フェアトレードの春夏展示会 2020年4月15日（水）

　ようやく春になったなあと実感するのは…、山に行けば木々が今にも花を咲かせそうなつぼみを膨らませてたり、産直でこごみやウドなどの山菜を見かけたり、おいものモッコウバラの葉っぱが出てきたのを見たりして、うわぁーと、ホッと幸せな気持ちになります。

　　奥に植えたバラが元気に伸びてきた


　しかし、今年の春は世界中がコロナで大変なことになっていて、暗雲立ち込める春の訪れです。やはり、感染者がゼロで人よりも自然が多い！岩手だから、こんなのんびりと言ってるのですが…。


　そんな岩手でも、あちこちでイベントの中止ですが、おいもは明後日からフェアトレードの服、春夏展示会を例年どおり行います。迷いがなかったわけではありません。

　おいものお店やイベントはいつも人の密度が超薄っで、数人で混んでる！？(苦笑）


　もうひとつの理由は、この機会にフェアトレードの服を見てもらい、購入につながればという想いです。取引先のフェアトレード団体の直営店は休業で、5月のＦＴデーのイベントも中止。

　でも、引き続き「今できること」を積極的に取り組んでいこうと、スタッフ全員でアイディアを出しながら奮闘する毎日を過ごしているということです。


　お店の休業や売上げが落ちると、影響は即生産者に行きます。途上国のフェアトレードの生産者への支払いや発注が滞るからです。だから「おいもさん、岩手で頑張ってください」と団体のスタッフに言われ、感謝されました。


　一般の貿易で、バングラデシュはアパレルが最大の輸出なのですが、3月に欧米のファッションブランドの注文商品のキャンセルが相次ぎ、累計3500億円、200万人以上が失業し、貧困の中で収入を断たれています。深刻な問題です。
　http://magazine.peopletree.co.jp/archives/8842?_ga=2.138634032.2067527587.1586741439-2039353248.1575883465

　フェアトレードの生産者の「スワローズ」が、収入が途絶えて暮しに困っている人たちへの食糧支援を始めたらしいのです。フェアトレードの生産者はすごいなあと感動しました。

　　　　　　　　
　
　正直、このご時世でどれくらいのお客さまが来てくれるか不安ですが、ずっと低空飛行で細々と続けてきた店なので、今回も静かにのんびりと行います。

　服のアドバイスが抜群のほづみさんは初日2日間の土日、お昼頃から4時半か5時頃までいます♪
　途上国の生産者の自立支援にもなる、質の高いフェアトレードの服を、ぜひお気軽に見にいらして下さい！

　　　お茶っこ入れて、待ってるべさ～♪(´◉◞౪◟◉)