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 おお、早池峰登山       2019年7月10日(水)

 先日の休みに、ついに早池峰登山をしてきました。なんと、25年ぶりか。

 運動も山登りもほとんどしない私がなんでまた?5月19日のブログで、タイマグラのやまちゃんが来た時、早池峰の7月のお花畑は別世界よと聞いて、天国みたいなのかなあとそそられた。それにいつか泊まりに行くねと言いながら、15年もタイマグラに行ってないなと。

 コージさんのことがあってから、人はいつ何があるかわからない、これからはやりたい、会いたいと思ったら、いつかなんていつまでも来ない、できる時にすぐやろうと決めた。


 でも、早池峰は決して簡単な山ではなかったような。一人で何かあったらと心配で、東京にいる娘を誘ったら、いいよーと駆けつけて、一緒に登ってくれる。花巻中学校で学年で登って以来だという。(子どもがぞろぞろ200人も団体で登った?一般客の迷惑や笑)

 前日は、どんな格好?何を持っていけばいいの?とワラワラどきどき遠足みたい。

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 地元なのに道に迷った(笑)、大迫町から登山口までにこの絶景、美しいー!
 
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 前日まで曇り、寒かったようだが、雲ひとつない最高の天気。晴れオンナ最強(笑)。


 登山口に着いたら、おばさま集団がちょうど出発しようとしているところで、若い男性ガイドを従えている。よし、ラッキー!後ろにくっついていこう。説明も聞けるし(^^ゞ。

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 娘の格好はタイツ一枚である。え、それだけ?ちょっとまずいんでないのーとおばはん目線で言うと、「うるさい」とピシャッ。格好ですぐ素人とわかる母娘であった。

 木に囲まれた森林浴の道は1合目くらい?で終わり、後は岩だらけの開けた景色。

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 高山植物の名山と言われる早池峰の花が次々に出てくる。

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 この花はミヤマなんとかとか、ナンブトラノオとか、ガイドの説明に、最後尾のおばさんが私たちにも伝言ゲームのように伝えてくれる(笑)。はい、なになにねーと復唱するのだが、1分後には忘れてる。

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 岩の間から毎年花を咲かせる生命力がすごいなあ。ホント可憐で可愛いのだ。

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 出ました!これが有名なハヤチネウスユキソウ。岩手のエーデルワイスとも。


 けっこう私がハアハアと苦しそうにしていると、「吸うんじゃなくて吐くんだよ」と、おばさんたちは割と平気な顔!「5分休憩でーす」「もう行くよー」としっぽについてくる私たちにも声をかけてくれるが、もう少し小まめに休憩したいなあ、ペースが早い(≧◇≦)。

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 このほぼ直角みたいなはしごがこわいこわい。でも、頂上までもう少し。


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 着いたー、頂上だ!夢みたい、私でもできた。さあ、おにぎり、おにぎり(笑)。

 休んでいると、そばを通ったおばさんが「私76才よ、あなたたち若いんだから頑張ってね」。ひえー、実は7人のおばさんたちは、福岡から念願の早池峰登山に来た「山の会」のメンバーで、前日は岩手山を10時間歩いたと。月2回はあちこちの山を登っているツワモノだった…。どおりで靴からして本格的だった。スキーのストックを杖にしてると思ったら、折り畳み登山用?


 帰りはまた大変。落石やすべらないよう、登りよりも注意で、下ばかり見て、景色も花も見る余裕はない。

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 ロープに沿って歩いてなんて、これはどう見たって道じゃないだろう。

 下りて登山口に無事に到着~。おばさまたちと、若いリーダーの指導で最後のストレッチまで、ちゃっかり一緒にやらせてもらいました。えへへ。楽しかったー。


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 これはびっくりの植物がギンリョウソウ(銀竜草)、別名ユウレイタケ。こわっ。

 今日はもものあたりがやや筋肉痛です。年の割に意外とひどくはないよ(笑)。
 登山する人は若いなあ。ほとんど高齢者なのだが、体力がある、エライ。

  
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