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 バナナが始まりました!   2021年4月7日(水) [おすすめ商品]

 バナナが始まったって、なんのこっちゃ?という方も(笑)?

 開店以来28年間販売しているフィリピンの農民を支援するフェアトレードのバナナ。
 うちのような寒い店では冬場は追熟しないまま悪くなるので、数年前から1月から3月の冬期間はバナナをお休みにしました。

 なので、今日入荷したのは3ヶ月ぶりで、これから今年のバナナの始まりです。

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 やはり、見るからに可愛く美味しそうなバランゴンバナナ。完全無農薬です!

 収穫後半日だか24時間以内に出荷しないと鮮度が落ちるのか、村の男性がバナナを担いで急いで山を駆け下りて、下で女性たちが待っていて、水洗いしたのを布や紙でていねいに水滴が残らないように拭いて、すぐに箱詰めします。そしてトラックに積まれて、港へ。

 
 一般に売られている多国籍企業のバナナは、農薬の空中散布で、農園で働く人たちは頭から農薬をかけられ、農薬漬けのバナナを扱い、洗浄する人も手袋を与えられないので(1枚100円の手袋が農民は買えない)、皮膚湿疹や半身不随や不妊などの健康被害が多く出ています。

 そして、収穫後にも追熟成長する根元に更に防カビ剤などの薬を多くかけるため、根元から3㎝くらいは切り落として食べないようにと聞いたことがあります。


 それにくらべ、バランゴンバナナは根元も全身も黒くなって身がポロッととれて、甘い香りが発散したら食べ頃サインだよ!と、お客さんに教えています。

 普通のスーパーではとても売れない「悪」とみなされていることが、うちのような店では、一番いい状態だよ~と逆のことを言っているんですよ(笑)。


 昨年末の最後のバナナの販売で、ちょっとバナナが残りました。しばらくお休みだからうちで食べよう、でも青いのを追熟せねばと、ストーブのそばに置いておきました。

 気温が低いうちの部屋ではなかなか追熟せず、気づいたら真っ黒になってました。
 1月末のことなので、まるまる1か月は放置していたバナナ、うわーごめんね。

 もうダメかなとおそるおそる皮をむいたら、なんと中は大丈夫そう?びっくり!

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 農薬がかかっていない作物は細胞がしっかりしているのか、持ちがいいのを再認識。
 ただ、そのまま食べても味は落ちているので、バナナケーキを作りました。
 
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 バターを使わないマクロビレシピであっさりしていますが、バナナの香りや風味もあって、美味しくできました。食べきれないのは冷凍にしました。


 冬場お休みしていたバナナジュースは、今日のバナナが追熟してからメニューに登場しますので、もう少しお待ちください。砂糖不使用でメチャクチャ美味しいのです。

 
 明日はわらしべ農園の野菜とOODのブラウニーが入荷します。
 明後日は、ヤサイノイトウの野菜とふえき農園の豆腐が入荷します。
 
 明後日から3日間、開店記念日5%オフセールです。




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