今日9月21日は宮沢賢治の命日で、賢治祭というイベントが行われていました。

 そして、近くのイギリス海岸という賢治が名づけた観光スポットが、ふだんはふつうに北上川の河川敷なのですが、今日はイギリス海岸の出現を試みますと知って、開店前に見に行ってきました。









 川底が見える状態がわかるでしょうか。いつもはなみなみと川の水で川底は見えません。5つのダムの水量を調整して出現させるようですが、難しいのか、こんなにきれいに見えるのは、7~8年に一度と、たまたま出会った賢治学会の知人が言っていました。

 左手の崖のような岩は、イギリスのドーバー海峡のイメージということです。
 なるほど、ほんとうに美しい風景だなあとあらためて思いました。


 賢治祭、市内の賢治詩碑の前で夕方から詩の朗読や劇、鹿踊りがありますが、全国から集まった賢治ファンがそこで夜を徹して、賢治愛を自己アピールというのか想いのたけを披露します。歌を歌う人もいるし、自作の詩を朗読する人も。今頃の時間も皆さん熱く語っているのでしょうね。