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  吉村医院を訪問        2017年7月12日(水) [お産・医療]

  「お産サポートJAPAN」に参加した翌日は、えいやっと愛知県岡崎市へ日帰りで。
  自然分娩で有名な産科医、吉村正さんに久々にごあいさつに伺うのが目的です。

  私が、岩手でも自分が望むお産をできたらと、お店の開店以来書いたり喋ったりと
  1人で活動していた時に、偶然吉村正さんの記事を見つけて感動し、岩手での講演を
  企画しました。1996年7月14日、「賢治生誕100年」の日で花巻がお祭り騒ぎの日。

  吉村さんは東北がはじめてで、すごい楽しみにして、なんと医院の事務の方、友人や
  産科医とその子どもなどを誘い(笑)、総勢10人くらいで講演旅行?に来られました。

  吉村さんの講演は落語のように面白く、深くて、その後10年間で、4回岩手に講演に
  およびしました。「ブンちゃんがよんでくれたのが(県外で)はじめてだったよ」と、
  その後全国で講演によばれるようになったと。岩手、ワタシ、アンテナいいじゃん!


  前置きが長くなりました(^_^;)、実は、今年11月5日(日)に、吉村医院を撮った
  映画「玄牝(げんぴん)」(河瀨直美監督)を「お産と地域医療を考える会」で上映
  します。2010年制作。http://www.genpin.net/
  講演会は、吉村医院の「お産の家」元助産師婦長の岡野真規代さんに来て頂きます。

  吉村さんは院長を退職されていますが、会で映画を紹介する近況取材も兼ねてでした。

         3吉村.jpg

  医院の受付には、吉村さんの本がたくさん並んでいます。おいもで販売しているのも。
 
         古屋.jpg

  医院は3階建ての近代的な建物ですが、ここを語るには、裏庭にある築300年の古屋。

         2古屋.jpg

  難産傾向の?だけでないのですが、妊婦さんは薪割りをし、古屋の床や壁を雑巾がけ
  をして、古典的な労働で、安産に向けてからだを鍛えます。

 薪割.jpg  2吉村.jpg

  お昼は、かまどで炊いたご飯とシンプルなおかずの一汁一菜。
  現代女性の「ゴロゴロ、パクパク、ビクビク」がお産をダメにする!と、吉村さん。

           kamado.jpg

  十数年ぶりの訪問でした。前は、素晴らしい木造建築の「お産の家」に泊めてもらい、
  吉村さんにあたたかくもてなして頂きました。まだ若い頃、懐かしい…感謝です。

  吉村さんとその哲学については、また映画上映会が近づいたら、書こうと思います。  
  
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