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 おれ、見つかんねえ方がいかったー       2011年5月8日(日)  [東日本大震災]

 昨日のブログの、Oさんに今日内容の確認をしたら、若干の間違いがあり、訂正しました。
早く更新しなければと焦りもあって、失礼しました。よかったら、直した昨日分を読み直してくださいね。


 今日、陸前高田で被災した高田高校で教員の友人が震災後初めてお店に来てくれた。
5月2日から学校が始まった。1か月前に高田に会いに行った時に、ノートとペンがほしいと言っていたが、十分集まったという。その後の積もる話をあれこれ。

 大船渡教会に何回も支援に通っていたという、牧師のお客さんも来店して、話が盛り上がる。


 高田高校に、津波で太ーい松の木が根こそぎで何本も流れてきて、「一体どこの家からこんな太い松が来たのか!?」と言ってたら、他の先生が、「何言ってんの、高田松原の松だよ」と。
 
 高田高校は全壊、すべての生徒資料も流されて、先生ががれきの中から見つけた新2、3年生の成績表。泥を落として、全部パソコン入力して、3月25日の登校日に、「ここまで復元したよ!」と生徒に見せたら、生徒は、「せんせい、おれ、見つかんねえ方がよかったー」

 また、ちゃらんぽらんだった生徒も、震災後はまったく顔が変わったという。


 陸前高田の人たちは、平地が多く、壊滅といわれるが、ここにまた住みたいと言う人が多いという。
夏祭りの「けんか七夕」にかける市民は熱くて、こんな時でももしかして祭りをやるかもしれないねと。

 いまだに水道は復旧していない。電気、ガスもようやく最近通ったところもある。そんな中でも、高田の人たちは、すごい生きる力があるよねと。食糧とエネルギーは自給したいと宣言している人もいるとか。


 何にも失くなっても、いや、失くしたからこそなのか、つよくて、たくましいな。

  
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