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 今日はいちにち放射能問題 ①広瀬隆氏講演会    2012年4月24日(火) [放射能・原発問題]

 今日は午前中盛岡へ広瀬隆さんの講演会に行ってきました。きのうの夕方も電車で行くつもりでしたが、仕事が終わらない上に、寒い寒い雨の日で、盛岡駅から歩くのにめげてしまいました(ーー;)。

 今日は定休日で、夫と車で。広瀬さんのお話は、1988年頃脱原発運動最盛時の盛岡での講演会を夫と一緒に聞いて以来。幼児を抱えて、東京に青森にと軽ワゴン車で集会に駆けつけたのでした。

 会場の奥羽キリスト教センターは、なんと以前、縁あって何年間かイベントでフェアトレードの出店をさせて頂いた元、善隣館でした。
 前置きが長くなりました。あれから25年もたつというのに、広瀬さんは風貌は少し老けたくらいで、次々と早口で明解に話されるパワーと熱い想いは全然衰えていません。すごい方です。

             広瀬.jpg

 「きのうの話も怖かったのよ。今日も聞くの怖いわ」と、入口で久しぶりに会った盛岡の友人。

 あっという間の2時間を夢中で聞いて、あらためて、油断してはいけないとピシャッと叩かれました。

 日本は政府も国民も何をしているんだ、良識を疑うと原発事故後の対応に、世界の推進派の人たちでさえあきれているということ。基準を下げてもなお、ヨーロッパやロシアに比べたら、まだまだ日本の食品の安全基準が異常に高いということ。今後10年間に放射能汚染の影響でガンや白血病で10万人から20万人という数字を、かなり信頼できる国際的な放射能の研究機関が予測しているということ、などなど。

 ショックな事実を知り、あらためて、食べ物による被爆(特に子どもたちや若い子たち)を気をつけなければ、そして、原発も六ヶ所村再処理工場も全廃していかなければ!という想いを強くしたのです。

 「最後に希望が持てることを話します」と、全国の原発を抱える県の市町村で、福島の事故後、原発廃炉の表明を次々としているということ。だから、原発よりも更に危険な六ヶ所村の再処理工場に近い岩手の人たち(もちろん青森、秋田も)は、NO!と訴えていくことで食い止めていけるのですと。

            エンド.jpg

 最後のスライドです。広瀬さんは原発をなくすことに人生をかけてこられた。その方から、「頼みます。涙してお願いします」ということばを、そこまでやっていない私たちは言われているんですよ。

 私はここで伝えきれないので、この講演の内容は、広瀬さんの最近の著書に書かれています。

         本.jpg 朝日新書861円

 今日は、この後知り合いの盛岡のお店に2軒寄って、原発や放射能の話をして、花巻に4時に戻り、すぐに北上に食品の放射能検査に行ってきました。帰宅が7時40分。そのことは、また後で書きます。

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