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 整然とした田老の避難所          2011年4月29日(金) [東日本大震災]

 先日、今年の春夏展示会が無事終わり、ホッとしました。いつもよりお客さまが少なかったけれど、楽しみに目指して来られた方もいて、有難かったです。実はまだ、ベルダの服を中心に展示しております。

 今ちょっと疲れが出てきて、ブログの更新も休んでいました。午前様になってしまうので。(-_-)/~~
 でも、19日の大槌の避難所の後に田老に行ったときのつづきを簡単にお伝えします。

 私が気になっていた田老町在住の黒田さんは、4月に入って連絡がとれ、無事を確認できたものの、家も車も流されて、3人の子どもと避難所に身を寄せていました。ようやく会いに行けて、何か支援したいと励ますつもりが、かえって、彼女のしっかりした様子に、こちらが励まされたくらいでした。自分は非力だ。

            黒田さん.jpg

 田老町は、防災の町として知られ、かつての大津波の経験から、10mものスーパー防波堤を要塞のようにぐるっと作っていましたが、それも今回の津波ではあっけなく壊されてしまいました。

 避難所は今、広いアリーナのような施設に集約され、各世帯に段ボールで仕切りができ、ワンフロアにイベントスペースや子どもルーム、勉強スペースなどがあり、整然としたきれいな感じでした。

            田老避難所.jpg

 田老には、タイマグラのフィールドノートの陽子さんや「タイマグラだより」のちほちゃんたちが、絵本を届けたり、子どもルームを整理したりに行ってたとのこと。その前に訪れた大槌の城山避難所を思い出すと、まだまだ雑然として大変な感じがしました。訪れた避難所もまだ3か所ですが、地域によって、運営する人によって、環境が随分ちがうなと思いました。

 帰りは吹雪で、一面雪景色です。桜も咲いている4月下旬というのに!
               雪景色.jpg

 避難所で体調を崩して、咳をしている人もいると聞いて、安士さんから頂いた蜂蜜で、喉にいい大根蜂蜜を
たくさん作って、蜂蜜と一緒にあげました。安士さんの貴重な蜂蜜はちゃんと届けたるからね!

               はちみつ.jpg

 花巻はいま、桜が満開です。今年は寒くて、例年より1週間以上遅いです。

 東京の取引先の若いスタッフの女性が、何ができるかわからないけど、連休に岩手に来たいと。
各地でボランティアセンターも色々あるし、でも気負わずに自分の目で見に来た方がいいです。

 これから被災地の復興に何かしたい、一緒に長く考えていきたい思ったら、今のうちにぜひ来てみて。
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