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 社会問題で?いっぱいの休日   2023年10月24日(火) [政治・経済・社会]

 昨日の定休日に、突然訪ねて来た方がいました。

 玄関ドアを開けてビックリ!どこかで見た顔かと思ったら、色々米の上野長一さんでした。
 栃木から青森まで、百姓の映画上映会に行って、その帰り道に寄ってくれました。

 初めてお会いします。色々米の販売を始めたのが震災の年だったので、12年間電話と商品に添えてくれるお手紙のやりとりだけでした。まさか、お店に来てくれるなんて、嬉しい出会いです。

 短い時間でしたが、お茶飲みながら、色々とお米や種取りの話を伺えました。
 昔からあるお米のタネの発芽を守るために、上野さんはお米をとる田んぼと別に、種取り専用の田んぼがあって、何百種という品種の米を一列に植えて、種取りはボランティアさんの手助けで一斉に取るのだそうです。

 色々米は、その中で毎年50品種を選び、混植してるので、カラフルな穂の田んぼです。

 奥様の礼子さんが自分とお嫁さんにと、ネパリのカラフルくつしたを買って頂きました!

   IMG_2054上野.jpg

 本当に、人間性が人相に表れているというか、素敵な上野さんご夫婦でした。



 今日は盛岡のアイーナへ、岩手県消費者大会の講演会に行ってきました。
 午前中は分科会で、私は食の問題に参加、酪農家の厳しい現状を聞いてきました。

 午後からは、お目当ての堤未果さんの講演会です。堤さんは、私たちが知らない社会の真実をしっかり取材してわかりやすく書かれて、いつもショックで、考えさせられます。

 「日本が売られる」「ルポ 食が壊れる」最近では「堤未果のショックドクトリン」
 平和ボケの日本人は、自分たちの暮らしが脅かれている事実を知った方がいいです。


      本IMG_2062.jpg


 終了後、予定してなかった講演会第2弾があり、堤さんの後に残った少人数の方たちと参加したのが、川田龍平参議院議員の講演でした。議員活動で忙しいなか、3時半に駆け付けてくれました。


 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」主催の交流会で、川田さんは同会の活動を議員なり立ての31歳の時から16年間支えてこられたそうです。

  川田IMG_2060.jpg

 今日は「日本のタネが危ない」というテーマで、ローカルフード法案を作ろうというお話でした。それは、野菜のタネの9割が海外で採られているから、もし供給が途絶えたら、日本は食を生産できなくなるからです。大変なことです。


 有機野菜の給食を行っている千葉県の例などもあげ、やはり畑1枚あたりの農薬使用量が世界一で、農薬を規制するのでなく、更に規制緩和していることも問題だと。また、会場の質問にも真摯に答えていました。

 
 川田さんは、19歳で薬害エイズ裁判の原告になり、国と戦い、歴史的和解を勝ち取りました。国会議員になってからは、自分の体験から薬害の問題、健康、いのちを守ることに尽力を尽くしています。


 少ないけれど、こういう国民の声をしっかり聞いて動いてくれる政治家がいてくれることは、このおかしな国日本で、まだ救いがあるのかなと。やはり選挙でいい政治家を選ぶことです。

 ちなみに、堤未果さんと川田龍平さんはご夫婦です。なんともパワフルな夫婦。


 午前午後で計5時間の講演の合間に、会場で会った図書館署名仲間といろいろ情報交換をして、夕方帰宅したら、頭はいっぱいの状態でした。すごーく充実してたけど、すご~く疲れた休日(^_^;)。そして、火曜日開催だったことで行けたので、心から感謝の1日でした。


 明日水曜日は、保健所の講習会があり(5年毎のカフェ許可更新)、休みます。



 
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