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 オンラインシンポジウム    2020年7月19日(日) [お産・医療]

 今日ははじめてのオンラインシンポジウムを行いました。
 私が理事を務めている、NPO法人お産サポートJAPANの総会・シンポジウムです。
 オンライン…聞こえはカッコいいけど、苦手な私はうまく入れるかが心配でした。


 「いま!お産の現場」というテーマで、4名のシンポジストがスピーチしました。
 
 約30名の医療者や看護学生、会員などが自宅のパソコンから参加。東京、神奈川、遠くは広島や滋賀、岩手からの参加者で移動もなく半日で終わり、これもまたいいねと早速次の企画を理事たちはやる気満々(笑)。

 今年度はコロナの影響で、実際に集まっての講演会などは行わず、次回のシンポジウムを11月1日(日)に決めました。
 
 チラシのお知らせが後になってしまいました、すみません(*_*;。

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 「いわてで産むノート」   2020年6月6日(土) [お産・医療]

 そういえば、ちゃんと宣伝していなかった、お産の冊子。

 先日のブログに書いたように、お産と地域医療を考える会の会員や医療・行政関係者合わせて約100通送って、この冬からの冊子の仕事はまずひと息つきました。

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 「いわてで産むノート」、タイトルからしてカッコいいなあ(笑)B6版20頁。
 内容については、お産と地域医療を考える会のホームページに目次を載せています。
  https://oimonosenaka.com/osan/

 表紙絵はとださちえさんにと決めていました。「お産ぽ通信」を10年間一緒に作ってきた仲間です。メッセージ性が強いマジメな内容なので、表紙の絵に魅かれて手にとる、そういう下心もありあり(笑)。

 
 これから妊娠出産する若い女性に読んでもらえるようにと、デザイナーの田舎ラボの高橋ひろみさんと相談しながら、大分苦労おかけしました。おかげさまで、いい感じにできて満足です。


 正直、素人の手づくりに医療者や行政の反応が心配でしたが、皆さんから、「柔らかい表現でほっこりしました」「産む側の想いをちゃんと伝えつつ、医療者などにも配慮がなされている」「とてもいい、看護関係者や看護学生にも渡したい」と、とても好意的な評価を頂き、安心しました。


 頑張って作った甲斐がありました。よかったー。ほんと、難産でした。

 会の相棒の小野寺さんは、産院マップや助産院の確認、自治体の産前産後支援サービスの情報収集など、私が苦手とするパートを受け持ってくれました。二人でお店のレジ前で、カフェで、何回も何回も打ち合わせをして、私が原稿を書けずにいた時も励ましてくれました。言い出しっぺは私でしたが、彼女の協力がなければできませんでした。

 つくる過程で、どんどん岩手の地に、産科医や助産師への想いも湧き、3月のおいもだよりで延々と書いた、誰でもが幸せなお産をという願いもえいっとぶつけました!(笑)


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 先日、手伝ってくれたママたちとお疲れさん会を行いました。小野寺さんが得意のお菓子を作ってきてくれ、みんな子連れで来るかと思いきや、旦那さんに預けて一人で来たのです!

 「口紅塗ってきました、ネックレスもしてきました、ブローチまでしてきました!」と、めったにない一人のお出かけにキャーキャー爆笑。わら。

 本題の冊子の反省や感想がどこかに飛んじゃって(^_^;)、ずっと笑いっぱなしのサロンと化した2時間でした。


 冊子は、事務局のおいものせなかにあります。無料配布です。

 制作費に予算オーバーしてしまい、ああ今年度の予算が…(*'ω'*)。
 あと5人くらい入会歓迎です!年会費1000円で活動を支えます。
 カンパもいつでもいくらでも(笑)。





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 会報の発送作業      2020年5月25日(月) [お産・医療]

 きのうは「考える会」の発送作業でした。いつもなら、2~3時間で終わって、その日の午後には投函できるのですが、今回は会報、総会資料のほかに冊子も加わり、すごく時間がかかってしまいました(*_*;。

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 会員数は多くないのですが、いつも会報を送っている病院関係に冊子掲載の産科施設などは冊子を複数部送るので、間違わないように、漏れがないようにと細心の注意を払い、終わったのがなんと夜の8時前!( ゚Д゚)~~

 朝10時から二人で始めたのですが、私は途中お店やカフェのお客さまで中断。
 でもおしゃべりしながら、年に一回の大きな発送作業なので、淡々と進める。


 会員さん、掲載施設には今日メール便で出しますので、少しお待ちください。
 病院関係は数が多いので、あらためて水曜日頃に発送の予定です。


 私と小野寺さんは謙虚で遠慮がちなので(笑)、誰か手伝ってくれたらもっと早く終わるかなと思ってますが、言えずに(^_^;)。次は声かけてみようかな。

 
 でも、まず会員さんへの発送が終わったー!よかった、よかった。
 1か月前にできた冊子も、まず会員さんに送ってからと、箱入り娘でした。

 
 夕べはヘットヘトに疲れて、夜9時前にスーパーで値引きの天丼買って、子どもに「プラのままレンジにかけれるの?」とラインで聞いたら、即「ふたをとる」。ほ~、そうか。


 ずっと休みがお産の冊子や会報でちゃんと休めなかったから、今日明日はもうお産のことはやらないぞ~(´◉◞౪◟◉)イエーイ、わら。



 
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 お産の会のホームページ!   2020年5月23日(土) [お産・医療]

 お産と地域医療を考える会のホームページができました!

  https://oimonosenaka.com/osan/

 まだ検索ではヒットしないので、このURLをぜひお気に入りに!(笑)
 会報もやっとできて、明日発送作業です。冊子と一緒にいよいよ出ます。

 今回の冊子のいきさつや苦労談などは、会報に書きました。ふふっ(*^^*)。


 ホームページ制作をお願いしたのは、やえはた自然農園の藤根香里さんです。
 おいもで香里さんのみそっこクッキーや玄米ポンを置いています。


 実はおいものホームページも香里さんにお世話になっています。


 元システム・エンジニアだった香里さんは、ホームページのデザインや制作はやっていなかったというのですが、こちらの要望を聞いて素敵にしてくれました。

 素直でカンがいいのでしょう。お菓子作りやかご編みなど、何をやっても上手いのです。


 トップページの絵は、とださちえさん。これまでも、「お産ぽ通信」や「お産といのちの全国ネット」でも描いてもらいました。もちろん、冊子の表紙もです!


 お産関係のブログを、お産とおいもと両方を更新するのは大変なので、これまでどおり、おいものブログの「お産・医療」のカテゴリーで書いて、お産の会のサイトからも飛べるようにしました。


 URLが「おいものせなか・お産」になってて、あれ?と思われるでしょうが、会の予算が独自のドメイン?をとる余裕がなくなったので、この形なら無料ということらしく、ご了解を。


 お産に関係のない方も、まず一度はのぞいてみてください(*^-^*)。
 
 まずは、これでどんな会だか、はじめての方にも知ってもらえます。

 
 今後とも、お産の会のホームページをよろしくお願いします!

 
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 まだお産は終わらない…    2020年5月19日(火) [お産・医療]

 先月やっと冊子ができて、お産の仕事から解放されたと喜んだのも束の間。

 次に待っていたのは、「お産と地域医療を考える会」の会員に送る会報づくり。


 そして、冊子が世間に知られたら「何々、どんな会か?」「ホームページはあるのかな?」と今どきは検索するから、この機会にホームページをつくることにした。

 
 それまではかわいい冊子を外に出せない、いまだ段ボール箱入り娘である。

 
 それで、今回の休みも返上で、お産のしごとでトホホのホ(*´з`)。。。

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 ホームページ用に16年分の活動資料をあれこれ調べて、このありさま。

 会報とホームページでパソコン作業で疲れて、出かけようとすれば。

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 今年はバラがガバッとしだれてて車の前を遮ってるから、手前で止めてる。
 コージがいればジャマだとバツバツと切ってるから、ここまで伸びたのははじめて。
 車に乗り込むのも枝を払ってドアに花を挟まないようひと苦労。やさしいな(笑)。


 息抜きに産直に行って、野菜の苗を買った。毎年植えるときだけよくて、そのあと放ったらかしで収穫も悲惨だから、コージにやめろと言われてて、そうだなー今年こそやめようと思ってたけど。


 やっぱり、きゅうりとミニトマトくらいは出来立てとりたいなと、つい手が出てしまい。

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 伸びて暴れても目立たないように、塀のそばにひっそりと植えた。
 なんか知らんけど、ジャンボししとうとハートの形のミニトマトも初挑戦。
 手前に花でも植えて、下手くそな野菜栽培をなるべく隠すつもりだ。


 たけのこが出ていた。庭にじゃなく、産直の棚に。わらびも並んでた。
 じっと眺めて悩んだ。お手頃で、買って食べて~と言わんばかりに目が合った。
 
 むむ、今しかない旬のものを食べようと、買った。

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 お産のことや、外仕事やって、フーと夕方台所に入ればデンとかまえるたけとわら。

 あーめんどくさい、処理がね~と年に一度で忘れるから調べて、うわー時間かかるな、でもやるしかないとぬかで煮たり、重曹であく抜きしたり。


 そして、またお産しごと(-。-)y-゜゜゜翌日やっと食べれるように。

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 やればできるじゃん(*^-^*)。

 しかし、この忙しい魔のループを何とかしないとダメだ。ちゃんと休みたいよ。
 「ぶんちゃんはこれが終わったらと言っても、すぐまた次の仕事が入るんだから」と、忙しいのが嫌いなコージに言われてた。

 いつまでも忙しいで終わりたくないもの。特にお産は完全にボランティアだからなあ(*_*;。どんだけエネルギーかけてるんだろう。


 また、明日から営業日、一週間がんばれるかな。いや、


   がんばらない by 鎌田實

 

 
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 お産の冊子、その後     2020年2月20日(木) [お産・医療]

 今日は年末のブログで書いた、お産の冊子づくりの第2回目の編集会議を行いました。

 あれから2ヶ月も経つのに、やっと2回目?て思いますよね。1月にそれぞれの分担で調査・取材などを行っていたわけですが、目玉の企画が難航して、中断していました。

 
 産院不足問題に少しでも明るい情報を、意義がある冊子をと、今やらないでいつやる?誰がやる?今のタイミングでうちしかないでしょ!(笑)と始めたものの、正直なところ自信をなくしかけていました。一度こけたらなかなかエンジンがかからず、困ったなあと気も重くて。


 でも、乗りかかった船、年度末までには完成させなければなりません。もうエンジンをかけねばと、協力してくれるママたちに集まってもらいました。


 おかしかったのは、あるママは原稿が進まず、待っている私に連絡できず、買い物したいのにお店にいきづらくて困ってましたと(笑)。なんだ、私もフヌケで連絡できず、お互いさまじゃないとゲラゲラ。


 やはり、一人でウンウン言ってるよりは、顔合わせて話し合うと問題がクリアになって、次に進むことができました。午前中の2時間ばっちり会議して、みんな元気になって、では原稿頑張りましょう!と。


 私たちは医療を受ける側で、医療の素人でもあり、市民の目線でどれだけのものができるかな?もしかしたら、今回力を入れた企画が難しかったように、医療のプロには評価されないかもしれない。それはわかりません。


 でも、言えることは、誰もやらない行動を起こしたこと、ものを生み出していく過程で新たな発見や勉強になることがあること。このわずかな期間の苦しい中でも、それはよかったなと確信しています。


 評価を今から気にするな。何でも楽には生み出せない。

 と、自分に喝を入れました(笑)。


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 アットホームな工藤医院    2019年12月24日(火) [お産・医療]

 昨日の夕方、花巻市の工藤医院を訪問し、小暮院長と白戸医師にお話を伺いました。

 工藤医院は年間240件の分娩を扱う創立約90年の産院です。小暮院長が10年前に着任されてから、医療介入の少ない自然分娩に切り替えていきました。

 「うちは助産師が有能なので、医師は黒子ですよ。陣痛促進剤も必要な時だけ使い、会陰切開をしなくても助産師の会陰保護が上手いので、裂傷がほとんどなく、たまにあっても少し縫うくらいです」


 実はおいものお客さまも工藤医院でお産する方は多く、満足度がとても高いのです。畳の部屋で自由な姿勢ができるフリースタイル出産で、家族立ち合いで陣痛中もずっと助産師がそばについているという大病院にはない良さがあります。

 建物は古い感じですが、中に入れば明るいあたたかい雰囲気で、スタッフも感じよく、ご飯も美味しいと評判の、まさにアットホームな産院です。

 と、ここまで宣伝みたいになりましたが、来春から花巻ではここ一軒だけになるというので、もっとバタバタと大変な様子を想像していたのですが、院長もスタッフも大らかな感じで、まだ増えても大丈夫ですよと。ピンチな状況にも逆に元気をもらえて、うれしくなりました。


 しかし、自然なお産はとても人の手がかかるため、助産師・看護師を募集しています。「中部病院が分娩制限で助産師の行き場がなくなるのではないのかな。もったいない。ぜひ助産師の力を発揮できる工藤医院に来て下さい」と小暮院長は切に願っていました。


 10年後に100周年を迎える工藤医院には、これからも花巻で続けていってほしいです。そして、愛知の吉村医院のように遠方からここでお産がしたいという家族のための宿泊設備も備えたり、産前産後のランチ会ができるようにこの機会に改築してくれたらなあと思っちゃいます(*^-^*)。



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 ハードなお産の一日     2019年12月23日(月) [お産・医療]

 今日はお産でハードな一日でした。産むのでなくて、活動でですよ(^_^;)。


 朝から会の事務局の小野寺さんと盛岡へ、会員の岩手県立大看護学部教授の福島裕子さんに県内の出産環境の現状についてのお話を伺いました。大学で助産師養成コースを行っている福島さんは県内の助産師の調査なども早くから行われ、専門的な知識や情報も豊富で、活動の参考になりました。

 

 午後は総合花巻病院の後藤院長にお会いしました。来春新築移転の花巻病院は約90年前に花巻で初めて医療の灯をともした病院で創立者は高村光太郎や宮沢賢治と交流があり、老人施設や保育所も兼ね備えた地域の総合病院として新たなスタートを切ります。

 そこにもし産科医が一人でも来てくれれば産婦人科は復活するのか、助産師外来や院内助産はどうかとかすかな期待をかけてしつこく聞きましたが…。まず、産科医は3人必要なこと、助産師の確保やスペースの確保、経営面などを考えると非常に難しいという返答でした。

 後藤先生は「現代は診療科が専門化されてね、昔の医者はどんな病気でも診れたんだよ」と、新たな病院では総合診療科を新設して、まずどの科に行けばわからない症状に対応するとのこと。産科医だけでなく医師不足で診療科が減り地域医療の存続が厳しい中で、立派な病院を新築して頑張る総合花巻病院を利用し、地域で支えていくことが大事だと思います。

 総合花巻病院http://www.hanamakihospital.or.jp/ PR動画をぜひ

 
 夕方は、来春から花巻で一軒だけになる産院、工藤医院にお邪魔してお話を伺いました。工藤医院でのお話はまた長くなりますので、できれば明日報告します。


 小野寺と私はこんな過密スケジュールにもう老体にムチ打って、ゼイゼイハアハアです。皆さんお忙しい中の貴重なお時間を頂いてのインタビューは緊張の連続です。でも、皆さん好意的にお話をして下さって、本当に感謝です。ありがとうございました。


 きのうは冬至。一応毎年やっているから、ゆずを1個買って、かぼちゃを煮て食べてと。
 お風呂に入ってあがって、あ、台所にちょこんとゆずがある。

 ああ~、忘れてたー!ゆず入れるの(*´▽`*)

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 花巻市の産科不足の取り組み    2019年12月18日(水) [お産・医療]

 先日のお産の活動報告を夕べUPしようと何度も試みましたが、更新画面だけがなぜかフラッシュ攻撃で全くできず!?前日のアホなホッカイロから、すぐに次を更新して隠蔽工作したかったのに失敗(;^ω^)。前置きはこれくらいにして、マジな話に移ります。

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 12月16日(月)、花巻市の産院不足問題について、「お産と地域医療を考える会」の新田と小野寺が、花巻市健康福祉部地域医療対策室の長山義博室長にお話を伺いました。    (以下、会はお産と地域医療を考える会、市は花巻市)  
                                

会:市内の久保クリニックが産科をやめ、県立中部病院への東北大からの医師引き上げによりこれまでの月50件以上から15件に分娩制限するため、産む場所がなくなる、遠くまで通わなければならないという状況に、市としてはどういう対策や取り組みをしていますか。


市:中部病院の産科については、岩手県と何度も話し合い、市から要望を行って、また、岩手医大や医師会にも直接お願いに上がり、岩手医大から中部病院へ産科医を師派遣いただけることとなりました。しかし、岩手医大でも医師は十分でなく、何名派遣できるのかは明確でないことと、これまでの東北大のやり方と医大のやり方の違いもあるとのことで、当初は月15件程度に制限しながら徐々に増やしていくと聞いています。


(会:久保さんは市内で一番多い分娩施設で年間300件、内花巻市民が150件と聞き、市内の二つの個人産院で遠野・北上・奥州市などの中部医療圏もカバーしていました。中部病院の年間550件が180件になり370件と久保さんの300件で単純計算しても年間670件の分娩が産む場所を失うことになります。これは、当会が2004年に活動のきっかけになった岩手県立花巻厚生病院の産科閉鎖の年間400件の産む場がないと大騒ぎした数を大きく上回るという大変な状況です)


会:産科医不足に加えて深刻なのが助産師不足で、久保さんでも助産師不足がひとつの要因でもあります。花巻市は市内の産科に就職する助産師に就職支援金等の対策を発表しました。


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 詳しくは花巻市ホームページでhttps://www.city.hanamaki.iwate.jp/kenko_iryo_fukushi/chiikiiryo/1010235.html


市:市内の二つの産科医療機関、久保クリニックと工藤医院において助産師・看護師を確保することが目的です。出産や子育てで休職していた助産師や看護師の方、県外からも就職いただきたいと考えています。県内の助産師養成の大学で学んでも半数以上は県外へ流出してしまうこと、岩手医大を卒業した産科医であっても、岩手に残るとは限らないこと、さらに2024年からは、医師の働き方改革によって、医師の時間外勤務の縮減が実施されることから、医師が集約化されていくことが懸念されます。医師不足が深刻なのは地方であって、医師の偏在が問題です。2030年頃には医師が関東圏などでは余ると言われています。


会:医師不足は2004年に岩手を皮切りに全国的な社会問題になり、国は医師養成数を増やしたり、偏在をなくすために、国が地域医療研修として医師不足の地方に数年間義務化するとかの案も当時は出ていましたが、義務化はされていないようですね。


市:医師養成事業の奨学金を受けて医師になられた方であれば、義務履行期間がありますが、、この期間が終われば、県内に残るかどうかは医師の気持ち次第ですから、そこは義務化できないでしょう。

会:お産は本来医療でなく自然な営みでありながら、病院の集約化で計画分娩や管理分娩が増え、妊婦が主体の満足度の高い出産が減ることを危惧しています。当会では2004年の活動開始から、医師不足の中で医師の確保が難しいならば、助産師を活用しましょうと提案してきました。産科施設がない地域に助産師を配置し、定期健診から正常出産の場合は助産所やバースセンターでの分娩を近隣大病院の医療のバックアップにより行う、新たな産科医療システムです。(※下記チラシ参照)
 今回花巻市の産院危機状況の中で、市営のバースセンターを運営するというのはどうでしょう。医師不足の地域での産科医療モデルになるのでは。


市:高齢化や少子化、医師や医療スタッフが不足・偏在化している中、特に広い県土を有する岩手県において、産科を含めた医療を市町村が独自に維持・運営することは困難であり、岩手県が医療機関と地域の声を踏まえながら二次医療圏単位で公的病院の経営計画や医師の配置を行っています。市では地域医療の維持と拡充について、機会を捉えて岩手県や医療機関と協議し、また、要望をしていますが、市が直接的に医療に介入したり、助産所を運営することはできないと考えます。市内の医療機関や助産院の支援をすることはできますが。

(会:遠野市は市内に産科施設がなくなり、市外の産科施設に行くのに1時間はかかり、冬の雪道は更に困難で、全国初の市立助産所を立ち上げた。が、そこでできるのは健診にとどまっている)



会:では、来春移転新築オープンする総合花巻病院に期待したいのですが、院内助産か助産師外来などのバースセンター機能を設けて、医師が見つかったらすぐ分娩も対応できるというのはどうですか。


市:総合花巻病院では、とりあえず助産師だけで始めて、医師を後から確保するという考えではありません。その逆で、産科医・小児科医といった周産期医療体制が確保できていないと、総合病院としての責任が果たせないと考えていると伺っています。開設するからには母子のリスクに対応できる体制を、との考えであると理解しています。
(会:残念ながら、産科医と同じく小児科医も医師不足で花巻病院に小児科がなくなったのです)


会:それはわかりますが、それだと医師が来ない限り、状況は改善できないですね。


市:助産師・看護師がどれほど重要であるかは承知しています。同じように、搬送や手術など、リスクへの対応も欠かすことができない重要なことです。医師の働き方改革など、医療を取り巻く環境が大きく変化している中、市ができることは限られていますが、主導する岩手県、医療機関と今後も協議を重ね、地域の声を届けながら、、地域医療を維持していきたいと考えています。


会:長山室長、お忙しいなか1時間半に渡り、誠意ある対応を有難うございました。



 先日、県立中部病院に分娩制限のことも含めて、病院長か産科部長にお話を伺いたいと電話したら、事務所の方がすべて県の指示によるのものなので何も答えられない、県に聞いてくださいと言われました。すぐに県医療局に電話したところ、医師支援対策室の方が、岩手医大から何名医師が派遣されるかがまだはっきりしないので、15件に制限していますとのことで、それ以上のお話は聞けませんでした。


 これまで、会からの要望書や会報の発送は県医療局長宛にしていましたが、長山室長に知事部の医療対策室か医師支援推進室が担当部署と教えていただきました。次回は、その知事部に県の政策についてお話を伺いに行きたいと思います。


 ※下記は、2007年に国会へ100万人の全国署名を届けようと活動を行った時、岩手県でのこれからの産科医療システムをわかりやすく書いた当会のチラシです。

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 産む場所がない!?     2019年12月11日(水) [お産・医療]

 お知らせ。映画の素敵なパンフレットが届きました。ご注文の方はどうぞ。650円+税。


 ここのところ頭を悩ませているのが産科医不足問題再燃で、この映画が終わったらいよいよ取りかからねばという難題です。

 下記は、私が代表を務める「お産と地域医療を考える会」の会員の方に1週間前に郵送した文書ですが、お一人反応があった以外は何の反応もありません。皆さんお忙しいのだと思いますが…。

 そこで、会員の有無に関係なく、産院不足に困っている地域の声、妊産婦の声を拾いたくて、この場を借りて、会員宛のお手紙を公開して、広く皆様のご協力をお願いいたします。


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 会員各位
                             2019年12月4日
                      
                        お産と地域医療を考える会事務局

 寒さ厳しき折、今年も残すところ後1ヶ月を切りました。皆さまお元気でいらっしゃいますか。いつもお産と地域医療を考える会へのご支援を有難うございます。今回は活動のご協力のお願いです。

 当会は2004年の岩手県立花巻厚生病院の産科休診をきっかけに活動をはじめ、その後ゆるやかに会の活動を続けて参りました。しかし、この秋花巻市で産院不足問題が再び浮上してきました。
 
 すでにご存じかと思いますが、花巻市で産科診療を続けてこられた久保クリニックが、来春から産科をやめることになりました。花巻市は総合花巻病院も医師不足で産科をやめているため、分娩できる施設は工藤医院だけになります。県央の基幹病院である県立中部病院は、来春から東北大の産科医師派遣の中止を受け、急きょ岩手医大からの医師派遣で産科閉鎖は免れましたが、かなりの分娩制限になるようです。(月平均45件から15件に?)
 
 花巻市は10万人の人口で分娩施設が1軒だけという、子どもを産めない市にという現実を前に、私たちの会で何ができるのか、改善策はあるのかと考えてきました。

 
 はじめは、設立当初に主催した産科医不足シンポジウムか講演会のような活動を考えたのですが、講師選定やその効果などを考えると開催に無理があると判断し、妊産婦向けの小冊子を作成することを考えました。それであれば、花巻市だけでなく岩手県内の産院不足の地域の妊産婦にも有効な情報を伝えることができるのではと。

 安心・安全な出産のための知識や情報は、巷の出版物でたくさん出ていますが、岩手のこの厳しい現状の中で必要とされる情報、役に立つ情報は何か?どの地域に暮らしていても安心して満足のゆく出産ができるような小冊子を作りたいと願っています。

 ちょうど花巻市社会福祉協議会から、日本赤十字の寄付金で地域の福祉事業に助成金を支援する案内が来て、この企画を申請したところ採用されて補助金も受けられることになりました。ただし、助成金の事業は年度内に終了させなければならないため、あまり時間がありませんが、来年3月までに発行の予定です。そこで、会員の皆さまに今回の冊子作成のご協力をお願いいたします。

 行政・医療者への聞き取り調査や取材、妊産婦の現状への不安や要望の声、県内各市町村の産前産後ケアの取り組み調査など、やるべきことはたくさんあるのですが、事務局の二人だけでは正直大変です。このような大きな事業を行うにはマンパワーが足りません。できるところからでかまいません。皆さまのご意見やアドバイスも、ぜひ参考にさせて頂きます。会員の力を合わせて、いいものを作りたいと思います。

 皆さまのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!

 1回目の編集委員会は12月中旬を予定しています。ぜひ参加したいという方は12月11日(水)までにご連絡頂けますか。また、実際に動けなくても、皆さまのご意見や提案などを編集会議までに頂けると助かります。(ご意見は無記名で次回の会報に紹介させていただくこともあります。)

 事務局 TEL・Fax 0198(22)7291 (おいものせなか内・新田)

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