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 岩手でできないこともある      2013年6月14日(金) [20周年とカフェができるまで]

  ゆうべ、東京から帰ったら、カフェスペースの天井の工事が進んでいました。
  フェアトレードの仕事でしたが、ついでに、気になるカフェを回りました。
  どれも、古い倉庫や民家をリノベーションした、若い子たちに人気のカフェです。

  わざと鉄筋の梁を見せたり、壁も囲わずにそのままむき出しだったりのレトロなカフェ。
  イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫、八ティフナット高円寺、ベースカフェと3つ訪ねました。
  どこも若者が次々と、午後3~4時でも、その時間に食事を食べるのです。
  さすが、東京だなあと。ただ、私はどこに行っても、年齢が上で、浮いていたような(^_^;)。

  東京は家賃が高いのに、駅の近くで、狭い空間でも上手に、そしてお客さんが多い。
  あらためて、うちは広くてすごい贅沢なのだと。頑張って、また来たくなるようにしよう。
  
  うちの20年間親しんだ、倉庫の鉄筋の梁。当初は天井はそのままでという予定だったが、
  保健所の許可が、厨房は鉄筋を隠すことなので、途中まで隠すというのもなんかヘンかな。
  
                  入りや.jpgイリヤプラスカフェ@倉庫

  梁が出ているということは、天井が高くて広く感じられるけれど、実際、冬の寒いときの暖房が
  全部上に逃げていくことと、2階の自宅の音が下に響く問題がありました。
  また、壁もむき出しなのもいいなと思ったものの、やはり岩手では覆わないと寒すぎます。
  
  東京では可能なことも、この冬の寒い岩手ではどうする?無理があることも痛感しました。

  悩んだ末、そして、森の音さんと相談して、愛着のあった梁(鉄筋)の下に天井をつくることで、
  防音や暖房のメリット、また、すっきりときれいな天井になるんだと自分を納得させました。
  捨てなければ、新しいものは入らないということですね。

                  無題.jpg

  今日も黙々と天井の下地をつくる大工さん。梁を見るのもこれが最後。またね。
  きっと、想像以上にきれいに、落ち着いた空間の天井に、生まれかわるでしょう。
  夕方には、全部天井が下地の木で覆われました。雰囲気が変わります。
 
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