今週の土曜日はいよいよ、映画「女を修理する男」の上映会です!

 しかしだ、まだ参加者が少なく、特に午後と夜の回は十分席があるので、しつこく宣伝します(^_^;)。実は、赤字覚悟でやると決めたとはいえ、やはり赤字は出したくないなというのが本音です。

  


 先日上映用ブルーレイが届き、試し上映をしてみました。見終わってズシッと来ますが、あらためていい映画だと、私は思いました。

 2ヶ月の赤ちゃんから80歳の女性まで、戦争の武器として酷い大規模レイプがまかり通っているコンゴの東部地帯。

 そこで、婦人科医デニ医師は、被害者の女性たちを救う治療と精神的ケアに奮闘します。


 非常に辛く厳しい現実にもかかわらず、ただ重い悲惨な映画ではない。コンゴの美しい自然と女性たちのカラフルな衣装と踊り、皆で団結していく前向きな姿勢に心を打たれます。


 この問題の背景には、コンゴの豊かな資源を奪い合う戦争があり、私たちが使う携帯電話の貴重な資源。汗水流して働く現地の人々には何も利益はない、ずっと貧困のままです。

 もともとコンゴをはじめ、発展途上国と呼ばれる国は初めから貧しかったのではない。資源や自然環境、作物が豊かな国で自給自足で賄えたのに、先進国の多国籍企業が発展途上国の人、モノ、資源、環境などを搾取してきた不公正貿易が貧困を生み出していった。その歪んだ経済構造は何十年と変わりません。

 
 この現実に、私たちは何もできません。でも知ること、共感することが大事だと思います。
 若い方たちに、ぜひ観てほしい映画です。席まだまだあります、ご参加ください!(*^-^*)


 

 当日は、映画上映の間はカフェの営業はなく、貸切になります。
 映画参加者の方のドリンクは、300円です。できれば事前にご予約下さい。