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 風土農園の麹のエコ包装     2021年3月13日(土) [政治・経済・社会]

 先週お知らせした風土農園の生麹が、今週入荷しました。

  IMG_5559[1].jpg

 今回からビニールから紙の包装になりました。
 そこで、風土農園の伊勢崎まゆみさんがSNSで発信していた文章を紹介させて頂きます。

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 「麹が出来上がりました!」に合わせて、
 今回から麹を入れる袋が紙袋になりました!

 ずっとずっと気になっていたんです。ビニール、プラを使うことに。
 自然と仲良くお米や野菜を育てたいと日々暮らしているのに、
 最終的にお届けする時に自然に分解されないものに包むことを。


 コストが安く扱いやすい、中身が見える、販売しやすい、
 などなんとなく、な理由もありました。

 なかなか農業だけでは生活して行くお金を作るのは難しい、
 商品を可愛く見せて手に取ってくれる人が増えたらいいなぁ
 なんて気持ちでパッケージの素材を選んでいた時期も。


 でも去年コロナ禍ということもあり、沢山の方にご注文をいただき、
 確信したのは、うちの商品を見た目や安いからとか、誰かも食べてるから、
 とか、そんな基準で買っていないってこと。

 13年間自然栽培で育ててきたお米や作物の信頼だったり、
 その背景や夫の考える未来に共感してくれたり、
 全く知らないで、美味しそうだなって思って買ってくれる人だって、
 見た目じゃなくてやっぱり作られる背景と中身に惹かれてくれている。
 そんな事は前からわかっていたはずなんですけどねぇ


 シンプルに本質的なことにより力を注ぎたいなという想いの
 第一歩として、できるだけプラ包装はしないことにしました。

 夫に熱くそんなことを話していたら「今さら気づいたの」なんて
 言われましたが(ずっと本質的な部分大事なんだと言われていました)
 私の中では新しい時代の大きな一歩なんです。


 卸先様の店頭に長期並ぶものなどは、
 中身が見えて伝えやすいということもあるプラ包装もあります。
 玄米餅も真空にするのに紙じゃ難しいしなぁ
 なんて今できること、できないことありますが、
 私自身が気持ちよく包んで食べてくれる人にお渡しできる包装、
 梱包にしていきたいと思っています。


 そして今週麹が出来上がっております!
 今回の麹もふわふわで、少し摘んで噛んでみると
 甘みが強く美味しい麹になっています。
 紙の袋に包まれた麹も、触っていて気持ちが良かったなぁ


 そして宣言しちゃうと気持ち軽やかで、
 これからどんどんリユース段ボール使ったり、
 プラ梱包じゃない選択ができそうで楽しいです!

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 まゆみさんは以前東京でファッションデザイナーだったので、センスがいいのです。

   IMG_5136[1].jpg 
 手づくり納豆キットのタグの消しゴムハンコもまゆみさん作
 

 麹を届けてくれたまゆみさんとエコ包装の話の流れで、私が「この間講演の準備で、昔の資料を新しくしたいなとネットで検索してもなかなか見つけられなくて」と言ったら、
「今はZ世代なんですよ~」「えっ、Z世代?」と教えてくれた情報がこれ。

 若いモデルさんが環境問題をポッドキャストでわかりやすく発信しています。

 ・「Emerald Practices(エメラルド・プラクティス)」 環境問題
 ・「もしもし世界」 政治問題

  
 私が若い頃に参加していた市民運動(貧困・環境・人権・反原発・平和等)は、集会やデモ、紙の通信などでだんだん勢いが落ちていったけれど、今若い世代がオーガニックや環境問題を軽やかに広めていって、すごいですねえ。

 こちらも、まゆみさんが「面白いですよ!オンデマンドで見れます」とおすすめ。
 NHKスぺシャルhttps://www.nhk-ondemand.jp/program/P202000230600000/


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