SSブログ

 西和賀のさわうち協立診療所    2023年9月27日(木) [お産・医療]

 常連のお客さまのKさんが来店されて、開口一番、「沢内の先生の所に行ってきました!とてもよかったです!有難うございました!!」


 Kさんは化学物質過敏症で、県内でこの病気を理解して診てくれる医者がいなくて、東京に行き、コロナの時は電話診療で薬を処方してもらっていたとのこと。

 コロナがあけたので、電話診療はできるけど処方はできないから、地元で理解ある医師を探してと言われていたので、試しに西和賀町の田中先生の所に行ってみてと教えました。


 田中佳博先生は、自然療法を中心に、じっくり患者の話を聞いてくれる医師です。Kさんは体質上どの薬も合わないので、東京の医師が処方してくれる薬も本当は飲みたくないと伝えると、では出しませんというのにびっくり感激していました。

 「看護婦さんやスタッフの皆さんもいい人たちですね」と、興奮さめやらぬ様子。


 そして、Kさんが尿療法を最近やっていて、調子がいいと話すと、田中先生は、「それはいいです。そのまま続けてください。また、疲れたときは重曹を飲むといいですよ」と。


 「尿療法や重曹、余計な薬も出さないし、患者のことを第一に考えてくれる。経営は大丈夫かしらと心配になってしまう。もっと皆さんが行ってくれるといいのにね」と、Kさん。


 Kさんが帰った後に、レジに来られたTさんが、「私も田中先生の所に行ってますよ」。

 Tさんは、「夫が癌がわかってから化学療法など色々やって8年生き延びたけど、最後はもう治療はやりたくないと、娘が探したのが田中先生で、とてもいい先生でした。ほんと、私も経営を心配してしまうのよね」。


 田中先生は、地域医療で人々の役に立ちたいと、豪雪地帯でかつて沢内村が乳幼児死亡ゼロの医療行政で有名になり、岩手に来て沢内病院に勤務された後、さわうち協立診療所を建てて、子どもからお年寄りまで診る地域医療に尽力されています。


 新型コロナワクチン接種に反対して接種しない方針でいると、これまで通っていた患者が激減して、経営が大変そうでしたが、ワクチンの後遺症を改善するために高性能の機械を入れて、それは癌や感染症、リュウマチなどの病気にも効果があると、日々頑張っています。


 診療所の明るい待合室は、食べ物・健康・生き方・政治・哲学など、まるでミニ図書館のようで、興味深い本が本棚に並んでいます。ずっといたくなる待合室なんて初めて(笑)。

 
 これから紅葉の時期は、西和賀は素晴らしい景色です。町内には素敵なカフェもあります。
 体調が不安な時は、リフレッシュに沢内へ。ただ、西洋医学信奉の方には合わないかもしれません。


 私は今は健康体ですが、紅葉の時期に何か仮病を装ってでも行こうかなあ!(笑)


 さわうち協立診療所 https://www.sawakyou.net/

 
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。