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「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」   2023年9月18日(月) [政治・経済・社会]

 今日は閉店後に平泉町へ、先日紹介した沖縄の映画の上映会に行きました。

 これは、来年完成して劇場上映予定のドキュメンタリー映画ですが、今沖縄が置かれている危機感を共有したいという45分のスピンオフ(番外編)作品です。

 数か月前にDVDを借りられて、無料で貸出ししてるから上映会を開いてと言われてましたが、それから体調悪くしたり忙しくなりで、できませんでした。


 見たらブログでも紹介していないし、心を揺さぶられる内容だったと思い、思いきって遠路駆けつけました。でも道路が混んでて、道に迷ったりで20分も遅れてしまい、残念(*_*;。

     沖縄チラシ (002).jpg

 会場のエピカという学習交流施設はわかりやすい立地で町立図書館も兼ねた立派な施設で、スクリーンのある研修室と、なんと夜9時まで図書館も開いていました。

 
 映画の内容は、沖縄本島、宮古島、石垣島、与那国島などの南西諸島と呼ばれる島々に軍事基地が次々に作られ、いつもの公道を巨大な戦車が通っていく異様な光景と住民の体を張った反対運動。


 家からわずか200mのところに、反対運動にもかかわらず巨大な弾薬庫がつくられた。戦争になれば一番に狙われるような施設。これで安心して日常の生活が送れるだろうか。


 沖縄に避難シェルターをつくるという国の政策に、ある若者はインタビューで、「戦争をやるという宣言をしてると感じた」と。戦争をする前から避難シェルターをつくるなんておかしいだろうと反対の声。避難訓練もしかり。


 「本土(日本)が生き残るために、また沖縄を犠牲にするのだ」と怒る写真家石川真生さんを取材した報道特集も併せて上映されました。。


 本土のマスコミはこのような状況を報道しない。だから、今国が着々と戦争に向かって沖縄を戦場化するのを、大半の国民は知らない。いや、情報があっても目を向けようとしないのではないか。


 もし、同様のことが自分たちが暮らす地域で起こったら?近くに軍事基地がどんどんできて、軍事訓練が頻繁に行われ、避難シェルターが作られ、避難訓練をするようにと。

 私はいやだ。どうか他人事でなく自分の問題だったらと想像してください。

 
 78年前に終戦した第二次世界大戦で、沖縄を戦場にしてどれだけの犠牲を出したか。

 
 防衛費を倍増して戦争の準備をするのでなく、戦争をしないように外交努力をするべきです。世界に称賛される日本国憲法の平和憲法を遵守すべきだと、思います。


 今回主催は平泉・九条の会で遠藤セツ子さんからの情報でした。遠藤さんは個人通信「えんどう豆」を長年発行されていて、社会問題を伝え、文章も上手く、そんな方から私の選挙の質問状やコラムを褒めて頂き、そのつながりもあって参加しました。

 長年活動している会でも、参加者が予想外に少なく、沖縄への関心の低さはどこも同じなのかもしれません。沖縄が今大変なことになっている、それは私たちの問題ということを一人でも気づいてくれたら。ぜひ関心を持ってほしいと願います。


 製作協力金のカンパもしてきました。製作協力のカンパは募集中です。

 「沖縄、再び戦場へ」https://okinawakiroku.com/


 明日(火)・明後日(水)は休みです。





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