SSブログ

 フランス旅⑰ 最後の日のパン    2024年8月19日(水) [旅]

 お盆休みが明けてから毎日猛暑、そのせいかお客さんも少なく、バテてました。

 しかし、いま花巻の図書館問題の署名活動も終盤にかかり、広報のチラシ担当で暑い中サクサクはかどらず、ブログはその後での3日間でした。


 で、この休みもその作業ですが、気分転換に(^-^;、ブログ書こうっと。

 前回の蚤の市の最後に、カフェで上から植木鉢が落ちてきた出来事を補足しました。



 フランス旅の最終日。帰国する日曜日。夕方の飛行機までやり残したことはないか、雑貨やお土産など買っておくものをチェック。毎年バゲットの大会で今年1位になったパン屋さんが歩いて行ける所にあるから、行く?と娘が言うので、「フランスで一番のバゲット!?食べてみたい!」と出かけた。
 

      IMG_4022.jpg

 朝10時にこの行列。しかし回転が早く、さくさく進む。バゲットはすぐ固くなるから日本に持って帰るのは無理だけど、カンパーニュがあれば、持って帰りたいと言った。きっとカンパーニュ(丸い田舎パン)も本場は美味しいだろうと。


      IMG_4026.jpg

 いよいよ店内に入って驚いた。原色で大ぶりデザインのケーキ、なんかアジアのお菓子屋さんみたい…。日本のケーキの方がずっと繊細で美しくて、美味しいような気がする。

 また、フランス人、パリのセンスがいいのか悪いのか分からなくなった(;^ω^)


 レジの順番になって娘が買ったのを見たら、え、バゲットを持ってない!「バゲットは!?」と言ったら、娘は「えー!」と後ろに行列なのに慌ててレジに戻り、「すみません!バゲットも!」と、何とかゲットできた。


 「ほしいのはライ麦か全粒粉のカンパーニュとクロワッサンね?とママに確認したよね!」と娘に怒られた。確かにそこでうんと言ったかも…。心が浮ついてたのと優勝したというバゲットはもちろんと思ってたから、この行き違いに私はしゅんとなってしまった。


     IMG_4027.jpg

 パン屋から帰宅して、早速買ったパンを食べた。バゲットはさすが美味しい、クロワッサンも美味しい、しかし、持って帰りたいと言った全粒粉パン(ライ麦はない)はうーむ、今イチだった。これは日本のカンパーニュの方が美味しい。結局、バゲットとクロワッサンはどこのパン屋でも外れなく美味しいのだ。


 午後から最後の街歩きをして、お昼はどこで食べたか、忘れた。自分でもメンタル弱いと思いつつ、どこか元気なくて、夕方空港で別れるまで、ささいなパンのトラブルで、最後満面の笑顔ができなかったのが悲しかった。娘も繊細でよく泣く子だから、予想外の別れに帰ってから一人で泣いてたと思う。


 「自分ではまだ大丈夫と思っていても、年齢的に耳が遠くなったり、判断が鈍くなったりしてると思う。それでも2週間快くつきあってくれて有難う。これからまた老化は進むかもしれないけど、それでもよかったら、ママの旅にまたつきあってね」と、空港からLINEを送った。


 こんなことまで書いてしまうのは恥ずかしいし、正直迷ったけれど。一見羨ましく見えるフランス旅も、いいことばかりでもなく、泣き、笑い、失敗もあったけれど、楽しかった!で締めくくろう。



      IMG_4045.jpg

 空港に向かうタクシーから、パリ革命の象徴バスティーユ広場で、日曜日の今日はデモをやっている様子が見えた。たぶんパレスチナのために。
 奥に第2のオペラ座の大きな劇場、オペラ・バスティーユも見えた。

    

nice!(1)  コメント(0) 

 フランス旅⑯ パリの蚤の市   2024年8月10日(土) [旅]

 明日からお盆休みに入ります。おかげさまで、売切れるかなーと心配していた生もの、野菜、豆腐、バナナは大体売れました。いつも来店して下さるお客さまには、本当に感謝です。( ;∀;)

 11日(日)~15日(木)休業、16日(金)は野菜も入荷します。卵もあります。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて、お盆休みはブログの更新ができないかもなので、ほぼ終盤の旅報告を。


 6月22日(土)、帰国の1日前に、やっと念願の蚤の市に行きました。

 バスで1時間ほど、パリの南のヴァンヴ蚤の市へ。ここは露天のテントでたくさんの業者さんが出店しているが、箱にゴチャゴチャとガラクタの中の宝探しみたいだったりで、面白い。

    IMG_3993.jpg

 早速すぐのお店で銀のお皿やラックを見つけて、二つでいくら?と交渉したら、おじさんが安くしてくれたのに娘とびっくり嬉しいで始まった。

     IMG_3992.jpg

 その後も、グラスやお皿など、交渉するとまけてくれるおじさん、おばさん、好き(笑)。

 1時間くらいかけて一周して回った、雨が降ってきて、みんな片付け始めてる。露店は大変だな、パリの天気は不安定だから。早めに行ってよかった。

 次にパリ最大の蚤の市という、クリニャンクール蚤の市はパリの反対の北にあるので、バスで1時間かけて行く。1時間も乗ったら、運賃も高くなるかと思いきや、短く乗るのと変わらないというのだ。

    MLBZ5984.jpg 

 雨の中のバス停で待つ。パリの最初の頃の写真に比べて、随分馴染んできた(#^.^#)。偶然、足元の「GAZA ♡」がよかった(^.^)。

 
  クリニャンクール蚤の市は、ガイドブックでもスリに気をつけてと書いてるが、パリの中でも治安があまり良くない地域なのだろう。でも、蚤の市の入り口を入れば、そこはもう観光地のスポットである。

     IMG_4006.jpg

      IMG_4007.jpg

 こちらは区画整理された店舗のアンティーク街で、商品も綺麗に並べられてるし、ヴァンブより少し高めである。家賃もあるからだと思うが、いいものも確かにある。


 この日のお昼は近くのレバニーズ(レバノン)。タコスのようなので、具はチキンやベジミートだったり選べて、おじさんがササッと作ってくれてイートインで、二人で15ユーロ(約2500円)だから、今までで一番安いかも。美味しかった。

     IMG_4004.jpg


 蚤の市の後は時間ができたので、またオペラ座のショップに寄ったり、雑貨屋に寄ったりして、最後のパリ散策とお買物を楽しんだ。


 「今日の夕ご飯は?最後に行きたいところ、やり残したことはない?」と娘が聞いてくるので、「うーん、テラス席でつまみながら飲みたいかな」と言ったら、アパートの近くの人気のカフェに連れて行ってくれた。「ここはついてくるパンが美味しんだよ」

 テラス席が満席だったので、中の席で待ってて、空いたら教えるという、スェーデン人の女の子が感じよく対応してくれた。

 珍しくワインでなく、最後の夜はビール注文して、待つ。幸せなひととき(´;ω;`)。

      LEXL2833.jpg

 ほどなくテラス席に移り、注文を選んでいると、数人隣りの席で騒がしくなった。お店の男性が困った顔で上を見上げて、お客さんも立ち上がっている。どうやらカフェの上の階から鉢植えが落ちてきた!幸い誰もケガしなかったようだが、テーブルの上は砂がかぶったのか騒然としていた。とんだハプニングに遭遇したが、まわりの客は平然としていて、すぐ事態は落ち着いた。笑。


 地元に愛されてるカフェでリーズナブル。最後に食べたいのは?娘の勧めでフランス名物という新鮮な牛の生肉のタルタルステーキを試した。付け合わせのフライドポテトはみんな大好きなようだ。でも、私は初めて食べたナマ肉はやはり苦手かな(^-^;。

      FJQQ9487.jpg

 帰ったら、買い込んだ食器類の怒涛のパッキングに夜中までかかった、フー(笑)。

 


nice!(1)  コメント(0) 

 フランス旅⑮ 音楽の祭典の日     2024年8月5日(月) [旅]

 1年で一番日が長い日夏至にあたる6月21日(金)は「音楽の祭典の日」。

 これは1982年、当時の文化大臣ジャック・ラングの発案で生まれたお祭りで、35年以上経た現在も大盛況で、世界100か国以上にまで広がっているとのこと。東北では、仙台の音楽の日が有名かな。

 街のあちこちでプロアマ問わず自由に演奏する音楽の日を楽しみにしていた。

 朝は雨が降っていたので、午後からゆっくり出かけて、雑誌に載っていたおしゃれな雑貨屋をいくつか回った。裏通りの中庭みたいなところにあるので、娘がスマホで調べないと辿り着けない。確かにセンス抜群の素敵なお店だが、雑誌に紹介されるのはそれなりのお値段(^-^;。

    IMG_3939.png


 次に娘がメゾン・ドュ・モンドという雑貨・インテリア店に連れてってくれた。こちらは庶民的なチェーン店で、お手頃価格の可愛い雑貨にテンション上がる(笑)。


 その後も街を歩いていて、夕方になってやっと音楽の日らしい喧騒に出会う。

 若者がどやどやと集まっている先は演奏者はいなくて、露天DJが大音量で騒がしい。


     IMG_3951音.jpg


    2IMG_3978音.jpg


 やっと生演奏に出会い、おじさんの歌がアツい。聴衆もどちらかといえば年齢が高い層で静かに楽しんでいる。

    3IMG_3970音.jpg


 パリは夜10時にやっと暗くなる。帰り道に演奏をしてるおじさんバンドに人だかり。


      4IMG_3989音.jpg


 こんな遅い時間でも、どんどん人が出てきて、コンビニでビールを買っている。カフェのテラス席も満席である。パリは夜が元気になる。

 
 いつも通り過ぎていたカフェのテラス席で飲んでみたいと、満席だが雨が当たりそうな端っこの席あけてもらった。娘はジントニックを注文していい?と、後でトニックウオーターが別売で請求書見て「あれ11ユーロ!高かったね」と娘(*_*;。ジントニック一杯で1870円!?えー、やまやでジンのボトル2本買える値段だよ~と、またけちクサく嘆く母だった。

     RKCS1303.jpg 
 

 この日は地下鉄も24時間運転するという音楽の日。皆が幸せそうに見えた。


     ジンIMG_3984.jpg



nice!(1)  コメント(0) 

 フランス旅⑭ ルーブル美術館   2024年7月27日(土) [旅]

  パリオリンピックの開会式は、おしゃれなフランスのパリでどういう開会式なのか期待したし、フランスらしさを全部詰め込んだ演出で素敵だった。ただ、若者向けダンスが多すぎるかな、オペラやバレエやアートなどの芸術が少なかったのが残念という私の感想。パリコレのショーのような斬新なファッションはさすが。

 赤しそが低温のせいか新鮮な状態であります。1㌔700円で販売分出ました。紫蘇ジュースを作るのがおすすめ。簡単です。なくならないうちに、お早めにご連絡を。


 先日のオペラ・ガルニエ(パリオペラ座の劇場)に行った後のつづきです。

 人気のベーカリーに入るとお昼時なのか、混んでいた。娘が選んだのが、ラタトゥイユの上に魚のホワイトソースのデリ弁当。え、10ユーロ、1700円!?

 じゃあ私はバゲットにハムチーズをはさんだサンドとほうれん草のキッシュ。それにコーヒーを二人分注文したら、あら30ユーロ(5100円)になったねと娘もビックリ。

 カフェに入らず安く済ませようとしたのに(^-^;、パリの食事は高い。いかに日本が安いか。円安だからか。

     IMG_3908.jpg

 歩いてすぐのところにチュイルリー公園。都会の真ん中の日比谷公園のような憩いの場。
 噴水の前の空いていたベンチを見つけて、ひと息。オペラ座Tシャツバッグとランチ。

     IMG_3903.jpg

 ボーっと休んでたら、突然娘がスマホ見て爆笑する。キスマイの玉森が今パリに来てるって!この地近くのホテル(笑)。メンズのファッションウイークだとさ。え、玉森がモデル?

 
 玉森の泊ってるというホテル、高級そうだなーを通り過ぎて、ルーブルに歩いて行く。

    IMG_3910.jpg


 ルーブル美術館はコの字型に予想以上にデカ過ぎる!疲れそうで、入場せず。

    FKKV0613.JPEG
  記念写真のポージングだけ。ひとりシニア・ファッションウイーク?(笑)

 
 ルーブルとオペラの辺りは、日本食の店が多いらしい。ぶらぶらと歩いていたら、ショーウインドーで素敵な工芸品を見て中に入って行ったら、山形県の工芸作家さんの展示だった。

 「こんにちは」と挨拶された。夫の鉄さびのような皿があり、土日も営業の私はなかなか展示会やイベントに行く機会がないから、まさかパリで山形で素敵な工芸品に出会うとは不思議な縁。


 この日はオペラ座が一大イベントで、済めば、あとは予定もなくヒマなのである。


 娘の部屋にグリーンはあるが、もう少し増やしてもいいなと「お世話になっているお礼に、植物を買ってあげるよ」と言った。

 この日の夕方はとにかく歩くので、「これ、帰り道?どこまで行くの」と聞くと、「観葉植物やさん!」と、早速向かっていたのだ(^_^;)。
 
     IMG_4429.JPG

 30分以上歩いて着いたお店は奥まで観葉植物がいっぱいで目移りする。どれにしようかとサイズと値段と吟味しながら、中くらいのカポックと、テーブル用に小さなペペロミアを買う。カポックを大きくしたいので一回り大きい鉢も買い、植物抱えて、なぜか嬉しい気分で途中でワイン買って(笑)また歩いて帰宅。

 早速土と鉢を入れ替える作業を素手で(スコップない)やってあげて、廃棄寸前のプラ鉢は高くする台にして、量り売り野菜の紙袋がかわいいのでかぶせた。なかなかいいアイデア(*^^*)。

     IMG_4430.JPG


 この日は17㎞、今までで一番歩いたようだ。



nice!(1)  コメント(0) 

 フランス旅⑬ オペラ・ガルニエ      2024年7月23日(火) [旅]

 旅11日目の6月20日(木)はいよいよパリ・オペラ座の劇場に。わくわくする。

 世界三大バレエ団の中でも人気がある、パリオペラ座バレエ団は私の姉が好きで、「公演を観なくても劇場見学で入れるよ、素晴らしいからぜひ」と言われていて、「お願いがあるんだけど、そこのショップでしか買えないオペラ座のTシャツを買ってきてー」と3枚分のお代とお餞別までもらったので、これは絶対外せないなとこの日を予約して行った。


 余談だが、姉は中学3年でクラシックバレエをやりたいと言った時、勉強が一番になったら習ってもいいと父親に言われ、苦手な勉強を頑張って一番になって15歳で始めて(普通では考えられない超遅いスタート)東京のバレエ団の団員になり、今は横浜でバレエを教えて約50年、苦労人である。レッスンの時にオペラ座を着たいというから、使命感に燃える(^_^;)。


     IMG_3850.jpg

 おっと、週2日だけの木曜日に開いてたマルシェに先に行って野菜や果物を買って、一旦帰って荷物を置いて、地下鉄でガルニエへ。パリは歩いてあちこち行けるというのがいい。

 地下鉄もオペラという駅名で、なんとわかりやすい。やはりどこか華やかな雰囲気が漂う。

    IMG_3868.png

 
 ここも入場者が行列だったが、予約は別の入り口からスイと入れたが、入ったらすごい人!小中学生の授業か修学旅行かという団体もいる。バレエに興味のある人だけ見学する静かなところかと思ったら大間違いで、立派な観光施設で、とにかく人がわんさかいる。

     IMG_3872.png

 入って見てわかった。とにかく豪華絢爛で素晴らしいのだ。ガルニエという建築家がこだわった作品。日本語の音声ガイダンスを借りてくれ、必死に聞いてる割に、わすれた。これはバレエとオペラの公演のためより、観光施設にしたくなるね。

     IIJU3992.JPEG

 観客席を一部見れて、意外にコンパクトな広さで驚いた、どこからでも舞台がよく見える。天井はシャガールの絵。素晴らしいが、青森県立美術館にあるシャガールのバレエの4枚のどん帳も負けてない。

 人波をかき分け劇場内を回ってみた後は、いよいよ姉ちゃんの使命実行、ショップへGO。

      IMG_3899ショップ.jpg

 ちょうど日本時間の夜8時頃に写真を送るから待機しててねとLINEしてたので、何枚かあるデザインとサイズを見せて、どれがいい?と娘に持ってもらって、私が写メしてLINEで送る。

     シャツIMG_3887.jpg

 「オペラ座の怪人」のデザインが多い。何度もやりとりして決定。なんと、便利な時代になったことかとおばさんはビックリである。


 Tシャツ使命を終えて、ガルニエを出て、疲れた娘は「どこかカフェで休みたい」と言う。お昼時でまともなカフェに入ったら、またけっこうな値段のランチを阻止すべく(^_^;)、「いや、簡単なのでいいよ」と言うと、「じゃあ、パン屋で買って近くの公園で食べよう」と。お、いいねーと。。。


 ガルニエから歩いてすぐの人気のベーカリーに行って、それも娘はパパっとスマホで調べてだから、無駄がないというか、すごいな、私はできないけど、若い人は。この後の様子は、つづく。


 いつか、パリオペラ座バレエ団の公演をこの劇場で観たいなと思った。


nice!(0)  コメント(0) 

 フランス旅⑫ モネの庭     2024年7月20日(土) [旅]

 旅の10日目、パリから列車で約1時間のジベルニーにあるモネの家と庭に行った。

 はじめの予定ではなかったが、花の季節の6月に行ったわりに、パリの街に花をあまり見かけず、これが花の都パリ?とガッカリしていた。そこが心残りと言うと、娘がこの前行ったモネの庭がよかったよ、行く?と言うので、モネの睡蓮の絵は有名で絵も見てない私は迷ったが、1日空いていて花に飢えていたので、行くことにした。


 翌朝駅に行く前に、娘が郵便局で荷物を出すのにスーパーまで歩いて行って梱包箱を買う。近くの郵便局に行ってる間にここで待っててというので、ぶらっと見てたら何と可愛いお皿が残り数枚で40%オフになっていた。これから出かけるのに皿買うと重いかなと悩んだが、今買わないとなくなるから持とうと、お皿を抱えて娘が戻るのを入り口で待ってた。レジでセール品は会員のみよと言われ、娘はすぐに会員になりゲット。このひらひらがパリっぽい?

      IMG_4410.png


 駅でスマホのチケットに改札機が反応しなくて通れず焦ったが、通りがかった黒人のおじさんが一旦改札を出たが見かねて戻り、グイと力づくでバーを開けてくれた(^-^;。なんだ、強行突破できるじゃん。駅員全然いないし。

 モネの家に着いたら、観光客の行列が長い。30分並んで入れた。私たちの前に並んでた母娘はアメリカからで、本当に世界中から来る人気観光地なんだ。すごい人だった。

    UQSM6556.jpg

    IMG_3804.jpg


 ガーデンは広大な敷地で花が咲き乱れていたが、とにかく何でもありのフラワーガーデン(笑)。たとえば日本庭園のように整然と管理統一されたものとも、イングリッシュガーデンのようにデザインされたものとも違い、一斉に花の種を蒔いてあちこちで咲けばガーデンデザイン気にしないって感じなのだ。センスがいいイメージのフランスに意外なメチャクチャアバウトさ。


 ハスの花が咲く季節で、モネの絵そのままの睡蓮の池は素敵だった。竹林もあった。

    IMG_3825.jpg

    IMG_3800.jpg


    IMG_3824.jpg

 これだけ広大な庭と立派な家を持ち、画家=貧乏のイメージが覆された1日(^-^;。


 夕方パリに戻り、節約してずっと家で夕飯食べてたから、今日はパリっぽいレストランで食べてみたいと言ったら、ブルーカラーの人たちが行ってたというレストランがあると。

 ギャルソンエプロンをビシッと決めた素敵なレストランは夕方時間が早かったせいか、予約なしで入れた。

 通されたテーブルはイケメンギャルソンが愛想よく、オーダーをテーブルの紙にサラサラと書いていく。途中からおじさん二人が隣りに座ったから、日本だと、「相席いいですか」と聞かれるか、または相席にしないから、そこはビックリ。でも、感じのいいおじさんは日本に行ったことあるよと娘と楽しく会話していた。

     ギャルソンIMG_3835.jpg

     IMG_3837.png

 広いホールでキビキビ動いてるギャルソンたちを見て、「みんな働き者だねー」と言うと、娘は「そんなことないよ。フランス人は朝遅れてきて、定時になるとサッサと帰るよ(笑)」

 あ、そうなのか(;^ω^)。雰囲気がいい割にそれほど高くなかったのでホッとして、また帰りに買い残した皿のスーパーに寄って、大事に両手に抱えながらルンルンと歩いて帰宅した。



nice!(0)  コメント(0) 

 パリオリンピックの話題    2024年7月15日(月) [旅]

 昨日7月14日はフランス革命記念日で、オリンピックの聖火がパリに到着したよう。

 フランス国民にとって、革命記念日に聖火をぶつけるなんて、とても大切な日なんだ。パリオペラ座バレエ団のバスチーユ(革命の象徴の地)で大規模公開レッスンと演舞聖火リレーには、芸術が浸透している様に感動した。


 さて、1か月前にパリに行ったときは、オリンピックの街の盛り上がりは見えなかった。

 主要駅やパリ市庁舎に、オリンピックのポスター的なものが貼られているくらい。

    IMG_3760市庁舎.jpg

 パリ市庁舎は観光スポットにもなるほどの歴史的建造物で、そこに現代的で幾何学模様のオリンピックデザインが少々合わない感じもするが、仕方ないね(^_^;)。頑張ってる。


 この間、娘からの情報に、「フランス人ておかしい。ユーモアがあるね」と言ったら、「彼らはユーモアのつもりはなく、本気でしょう」というのが下記の記事。

 「フランス国民がセーヌ川で集団ウンコ抗議活動を計画」https://kaikore.blogspot.com/2024/06/blog-post_11.html#google_vignette

 さすがデモのプロのフランス人!にも笑った。が、その後進展のニュースがない。



 先日、近所のスーパーもオリンピック仕様になってきたという娘からの写真。

     IMG_4345.jpg


 え、あの地味なスーパーが!?ヨーイドンで入りましょう!みたいな入口で、センスいいんだか悪いんだか(笑)と言ったら、

 娘「ださいよ(笑)、けどテンション上がってるみたいで可愛い」

 ほんと、フランス人のこのセンスにちょっとひくが、この一生懸命さが可愛い(;^ω^)。


 今日祝日・月曜営業の代休で、17日(水)休みます。今週は火水曜定休日です。



nice!(0)  コメント(0) 

 フランス旅⑪ ピカソ美術館    2024年7月14日(日) [旅]

 旅9日目の火曜日は、行きたかったピカソ美術館へ。私はピカソが好き。美術に詳しくないが、あの崩した顔のメチャクチャな感じが面白く、ホッとするのだ。

 この日午前中はケーキやキッシュを焼き、さて午後からピカソに出かけるかと、ピカソ美術館に入ったのが午後4時半。閉館まで1時間半しかないが、まあ大丈夫とたかをくくったが。

    IMG_3691.jpg

 バルセロナのピカソ美術館では、65歳以上と娘の学割が証明書なしでも半額で行けたので、チケット買う時に娘が聞いたがパリはNON。規模が違うな。

 ここも素晴らしい古い建物で、空間がアートだ。

   ピカソIQQV8351.jpg

 出てきた、出てきた。ピカソの絵がいっぱい、うわー。撮影も禁止されてない。

     IMG_3735.jpg


     IMG_3719.jpg


     IMG_3702.jpg

  これは日本でも目にする有名な絵。

     IMG_3743.jpg


 陶芸もやっていたピカソ。

      IMG_3737.jpg

 
 彫刻もやっていた。
 
    IMG_3695.jpg


 すごくよかった。ショップで何か買いたかったが、時間が足りなかった。娘が前に行った時と少し絵が変わってるというから、入れ替えもあるらしい。毎月第1日曜日は誰でも美術館に無料で入れるという。またその時に行こうと娘。お金がない人でもアートに親しんでほしいという政策はえらい。

     IMG_3705.jpg


 さて、ケーキ作りのボウルはないし、冷蔵庫はチーズがゴチャゴチャだから、「パリにニトリはないの?」「イケアならあるよ」というので、ピカソの後はイケアを目指して歩く。途中チョウチョの装飾のビル。デパートではないようで、一体何だかわからないが楽しい。

     ちょうちょIMG_3756.jpg

 イケアは初めて入ったが、キッチン用品のセンスはイマイチで、でもガラスボウルなどを買って、レジ後の梱包台で、割れ物用梱包紙にラッキーと帰国用に過剰にもらって包んだ。そばに警備員がいて、もし何か言われたら「イケア好きなのでロゴ入り包装紙ほしくて~」(笑)。


 夕食は残ってるパクチーが悪くなるから、アジアンスーパーで買った冷凍ギョーザ、これがまた小籠包ぽく、めちゃ美味しくて、パクチー中華風スープにしたら、美味しい美味しいと娘。


 スーパーでは魚類が少なく、冷凍シーフードミックスでアヒージョと、娘が買ってきた牛タンスライス(日本ほど高くない)とウサギのパテ。娘は食べてみてやはりウサギ想像するからもういい(;^ω^)。シーフードのマシュマロみたいなのは何だー?イカと判明。うーむ。


     夜IMG_3767.jpg




nice!(0)  コメント(0) 

 フランス旅⑩ のんびりの月曜日    2024年7月9日(火) [旅]

 完熟梅は、今週木曜日から土曜日にかけて入荷の予定です。まだはっきりせず、近日中にいわえんさんから連絡が入ったら、ここでお知らせします。今週末を予定していてください。


 そして東京都知事選の結果に、私はがっかりで、東京都大丈夫?と。私が知る情報で、結果分析になるほどと思うところもありますが、私が書ける言葉が見つからず、すみません。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 パリ8日目。月曜日は、お店や美術館など休みのところが多いので、特に出かける予定もなくゆっくりしていて、旅日記を忘れないようにつけていた。

 娘が起きてきて、「バスクチーズケーキつくらないの?」と言うので、そうだったと、近所のスーパーへ材料を買いに行く。卵、クリームチーズ、生クリーム、未精製の砂糖など。


     IMG_3685.png

 そういう割には肝心のケーキ型がなかった。近所のお店を何件か回ったが探せず、これは午後娘が用事で出かけた時に金物屋さんで見つけて買ってきた。とても質が良くて一生使えそう。


 私はスーパーから帰宅後は、ブログやお店の仕事も少しやったりののんびり日。


 夕方、娘が「ケーキ型とパクチー見つけた!おにぎり権兵衛も(*^^*)」と帰ってきた。

 朝「ヤムウンセンが食べたい」と言ってたので、春雨とナンプラーはあるけど、パクチー、ひき肉、エビ、ミニトマト、チリがないとねと、スーパーで材料を買っていた。

 ただ、ひき肉はこちらでは売ってないという。ん?ハンバーグは食べないのか?
 スライスの肉もないようで?基本かたまり肉を売るらしい。さすが煮込みの国。

     IMG_3581.png  
  フランスに来て初めて食べたお米が、おにぎり権兵衛。大人気店らしい。


 娘にはもったいないような!(うちはカフェのオーブントースターでケーキ焼く、それも10年前にこの娘が携帯のポイントで買ってくれたの、笑←携帯の出資者は親)立派な電気オーブンがあったので、ケーキが焼ける(^^♪、これは翌日作ったバスクチーズケーキ。

     IMG_3686.png


 私はキッシュが好きで、フランスはキッシュが本場だから、本物の味を知りたいと有名パン屋さんのキッシュを買って食べてみた。5~6ユーロ、1カット900円!もする割に、、、。

 スーパーにパイシートが冷蔵庫に(冷凍庫でなく)種類が豊富にあって、作ろうかなって。

     IMG_3688.png

 ほうれん草が見つからず、というか葉物がサラダ用にバラで袋に入ってるのしかなく、サラダで使ったブロッコリーとベーコンの代わりにサラミを使った。

 
 ありもので作った割に美味しきできて、もっと研究しようと思った。

 

nice!(0)  コメント(0) 

 フランス旅⑨ ディファレント?    2024年7月7日(日) [旅]

 旅の7日目のパリの日曜日の、きのうの続きを。

 フランスはチーズが安い。それなりに美味しいチーズが300円位から買えるので、娘の部屋の冷蔵庫は色々な種類のチーズが入ってて、なるほどね。かなり臭うのは処分した。

      IMG_3536.png

 ガレットやさんの後、歩いて帰る途中に、うわーキレイとのぞいたチーズ屋さん。どれも芸術的で美味しそう!さすがにここまで素敵だと高いなと値段を見ずにのぞくだけ(^-^;。


 また、ぶらぶらと歩いていると雑貨屋さんにぶつかる。ふらっとのぞけば、安い可愛いガラス製品が。物価高のパリでもこの価格ならうちでも売れるかなあと考えて選ぶのも楽しかった。


 また歩けば、小さな雑貨屋さんにぶつかる。パリは犬も歩けば雑貨屋である。

     IMG_3543.png

 お店に入った時にパソコンに向かってて無愛想だった店主が、私が見るだけの客でなく買いそうだなと気づくと、途端に感じいいパリのイケオジになった。


 ガレットでまだお腹空かないけど夜何にしようか、アヒージョにしようかと、帰りにアパートの近くのスーパーに立ち寄る。ここはレジの愛想が悪い普通のスーパーなのに、卵のコーナーもビオの卵がすごく多い。そこはえらい。

      IMG_3544.png


 牛乳もビオが溢れてるが、常温で置いてるのは、なんでだ?腐らないのか??

     IMG_3545.png


 娘が牛乳は飲まないというから買わないでいたけれど、私はブラックコーヒーが苦手なのでやはり牛乳ほしいなとほしそうに見てると、娘「買う?」「うん」どうせならビオをと手にとったが、え、2種類あるじゃん(';')。


     IMG_4015.png

 何が違うんだ!?と、私が牛乳を両手に持って、娘がスマホで急いで調べ始めたら、隣で買物をしていたバッハのようなブロンドおかっぱ髪型のイケメン若者が英語で声をかけてきた。

 「different?(違い?)」

 「あ、はい」

 なんだ、このドラマのようなシチュエーションは!(#^^#)

 イケメンは英語で違いを説明して爽やかに去った。優しいなあ。私は若者にポーとしてて、娘に

 「え、なんて言ってた!?」
 「フルか低脂肪だって」
 「じゃあ、フル、フルだ」

 なんか、るんるん気分で牛乳を抱えて帰った。(レジは相変わらず愛想悪かったが)


 この日はスタート遅かったけどたくさん街歩きして、帰宅がまた夜7時半。空は明るい。パリは夜10時頃まで明るいのだ。お天気も夕方から太陽が出たりで、夜が元気になるパリ。




nice!(0)  コメント(0)