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 学校に行けない子ども      2019年9月1日(日) [暮らし]

 今日から9月。早いですねぇ。ついこの間まで「暑いねー」と言っていたのが、「もう秋になると冬が来るねぇ。やだねー」とお客さんとあいさつ代わり。


 9月1日が子どもたちの自殺が一番多い日なんて、はじめて知った。昨年のこの日、病院で「死なないで、生きて」とつぶやいていたという樹木希林の影響なのか、テレビも特集を組んだりして。

 渦中にいる子どもやその親は、本当に、毎日つらいだろう。なんとも言えない。


 うちの息子も不登校だった。小学校入学時から行きたくない子だったから、1年生の時から朝起こして登校させるまでが大変。無理やり行かせていたが、2年生の連休明けから、はっきり「行きたくない」と。

 毎日沈んだ顔で、遅れて登校していく姿に、親もつらい。「そうか、いいよ」

 それから、うちのことを手伝ってもらったり、下の子を子守してもらったり。
 学校に行かなくなった途端に、生き生き、元気になった。


 学校の勉強やスポーツ、集団生活の中での協調性とか、学校に行ってるからこそできること、子どもの成長に大切なことは多い。親も子どもが行っていれば、どこか安心していられる。

 でも、その子の性格や感性もあり、幸いうちの子はいじめではなかったが、どうしても学校の集団生活が合わなかったのだろう。一概にわがままとか怠け者といわれても、困る。

 
 子育てに限らず、その時に迷い悩んで、後になって、やっぱりあっちにすればよかったのかと後悔や反省は度々のこと。ただ、その時の精一杯の判断で、一番いいという選択をしてきたから、いいのだ。

 
 人と同じでなくてもいい。自分のやり方、生き方を見つければいい。そう簡単ではないけれど、がんばって。親は子どもを信じて、黙って見守るしかできないけど…。


 以前、おいもだよりに書いた、好評のエッセイ。2013年12月の通信の裏。

 https://oimono-senaka.blog.so-net.ne.jp/archive/201312-1


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