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  出版危機?民主主義の危機?      2016年3月7日(月) [おいものエコ・ブランチ]

  今月27日に、一関図書館副館長の伊藤清彦さんのお話会を行います。
  以前、盛岡のさわや書店にいらした時に、カリスマ店長として、全国に名を知られた方です。
  とても興味深いお話が聞けそうで、とても楽しみです。

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  伊藤さんのことは岩手日報のコラムで知って、昨年8月9日のコラムには、心動かされました。
  これが、その時の記事です。すぐに、一関まで企画展を見に行き、たまたまお会いできた
  伊藤さんは副館長のえらそうなイメージはなく、エプロンをかけて本を持って館内を動き回り、
  企画展のことも気さくに説明してくれ、花巻での講演も快諾してくれました。

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  いつも集客に苦労するおいものイベントですが、今回は参加の申し込みが次々と(*^。^*)。
  終了後、ゲストと交流ランチ会もあります。(別途1000円)伊藤さんのお話、楽しみです。

  すみませんが、3月7日(月)臨時休業させていただきます。
  今週金曜日は豆腐の日。パンは休み。ブラウニーは入荷しています。ホワイトデーにどうぞ!
  店主今週は不在です。夫店番ですが、よろしくお願いします。

  やっぱり、すてきなバァバ !       2016年2月7日(日) [おいものエコ・ブランチ]

  今日はついに、「夢みるバァバ」の三田照子さんのお話会でした。
  私にとっては、15年前に新聞で読者投稿エッセイを見かけて以来の念願の方でした。
   (昨年のおいものせなかだより12月号にいきさつ掲載)

  今年で99歳で、数え100歳の照子さんは、とてもその年に見えないくらい、肌は白くきれいで
  目も耳も悪くなく、いまも毎日の80%は、書いたり読んだりの活字の生活だそうです。
  
  つきそいのご長男の三田望さんいわく、人前でお話されるのは、90歳頃までで、実に8年ぶり
  に引き受けられたとのこと。原稿もしっかり準備されてきました。が、「なのに、メガネを忘れて
  きちゃったのよねー」と、最後まで何度も言われて、会場のあたたかな笑いを誘っていました。

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  ゆっくりと、ていねいな話し方に、一言も聞き逃すまいと、会場はシーンと静謐な空気に。

  まず、小学校4年生の時のクリスマスに、クラスの皆が、「照子のお母さんしか、サンタさんの
  住所を知らないから、手紙を渡して」と、35人の手紙を預かって帰宅して、お母さんを困惑
  させた、とてもすてきなお話から始まり、宮城学院時代に、米国女性のお二人の先生に、
  世界はひとつ、人間は皆平等、国を超えて平和に向かっていこうと教わったことが、ご自身
  にとって、とても大きかったこと。そして、満州での戦争経験談などを話されました。

  あまりにもたくさんの経験のある方なので、照子さんもどこから話していいかというときに、
  三田望さんが当時の状況をわかりやすく補足説明をしてくださったのも、とてもよかったです。

  戦争は兵隊だけが殺し殺されるのではなく、国民の生活も人生も皆犠牲になるのだから、
  戦争は反対。絶対に阻止しなくてはならないと強く言われました。9条の会の世話人です。

  最後に、「悲惨な戦争やご主人の急逝などの困難があっても、ご著書には悲愴感がなく、
  淡々と前向きに生きてこられた印象があります。どうして、どのような想いで」と、私が質問。

  照子さんは、「私の行く道に困難があっても、また別の道がある、神様が用意されていると
  思うと何も心配はない」「人生で苦しいと思ったことはない」たとえば、夜中の3時半まで
  (ガソリンスタンドの)仕事をすることがあっても。
  「困難があっても、今日のことは今日で終わり。明日はまた新しい日が来る。クヨクヨしない」

  照子さんをこのように育てられたお母さんとお祖母さんが、素晴らしかったようです。大正~昭和
  の戦前の貧しい時代に、女子も教育が大事との進歩的な考えと人に与えることを教えられて。

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       「光陰赤土に流れて 三田善右ヱ門」 1000円 「再見 三田照子」
  
  これは、「満州での戦争経験を、忘れないうちに記録しておこう」と、夫の善右ヱ門さんと共に
  それぞれ書かれた本を、望さんが持参され、特に若い方に読んでほしいと、とても良心的な
  価格で販売されました。お二人の記憶力と文章の上手さに、まるで小説のような、貴重な本
  です。本の売り上げは、望さんが会長をされてる「花巻ユネスコ協会」に寄付されます。
   

  とにかく時間が足りなかった。何と予定より50分もオーバーして終了しましたが、それでもまだ
  まだ聞きたいという想いがつのる、照子さんのお話会でした。やはり、ただの100歳じゃない!
  とてもいいパワーをいただいて、皆さん「よかったー!」「素晴らしかった」という感想でした。
  
  照子さん、また次回もこの続きを聞きたいです。ぜひ、お元気でいてくださいね! 
  照子さん、望さん、ご参加下さった皆さまと、いい時間をもてて、感謝の一日でした。

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  三田照子さんのお話会         2016年1月27日(水) [おいものエコ・ブランチ]

  先週から1週間もあけてしまい、すみません。また、明日は野菜が届きます(#^.^#)。

  1月のおいもだよりでお知らせしました、三田照子さんのお話会のチラシができました!
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  71年前に終わった太平洋戦争の体験者として、戦争の悲惨さと平和の尊さのお話と、
  また、貧しくて厳しい戦後の時代も、苦労を苦労と思わず、つねに周囲のことを想いやり、
  明るく賢明に生きてこられた三田さんの生き方から、大切なことを学びたいと思います。

  今週は生ものの週です。新潟のとうふは28日の金曜日に入荷します。
  それに合わせて、ドンボスコのパンも、今回は金曜日お昼頃に届きます。
  OODのブラウニーは、2月の第2木曜日入荷の予定です。

  
  さて、フォト・ジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」1月号と2月号が届きました!
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  おいものせなかだより2月を出さないと言ってましたが、このDAYSの特集に心を動かされ、
  急きょ出すことに。また、後日詳しく書きますが、今回特別にDAYSを1冊から販売します。
  広河隆一氏の3月発行の写真集も、29日まで先行予約で特典があります。ぜひ、どうぞ!
  とりいそぎ。ホームページはこちら→http://www.daysjapan.net/




  
  

  「麹をたのしむ」      2015年11月30日(月)       [おいものエコ・ブランチ]

  11月28日(土)は、久々のおいものせなかのエコ・ブランチ!でした。
  今回のテーマは、「麹をたのしむ」。ゲストに、遠野の風土農園の伊勢崎まゆみさんを迎えて。

  今回は、告知が2週間前と遅かったにもかかわらず、申し込みが次々入り、珍しくお断りした方
  には、本当にごめんなさい。麹への関心の高さに、あらためてびっくりでした。

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  最初の30分ほど、まゆみさんが遠野に移住したいきさつのお話や、風土農園の活動と目指して
  いることなどをお話してもらいました。

  東京のおしゃれな代官山で、好きな洋服関係でデザイナーやテレビの仕事などで充実していて、
  これからという時に、出会った遠野の風景とくらし。東京での価値観、人生観を一変する、心を
  動かされる出会いで、遠野のお嫁さんになったのです。住んでいるとあたりまえにある自然や
  くらしの文化も、まゆみさんの感動は新鮮で、刺激になります。

  そして、風土農園のササシグレの生麹で作った甘酒の飲みくらべでは、あまりの甘さ、おいしさに
  感嘆の声があがりました。みんなで塩麹づくりも、手でスリスリ揉みながら、楽しくやりました。

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  ササシグレは、ササニシキの親でササニシキよりもおいしいと言われますが、稲の貴婦人といわ
  れるほど、スッと美しい稲穂なだけに倒れやすく、栽培がむずかしい。しかし、無農薬・無化学
  肥料で根が土壌の中で栄養分を探すためにしっかり張ると倒れない。だから、自然栽培です。
  うるちで糖分が少なく、糖分制限の方にも食べられるお米で、麹にも最適の品種だそうです。

  お楽しみのブランチは、塩麹を使ったメニュー。まゆみさん持参のおかずもご飯が進む◎でした。

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  鶏ムネ肉と天然ぶりの塩麹漬、大根の塩麹漬、温野菜の塩麹ドレッシング、イカの塩麹塩辛、
  麹ナンバン、納豆三升漬、キャベツの塩麹スープ、ササシグレご飯(うまい!)。

  塩麹はすごい。何に使っても、塩のうまみだけでなく、甘さもあってやわらかい味にしてくれます。
  どれもみなおいしくて、皆さんの「おいしいー」という声が聞こえてきて、終了後も「楽しかったー」
  と、満足して帰られて、よかった、よかった。まゆみさん、ご苦労さまでした。

  風土農園のお米と生麹は今年分は完売のようです。来年またよろしくお願いします。
  乾燥麹よりも生がいいということで、どこかで生麹を見つけて、ぜひ塩麹作ってみてください。

  参加者に伝え忘れてましたが、エコ・ブランチの参加費から、毎回ネパールの孤児院への寄付
  にあてさせてもらってますが、今回はネパール大地震支援の寄付にあてさせてもらいます。
  
  やっぱり、おいしい食べものは、人を笑顔にするんだなあ。
  「ここでいろんな人や情報に出会えて、有難いわ」と帰り際に言ってくれた人がいて、うれしい。
  

  

  本日は、「世界放浪のススメ」      2015年4月5日(日) [おいものエコ・ブランチ]

  今日も雨の肌寒い一日ですが、おいもカフェでは、薪ストーブとエコ・ブランチのたくさんの
  参加者でにぎわいました。

  ゲスト・スピーカーの浦川純子さんは、公務員を退職してから、約3年間で35カ国以上の
  国を一人で旅したお話と、2年間青年海外協力隊でタイの人身取引の保護施設で仕事を
  されたことを話して頂きました。この短い時間では、放浪の旅のお話は、足りないですね。

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  スライドを見てのお話の後は、ブランチタイムで、タイのグリーンカレーとタイ風サラダで
  春雨のヤムウンセンです。18人も準備でバタバタだったので、写真撮り忘れた(>_<)!
  でも、皆さんけっこう辛いの大丈夫なんですね。やっぱりタイカレーは、おいしいー。

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  ドリンクはテュルシー・バジルティーと焼き菓子で、こちらも好評でした。
  あきらめていた香草・パクチ-が、前日にイト-ヨ-カドーで見つけたのがヒットでした!
  
  お天気が悪いなかでしたが、ご参加の皆さん、遠くは一関からも、有難うございました。

  「世界放浪のススメ」とコラム       2015年3月19日(木) [おいものエコ・ブランチ]

  今朝の岩手日報を見て、びっくり。おいものせなかのエコ・ブランチ!のことが出ています。
  「土産話」というタイトルの内容は、4月5日のゲストの浦川純子さんのことを紹介しています。

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  コラム執筆は、タイマグラの民宿のおかみで、うちの調味料を使ってくれている山代陽子さん。
  岩手日報に長年連載を続けているので、さすが!簡潔に、うまくまとめていると感心しました。
 
  このコラムを読むと、「聞いてみたい、食べたい!」と、私まで思わず参加したくなります(笑)。

  浦川さんの、おおよそ3年くらいの放浪の旅と、タイの人身取引のことも、なかなか聞けない、
  貴重なお話の機会です。ぜひ、お気軽にご参加を。聞いて、飛び出たいね。。。

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  ちなみに、山代さんの宿フィールドノートは、手づくりのおいしい食事(おいもの調味料!)と、
  薪で沸かした木桶の風呂と満天の星と、山の中のなんにもないゆったりした時間が自慢です。
  1泊2食で6000円!? フィールドノートのブログ http://www.google.co.jp/webhp?nord=1

  金子千保さんのお話会          2015年1月17日(土) [おいものエコ・ブランチ]

   先日、おいもだよりでお知らせしました、1月25日のイベントのチラシです。
   あと1週間後に迫りました!金子さんの今回の帰国の滞在が長いので、実現しました。
 
   とても素敵な方で、私たちが地域で暮らしやすくなるための、お話が聞けると思います。
   今回はお話メインで、食事しながらの交流はなしですが、その分お気軽にご参加下さい。

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  通常の日曜日の営業は、ショップ、カフェともに、12時~17時です。
  温泉帰りなどで(花巻はよくある(^.^))、午前中に寄りたいときは、事前にお電話ください。

  菊池牧場ブランチと額絵展       2014年11月24日(月) [おいものエコ・ブランチ]

  きのうは、金ヶ崎町のフェアトレードDayに行ってきました。建造物保存地区は雰囲気がある
  古い家々で落ちついた空気の中に、茅葺き屋根の懐かしい感じの中で、カレー等のカフェと
  物品販売。映画も途上国の少女たちが置かれている現実を考えさせられるいい映画でした。

  さて、今週末の日曜日は、おいものエコ・ブランチ!で、じゃ-ん、菊池牧場の登場です!

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  ゲストに、菊池暢子さん。明るくて、賢くて、色々な苦労も感じさせない、素敵な、すごい人。
  おいしいソーセージの料理をいただき、お話を聞いて、交流を深めたいと思います。
  牛乳の飲み比べも行なうようで、菊池牧場の牛乳を飲んでみたかった方は、最後のチャンスです。

  いつものブランチよりも、今回は高めの参加費ですが、その価値はきっとあると思います!
  定員に若干まだ余裕ありますので、お早めにお申し込みください。


  エコ・ブランチの終了後から、とださちえさんの額絵展を久々に行ないます。(作家さんは不在です)

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  毎年のカレンダーでも人気のとださちえさんのイラストは、ほんとうに優しくてあたたかい。
  今回、1週間だけの特別な、小さな展示即売です。ぜひ、お気に入りの絵を手にとってください。
  
  今週はとうふ、パン、バナナの週です。木曜日には、OODのブラウニーも入荷します。

  インドネシアを食べる、知る1日      2014年11月9日(日) [おいものエコ・ブランチ]

  今日は、おいものエコ・ブランチ!でした。テーマはインドネシア。
  スマトラ島大津波で被災したバンダアチェ市の学校と10年の慰霊祭に訪問された
  中野真琴さんに、スライドを見ながら、その様子を報告してもらいました。


  まず、中野さん、現地で購入した衣装をまとって、雰囲気づくりから入ります。
  お話の内容は割愛しますが、中野さんは教師で、若い頃からのチャレンジ精神に、
  感心しました。一方、最近は海外に飛び出る若者が少なくなったよねという声も。

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  30分の予定が、しっかり準備されたスライドと熱の入ったトークで、なんと1時間も(^_^;)。
  そろそろお腹がグーグー鳴ってきたなあというところで、待望のブランチタイムです。

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  インドネシア料理のメニューは、チキンと厚揚げのココナッツ煮込みにターメリックライスと、
  サラダのガドガド。ピーナッツソースも手づくりで、どれもちょっと珍しく、本当においしかった!

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  デザートは、インドネシア系のではないのですが、フォンダン・ショコラっていうのかな?
  小麦粉をいっさい使わず、オーガニックチョコを使った、濃厚しっとりの贅沢なケーキ!
  リキュールがきいてて、オレンジピールも手づくりで美しく、おいしくて、みんな感激です。

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   これらの料理を作って下さったのは、大松美香さん。臨月の大きなお腹で頑張ってくれました。
  10年前のアチェの震災時に、インドネシアのカリマンタンで、熱帯林の先住民族の村に入って
  JICAの協力隊で農村開発に携わっていました。その時のお話も興味深く、面白かったです。

  そして、お二人いわく、インドネシアの男は昼からカフェでお茶飲んでて、全然働かない。
  せっせと働いているのは、どこも女だけだと。男が働いてるなあと思えば、政府関係のえらい
  人だったりだとか。これには、アジアはどこもそうかなーと、みんなで大盛り上がり(笑)。

  一関、宮古と遠くから参加された方も、近くの方も、皆さん、「楽しかった~」と、大満足でした。
  
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  「おいものエコ・ブランチ!」は、2009年から始めて、おいしい食事と濃い内容(自画自賛ですが)
  の割に、参加しやすい料金に設定し、収益が出た時は、「おいものエコロジー&フェアトレード
  基金」にします。いつも楽しく、時間があっという間に。よかったら、一度参加してみてください。
  次回は、11月30日の予定です。

  11月9日は、エコ・ブランチへ!     2014年10月31日(金) [おいものエコ・ブランチ]

  11月9日(日)に、「おいものエコ・ブランチ!」を行ないます。ぜひ、ご参加ください!

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   今回のテーマは、インドネシア!
   2004年に起きたスマトラ沖大地震は、インドネシア全体で約22万人の死者、スマトラ島
  バンダアチェ市は巨大津波で人口の1/3の7万人の犠牲者を出しました。今年JICAの
  教員研修で現地の学校訪問をした中野真琴さんに、スライドで町の様子や子どもたちの
  ことを報告して頂きます。(30分位)

   お楽しみのブランチタイムは、「ワンデイシェフの大食堂」で、人気の「みかん食堂」の
  大松美香さん。なんと、アチェの震災当時、JICAでインドネシアの農村開発で行っていた
  ということで、代表的な、おいしいインドネシア料理をワンプレートで作って頂きます。
                               ※当日のCafe営業は13時からです

  
 
   ●「おいものエコ・ブランチ!」は、おいものせなかで扱っている食材を中心に、毎回テーマに
   沿った料理を楽しみつつ、食、健康、環境、平和、フェアトレード、人権、ライフスタイルなどの
   ミニ講座で学び、参加者どうしの出会いと情報交換で、元気と刺激をもらえる場です。 
   おいしく、楽しく、タメになる、エコ・ブランチ!
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