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 おらおらでひとりいぐも 2018年7月22日(日) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 「この先一人で、どやって暮らす。こまったぁ、どうすんべぇ」

 63歳で芥川賞受賞の新人、若竹千佐子さんは岩手県遠野市出身で、はじめて書いた小説「おらおらでひとりでいぐも」は、全編東北弁で夫を亡くした70代の桃子さんの悶々とした心の内と、そこからの気づきを描いている。

 ふだん私は賞をとったり、ベストセラーになった本は買わないのだが、たまたまこの本を送ってくれた人がいて、しばらく本は読めなかったが、ようやく最近手にとってみた。

 ふーんと読み進んで、あるページに来て、おら、ぶったまげた。


    14日(土おらおらで.jpg
  70 おらおらで.jpg

 まったくその通りといわばかり文章表現に何度も読み返した。
 まあ、若竹さんと桃子さんは、最愛の夫を亡くしたというところはちょっとちがうが。
 最愛でなくても、おんなじことを思うんだな、夫婦というのは複雑だ。

 この本は初の玄冬小説といって、青春小説の対極だという。そうなんだ…。

 若竹千佐子さんhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00010001-jisin-ent

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