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 成人式の服       2010年1月11日(土) [暮らし]

 先日の雪が、今日は雨ですっかり溶けてきました。「冬に雨!」とお客さんとやはり異常気象、温暖化が年々ひどくなっているのねと話しています。

 私たちの生活はもうガソリンや灯油を使うのが当たり前になっていますが、温暖化の原因の化石燃料の使用を少しでも減らすような工夫をこれからは一人一人意識していかないとねーと。


 今日、花巻でも成人式がありました。わらしべ農園さんが娘さんの成人式に迎えに来るついでに注文の野菜を届けてくれて、「振袖着たのね?」と聞いたら、「いやいや」とその話になりました。

 うちは娘たちは当然のように振袖を着るものと思ってるし、一生に一回だからと親もそのつもりでいました。買うより安くレンタルで済まそうとはいえ、今どきの素敵な柄はレンタル料もびっくり!うっ、高い!海外旅行に行けるじゃない。

 成人式の衣装で、女子はこんなにお金がかかるなんて( ;∀;)とはじめて知った。娘を持つ親御さんは、みんなこれを通り抜けて来たのか。まあ、娘と一緒にあれこれ素敵な振袖を選ぶのも楽しかったし、めったに着れない振袖の晴れ姿はうれしいけれど。でも、こんなにお金がかかる風習?は、なんかおかしいな。


 わらしべ農園さんは、「長女の時はちょうど基地とかを学ぶ宮古島ツアーがあって、振袖かツアーをとるかどっちにする?と聞いたら、ツアーを選んで、成人式にはスーツで行ったよ。会場の入り口で自分の前でドアを閉められそうになったって。スタッフと間違えられたみたいで(笑)」

 そんな社会派の3泊のツアーには年配の参加者が多く、一番若い長女は可愛がられたようで、「泡盛飲んじゃった~」と、とてもいいツアーだったと。しかし、振袖よりも宮古島ツアーを選ぶ20歳の感覚はすごいな。


 「今回の次女は、大学生で色々お金がかかっているからか、振袖はいいよと言うから、じゃあスーツを買ってあげると見に行ったら、気に入ったのがなくてやめた。でも山登りが好きだから、この機会にモンベルの服がほしいと言って、山用のモンベルのズボンと上はパーカーじゃちょっと(笑)と、セーターを着ていったよ」


 すごい、女子はほとんどが振袖の中で、自分は違っていいという精神力が強いねえと感嘆してほめると、「次女は小さい頃から周囲と合わせることが苦手で、そんなに強い子ではなかったけれど、一人暮らしを始めてから変わったね、自分はまわりに合わせなくてもいいと強くなったみたい」


 それから、今は小学校の卒業式でも袴をはいて行くところもあるという話になって、中には皆と同じように準備できない家だってあるのだし、自由でいいんじゃないかという話に。

 いやはや、さすが、わらしべさんの子育てに感嘆した日でした。

 


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