂樹さんは、「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」という本の著者。とてもいい本。Sさんは、「twitterでおいもが全国的に有名になってるよ!」質問状がいつのまにか拡散されて、全国で岩手県知事選の与野党対決は盛り上がっていた。おいもの商売には何の影響もないし(笑)、ネットを見ない県内の有権者にはわからない。質問状は8頁あり、読むのが苦手な人、関心がない人に伝えるために、第2弾で候補者早わかり版を作った。知れば知るほど、達増県政は震災やコロナの対応と医療や教育支援でよくやってきたと感動した。

 
 花巻の総決起集会では達増側にくらべて、千葉側は大人数で千葉優勢と誰もが思った。そこにエッフェルの風が岩手に吹いた。ビュ~。放射能汚染水の海洋放出で、岸田政権に批判が出た。でも、達増陣営には油断できない選挙戦、大物が次々応援に来る。沖縄から玉城デニー知事が駆けつけた。何と全国で非自民の知事は岩手と沖縄だけだった。生デニーを見に行き、沖縄は子どもの貧困対策に60億円の予算に感動し、演説前に達増さんは一人一人握手して回り、私に気づいた陽子夫人が、「拓ちゃん、拓ちゃん、ほら、おいものしっぽさん!」

 
 全国トップクラスの子育て支援をつくった元明石市長の泉房穂さんは、「達増さんはすごいことやってはる。謙虚で自己アピールしないから、わしが代わりに喋ったろか!全国でもピカイチの知事やで!」と関西弁で説得力・迫力満点。れいわ新撰組の山本太郎さんは、「達増さんが知事で岩手はラッキーですよ!岩手から国を変える力がある!」蓮舫さんの「汚染水ダメでしょ!震災後、漁業者も行政もみんながどれだけ努力してきたか!」の演説に、「蓮舫はアツが強くて苦手」と言ってたYさん、涙が出た…と撤回。私も皆さんの熱い演説に、薄い胸も胸アツ。

 
 結果は10万票差で勝った。達増さんはすごい経歴と実績なのに、口下手で自慢下手。でも、純粋に県民のために働いてきたのが伝わった。私は、お店はもちろん郵便局や花屋に温泉と、行く先々で遠慮がちにチラシを渡し、市町村長に手紙まで書いてしまった。ドンクサい。トップが変わるだけで、私たちの暮らしは良くも悪くもなる。忖度(そんたく)?素晴らしい資源がある地方が、国に頭を下げてお金をもらわないとやっていけないのか?安全と言うなら原発も放射能汚染水も基地も東京湾につくればいい!

 
 達増さんの、「岩手をエンパワー(力をつける)して、希望と幸福にあふれるふるさとを創造しよう!」は、シンプルだけど奥深い言葉。知事を先頭に「オールいわて」で力を合わせて、みんなもわたしも笑顔で暮らしていける岩手に、力をつけていこう、頑張りましょう! 




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