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 緑のサヘルの菅川さん     2018年11月23日(金)

 アフリカ支援のNGО「緑のサヘル」の事務局長菅川拓也さんが来店されました。
 菅川さんは盛岡出身で、毎年11月に盛岡の小学校で講演会を行っています。

 おいものせなかは、10年くらい前に菅川さんの来店を機に毎年カレンダーの販売で
 活動支援を行ってきました。ようやく、一昨年、昨年と講演におよびすることができ、
 今年は喪中ですべてのイベントをやめていました。(フェアトレードの展示会以外)

 菅川さんは、今回小学校の講演の日程をすべて終わった後に、花巻までわざわざ電車で来てくれて、コージさんにお線香を上げてくれ、色々とお話しました。

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 NGОのスタッフのお給料は、バブルの頃寄付が多かった時にくらべ、どんどん下がり、「エッ、それで生活できるんですか?」というくらいでびっくりでした。

 でも、菅川さんは、「それが意外と東京は物価が安いんですよ」と、ニコニコと今の仕事に満足していられるようで、ほんとにすごいです。

 菅川さんの講演は子どもにも分かりやすく、もちろん大人も考えさせられ、お話がとても上手で、そのことを伝えると、「いやあ、実は人前で話すのが苦手で、一人で本を読んでいるのが好きで」と言います。でも、活動を伝えなきゃいけない、慣れしかないと数をこなしてきました。


 それこそ私に、なぜこのような不安定な?道にと興味津々に聞かれました。
 どういう環境に育ったの?とか。親がキリスト教だった?とか(笑)いやいや。
 貧困の原因や何をすべきか気づいたことに、「見えるんだね」と言われました。

 いや、私は霊感や感性は特に強くないし、むしろボーとしてる鈍感な人間。
 小さい頃から読書はしていた?と言われ、ハイと言えば「想像力が強いのかな」。
 あ、想像力!相手の立場を想像できるかどうか、大事なこと。

 おいもでもずっと発信してきましたが、人から言われても、なかなか変わらない。
 経験や体験で、気持ちが揺さぶられてはじめて、考え、変わっていくものかなと。
 だから、若い人は特に、たくさんチャレンジして経験し、本も読んでほしいな。

 
 カフェの本棚の詩集や画集にも目をとめ、好きな詩人の話をしたり。
 「ここは、ずっと本を読んでいたい、居心地のいい空間だ。東京に持っていけば、絶対人気カフェなのに」と言ってくれて、ハイ、東京ならばとはよく言われます(~_~メ)。

 
 菅川さんはいくらでも収入が安定した仕事の道はあったけれど、選択しなかった。今は「これが天職だったのかな」と20数年続けています。私も「老後のことは考えないようにしている」と相変わらず働けど、働けど…で、この業界は明るくつましく面白く、話は尽きずでした。

 

 「緑のサヘル」のカレンダーは、とても使いやすく、アフリカの写真も綺麗です。
 カレンダーの購入が、活動支援につながります。ぜひ、手にとってみてください。
 緑のサヘル http://sahelgreen.org/  1200円

  IMG_1010[1].jpg

おお、はじめて鉛筆やってみて、できた(^。^)


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