不可解な！？国際リニアコライダー 2012年6月9日（土）

　こんにちは。オーガニック食品＆エコロジー＆フェアトレードのおいものせなかです。

　昨日、放射能と子どもたちの未来を考える、ハチドリかあさんの会がありました。
　5月31日につづき、広瀬隆さんの盛岡公演の2日目の映像を見ました。

　今回は、内容も岩手に近い青森県六ケ所村の再処理工場や福島原発事故後の内部被曝の
問題について、ショッキングな事実の連続で、皆さん食い入るように、画面に集中していました。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　内容は濃くて、ここでは伝えきれませんが、印象に残ったことばは、今でも福島原発からもうもうと
放射能が出ているということ。そして、国の政策にはあきれますが、私たちはあきらめずに、原発や
再処理工場にNO！を訴えていくことが大事だということでした。
　広瀬さんの講演の内容は、朝日新書「第二のフクシマ　日本滅亡」に書かれています。（4/24ブログ）

　さて、おととい6月7日の岩手日報一面トップで、「北上山地が国際リニアコライダー（ＩＬＣ）適地」と、
大きく出ていてもうびっくり。ＩＬＣとは、全長31～50キロの地下トンネルに設置する直線の加速器を
中心とした大規模研究施設で、約8000億円かけて世界に1カ所だけ建設される国際プロジェクト。

　以前から、リニアコライダーは、本当は放射能廃棄物処分施設のための地質調査ではないかと
いう疑問も出ていて、この報道でドキッとしました。第一8000億円もかけて、この厳しい時代に、
よくわからない研究に、復興の名目で岩手県が誘致しようとするのか。私は、はんたーい!(^O^)!
　
　そんなお金あったら、消費税上げて、傷に塩をぬるようなことをしないで、いま被災して生活に苦しん
でいる人たちが一刻も早く地域で生活再建できるように使った方が、どんなにいいでしょう。

　また、世界中で、貧困や飢餓に苦しむ人たちに、使った方がいいのではと思います。

　リニアコライダーについては、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」が小出裕章さん講演会で配布
したチラシがＨＰにアップされています。→http://homepage3.nifty.com/gatayann/env.htm
　私たちが知らない所で、生活を脅かすようなことが進められていることにも、目を配っていきましょう。

コメント 2

初めまして、昨年の震災から色んな事が気になりだし、考えたり悩んだりしています。特に「食」については今まで無知だったため、勉強している所ですが、国産も難しい状況になってきているように思います。
私は横手に住んでいるのですが、今度伺いたいな〜と思いますので、宜しくお願いします。
　　　　　　　　　　　　　　　　熊谷　なおこ
by naoko＆keiko (2012-06-12 08:05) 

　熊谷なおこさん、こんにちは。

　３日ぶりにパソコン開けて、返信遅くなりました。m(__)m

　横手はそんなに遠くないので、ぜひいらして下さいね。
　食について勉強し始めているのはよかったー。
　そこからまたいろんなことに気づきや出会いがありますよ。

　おいもが少しでも役に立てればと思います。
by bun (2012-06-15 23:34)