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 国民を救うのが政治家の仕事    2024年1月18日(木) [政治・経済・社会]

 今日、元明石市長の泉房穂さんのX(twitter)の動画が凄いよと教えてもらい、あまり動画は見ない私もつい引きこまれて見入ってしまい、感動しました。


 今の自民党政権はあまりにもひどい、国民をばかにしているような政治ですが、中には山本太郎さんや泉房穂さんのように、国民のため、弱者のために一生懸命動く政治家もいるのです。

 政治は私たちの生活と密接です。選挙でホンモノの政治家を選ぶことが、本当に大事。


 泉房穂さんの動画をぜひ見てください。

 下記、泉房穂さんのXから転載

 私の国会議員時代に関するお尋ねが多く来ていることもあり、『衆議院本会議での演説の動画』をご紹介。今から20年近く前(当時40歳)ではありますが、「国民を救うのが、政治家の本来の仕事だ」との思いは、その当時から変わってはいません。私を批判なさりたい方も、この動画は是非ご覧ください。

  https://twitter.com/izumi_akashi/status/1731141665832964183


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 ハピスコーヒーが被災地に出発   2024年1月17日(水) [政治・経済・社会]

 釜石のハピスコーヒーが能登半島地震の支援にキッチンカーで向かいます。
 昨日の夜インスタグラムで知りました。インスタの文章を転載するやり方わからないので、文章全文を送ってほしいと今日連絡したら、すぐ送ってくれました。

 下記に転載します。


 【ハピスコーヒー、石川県に向かいます】

被災地の避難所でコーヒーを淹れてほしいと現地NGOより要請をいただきました。
ついにハピス号が出動できる状況になりました。
大雪が収まり次第、石川県へ行ってまいります。
活動期間は1週間ほどを予定しています。
被災地ではボランティアではなく、現地NGOメンバーとして活動いたします。

避難所で活動しているみなさん、被災してしまったみなさんに
あったかいコーヒーを提供してきます。

広島での土砂災害などでもコーヒーを提供しに訪問しておりますが、
今回はキッチンカーで向かうことが可能です。
電気、ガス、水、すべてこちらで賄うことが可能です。
被災地の手間を取らせることなく、活動可能です。

奥能登などの食事にも苦労している避難所ではなく、
衣食住がある程度整いつつある、
そろそろほっとする時間が必要となりそうな避難所で活動予定です。

コーヒー豆の用意は万全です。1000杯以上用意しています。
みんなみんなにひとりひとりに提供してきます。
1000杯ではなく、コーヒー1杯を1000人に提供してきます。

東日本大震災の際に助けてくれたお礼をしてきます。
あったかいコーヒーで、一瞬だけでも気がまぎれる時間を提供させていただきたいです。

東日本大震災の被災者側として、
実家が全壊した話、避難所での話、仮設住宅に入った話、
ちょっとずつ復興が進んでいった話、みんなにしてきたいと思います。

また、今回限りの単発的な活動ではなく、
複数回訪問できるような活動にしたいと考えています。
東日本大震災の時も、何度もきてくれたことがうれしかった記憶もありますし。

この活動を店頭でお話させていただいたみなさまから、
協力金をいただいております。本当にありがとうございます。
不躾なお願いですが、当店の活動にご賛同、ご協力いただける方は
店頭でカンパしていただけるとうれしいです。

当店と店主の人となりをご存じのみなさまにおかれましては、
メッセージいただければ振込先などもご連絡差し上げますね(急に丁寧)

それでは、また。
HappieceCoffee(ハピスコーヒー)店主 イワハナより


 カンパ振込先も教えてと伝えたら、すぐに次の文章が送られてきました。

ぶんちゃん!
おつさまです、ご連絡くれてありがとです。
カンパもうれしいです。

今日の夜に出発します。あしたの午後に到着予定です。
応援してくれるみんなに、下記のようなメッセージを送っています。
継続的な支援ができるようにちょっと考えてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下、定型文で失礼いたします。
ハピス屋さんただいまバタバタしておりましてゴメンナサイ。
また後でメッセージしますね。
ーーーーーーーーー
このメッセージを受け取ったということは、
ハピスコーヒーの被災地活動に関してご協力いただける方であると存じます。
お客さまだしお友達だし、気兼ねなく返信いたしますね。

みなさまご存じのとおり、当店はちいさなちいさなコーヒー屋です。
組織的な支援金もありませんし、NGONPO的な寄付金もありません。

不躾なお願いですが、厚かましいお願いですが、図々しいお願いですが、
被災地にコーヒーを届ける活動に対して、協力をお願いしたいと思っております。
また、今回限りの単発的な活動ではなく、
複数回訪問できるような活動にしたいと考えています。

そこで当店からご提案なのですが。

当店はコーヒー1杯500円で提供していますので、
500円を1口として、被災地にコーヒーを届ける、
という「テイ」の活動にしようかと思っています。

将来的にはカップに巻くスリーブに提供者の名前やメッセージを書いたりして、
より被災者に寄り添っていくスタイルがいいなと思ってたりしてます。

被災地ではコーヒーが飲めてうれしい、当店も活動資金ができてうれしい、
提供者も現地でコーヒー飲んでもらってうれしい。
というみんなうれしい形になればよいなと。

今回は1000杯目標なので50万円相当です。
毎回50万円だなんて集める自信はありませんので「テイ」です。
足りない分は当店が肩代わりします。

という感じで考えておりました。
それを踏まえて、よし!協力するよ!という方は、
カンパいただければとてもうれしく思います。

コーヒー代はちょっとっていう方、ダイジョブです。
ガソリン代や現地での活動費にも使わせていただきますので。


銀行振り込みは下記でお願いいたします。
振込人様の前に「カンパ」とお付けいただければ
通販のお客さまと区別しやすく助かります。
ーーーーーーーーーーーーー
岩手銀行 釜石支店
普通 2064011
ハピスコーヒー イワハナシンスケ
ーーーーーーーーーーーーー

定型文にしてしまってごめんなさい。
被災地域が落ち着いて、
みんなに個別にメッセージできるようになるまでの辛抱です。

HappieceCoffee(ハピスコーヒー)店主 イワハナシンスケより

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 シンスケさんは、3.11で実家が全壊し、避難所で被災者にコーヒーをふるまっていました。そして、東京で安定していた仕事を辞めて、釜石に戻りキッチンカーでフェアトレードコーヒー専門の焙煎珈琲屋を始めました。たくさんのご苦労はあったと思います。

 ご自身の経験を石川の被災された方とお話しながら、温かいコーヒーで支援したいという姿に、私は胸が詰まります。シンスケさんは長時間立ちっぱなしの仕事は厳しい体なので、どうぞお体に気をつけて、いってらっしゃい!

 
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 明日は午前はカフェ貸し切り    2024年1月13日(土) [政治・経済・社会]

 明日は午前中に、金子千保さんのお話会があるため、カフェは貸し切りです。

 予定時刻に終了すれば、12時半頃からカフェは、営業できると思います。

 寒くなってきて、マサラティーがよく出るようになりました。

 
 毎日寒いですね。朝氷点下だったり、5℃以上にならない毎日にやはり1月だなと。
 まだ雪が道路になく、走りやすいだけ助かるねーと話しています。

 石川の地震で被災された方たちは、寒い真冬にどんなに大変な状況でしょう。

 今日一関のパンやさんボチュパンさんが金沢の知人に送る支援物資を集めに花巻を回りました。インスタでお知らせしたら、花巻の方が反応が良かったそうです。

 その知人の方は被災者に届ける仲介役を買ってくれてるようです。今後も続けるとのことで、気になる方はボチュパンのインスタをチェックしてください。

 何人かの方から、被災者に確実に届けてくれる支援先があればそちらに寄付したいとの問い合わせがあります。私も今まだ確実な所がわからず、(3.11の時はネパリ・バザーロでしたが)もしまた何か情報があれば共有していきます。


 ヒカリノミチ通信の増子さんのブログも必見です。花巻はふるさと納税の収入が、全国24位というのにびっくり。そんなにお金があるのなら、増子さんが言うように、賢治精神に基づき、花巻は迅速に被災地支援に市として取り組むべきですね。

 ヒカリノミチ通信 https://samidare.jp/masuko/


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 山本太郎の能登半島地震の報告   2024年1月10日(水 [政治・経済・社会]

 本日10日(水)は、8日(月・祝営業の代休で休業させていただきます。
 ただし、遠方からの方やお急ぎの方は対応しますので、お電話ください。
 (途中、郵便局などの用足しのため、不在もあります)


 8日に、能登半島地震の震度が東日本大震災よりも大きかった酷い地震、なのに今回の対応が遅れている!と、先日阪神淡路大震災での経験をした方と東日本の被災の方がお店で出会い、ひとしきり、なぜ前回の教訓を生かさないのかという話を色々しました。

 住まいやご家族を亡くされた方、避難所での報道を聞く度、切なくなります。


 8日に友人が、れいわ新選組の山本太郎のXの投稿が送ってくれました。さすがです。
 一方で、岸田首相は5日に新年会を3つかけもち!それよりトップが現地に入れば?
 
 長文ですが、転載します。ブログUPが遅れてしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 ①能登半島に入り能登町、珠洲市をまわって、
当事者の声を約二日間に渡り、様々聞きとりした。
(被災地到着後の説明含む様子はこちら→ https://x.com/yamamototaro0/status/1743279608248836530?s=46&t=WKzszsIJjf1Ifd7X6_aPdA

以下、
総理( @kishida230 )
県知事( @hase3655 )に提案する。
特に県知事には政府に強く要求いただきたい。

今回、私が事前に、
そして現地でやり取りをしたNPO団体は10近い。
彼らはこれまで様々な災害現場で活動をしてきている。

能登に入る直前まで福岡、佐賀、千葉、茨城、福島、秋田など全国各地で起こった災害の発災から生活再建に至るまで、
自分の生活を顧みず被災地を支え続ける人たちだ。

政府は、能登半島地震の被害を
どれくらい深刻に受け止めているだろうか。

彼ら(現地で活動する方々)は今回、
能登の災害を、
「東日本大震災の次くらいのレベル」と
受け止めている。

熊本地震も深刻な災害だったが、
熊本は福岡、大分、宮崎、鹿児島に囲まれている。
何かあってもどこかのルートから
確実な輸送が可能になる。

一方で、今回の舞台は半島。
陸路での輸送ルートは限定的。
すでに寸断されている道もある。
そして、
いつ起こるかわからない土砂崩れや雪による倒木などで
新たに道路が寸断される恐れも大きい。

外的要因(外部からの流入)が
様々な搬入のネックと考えるならば、
一刻も早く入り口から制限する以外ない。

【提案◎ 半島の根っこ手前に関所(検問)を置き
交通をコントロールせよ】

住民とその家族、特定の支援団体、
行政・政府関係者、それらから業務委託を受けている業者、
報道など復旧復興に関わる関係者以外は、
一定期間、能登半島への出入りを制限する。

現在、国や行政で行われているのは、
「来ないでください」とのお願いと
与野党国会議員と総理大臣の現地視察を控える申し合わせ、というズレた対応のみ。
これでは本質的な問題は何も解決されない。

今の状況のままでは本来、
ボランティア受け入れは
長期間無理であり見通しは全く立たないはずだ。

ボランティア受け入れに関しては、
半島の根っこの関所で交通をコントロールした上で、
主要駅からシャトルバスを出し、
ボランティアセンターとのピストン輸送を
基本とするべきである。


【提案◎ 大幅増員のプッシュ型支援を】

物資の滞りの原因の全てが、
交通渋滞と説明されているが、
それだけではない。

発災から6日が過ぎている。
すでに様々な集積所、大型避難所には
物資が運び込まれ積み上がっている。

問題は集積された物資を
そこからどう分配するかが、交通整理されていない。
これこそが最大の目詰まりの原因である。

必要なところに必要な物資や支援が届くためには、
誰がどこにいて、何が必要か理解しなければならない。
小規模な避難所や自主避難所(公民館などで自主的に身を寄せ合う)への
配分はすでに始まっているだろうが、これまでの災害でも課題となっていた
更に見えない部分へのカバーを強化する時だ。

避難者としてカウントされる人々は
避難所で避難されている被災者である。

その数に在宅避難、車中泊はカウントされない。

行政からのお知らせを、
「HPでお知らせしています」、とよく説明されるが、
電波やネット環境がない、もしくは不安定であれば、そもそもアクセスが難しい。

在宅避難、車中泊避難では、
健康状態や食事についてのケアも孤立することになりかねない。

例えば、
全国の保健師の方々を1人でも多く被災地に派遣し、
在宅避難者や車中泊避難の方々の状態を把握することが
何より優先させなければならない。
行政からの情報が手に入らない人々が
大勢いる前提に立った運用を大幅な人員増強で行う必要がある。

車中泊ではエコノミー症候群など有名であるが、
寝る際、燃料節約のためエンジンを切る者が多い。
底冷えする中で毛布もなく
凍える被災者を想像して欲しい。

私が短い滞在時間で知っただけでも
家族で二台の車に分かれて車中泊を続ける者。
ペットがいるために避難所を諦め車中泊する者。
幼子の夜泣きなどを考えると避難所を遠慮し車中泊する若い家族などがいた。
眠りは浅く、健康状態を保つことが厳しい上に、
駐車場の空き状況によっては移動を余儀なくされ、
どれくらいの車中泊避難が存在するかを把握することは難しい。

行政からのフォローを受けることも、
行政からの情報発信をキャッチすることも難しくなる恐れがあり、
必要な支援に繋がれる確率も大幅に下がってしまう。

一時的な車中泊避難のための敷地を用意し、
仮説トイレや配食を確実に受け取れる場として、
誰が車中泊避難を余儀なくされているかを行政が知る必要がある。
それと並行して、
早急に車中泊避難を解消するための、みなし仮設への誘導、
またはそれぞれの事情にマッチした新たな避難所の開設
(福祉避難所、ペット同伴可など)を急ぐべきである。

ここ数年で何度か被災したという自治体であれば、
経験が積み上がり有事の仕組みは何とか機能するかもしれない。
でもほとんどがそうではない。
初めての経験である。

被災自治体の職員も関係者も被災者のひとりである。
被災者対応と被災者としての自分を両立させる苦しみを背負わせるな。
その皺寄せは、住民に、被災地の復興の遅れに跳ね返る。

今の時点で24時間寝ていない、
他の職員で2日、3日徹夜状態の人もいるなど、
何人にもの被災自治体職員から直接聞いた。

被災者丸投げに近い復旧復興はもうやめていただきたい。

プッシュ型というならモノだけでなく、
ロジスティックのノウハウ、
それを達成するための人的・経済的リソースを
国が責任持って全面的に支援するべきである。

災害対応に関して、
国や地方自治体などからのリエゾン(応援要員)を
すでに送り込んでいると言われることもあるだろう。

これまでのように、
災害対応一年生の職員を
多く送り込まれても機能しない。

国の防災担当も2年~3年で配置換えとなり
これまでの経験の蓄積ができていない原因となっていることを改める時期だ。

過去に被災経験、対応経験のある腕利きを国や各自治体から多く、
出来る限り各被災町村に長期間派遣するべきである。
(派遣元には人材穴埋めの財政措置が必要なことは言うまでもない)

物はあるのに物がない状態を作り出しているのは、
政府の無責任であり、
それこそが最大の目詰まりの原因である。

プッシュ型とは物資提供だけでないことを
心得るべきである。


【提案◎ ニーズを聞きとるではなく、支援メニューを示せ】

「何をやって欲しいですか?」
パニック状態、
目の前のことで精一杯の状態の時に
そう聞かれても、答えられないのが人間ではないだろうか。
それはいち市民でも首長でも同じである。

明日の家族の食事は?明日の住民への食事の提供は?
頭に浮かぶのは目の前のこととなる。

ニーズを聞き取って対応する、とは聞こえが良い。
でも実は丸投げに近いことを意識していただきたい。

例えば、自衛隊は要望があれば炊き出しを行えます、お風呂を提供できます、
過去には例外的にこのようなこともやりました、
などなど支援メニューを細かく示しながら被災自治体をバックアップすることはあまり行われていない。

あくまで例として示したが、
それ以外でも細かくメニューを示し、
国の支援の具体を説明、伴走することを求める。

要望がないからやっていない、のではなく、
何ができるか知らないから要望できない、と
理解していただきたい。

被災自治体の首長も被災者の1人である。

長期的視点を持って被災住民のために
職務を遂行していただけるよう
意識して国がサポートするべきである。
 
【提案◎ いつまでに出来るかの見通しを示せ】

今回聞きとりを行った全ての被災者に、
最後の質問として「政府が一つだけ何でもやってくれると言うなら何を望むか」と聞いた。
この災害で自宅全壊となった者でも
国のお金で自宅を再建して欲しい、
とは言わなかった。

出された要望は、
「水」「食事」「トイレ」「お風呂」「電波」が最も多かった。
控えめで自立心旺盛、我慢強い能登の人々が望んだことは目の前のこと。

加えて、欲しいものは「見通し」であった。
元旦からお風呂に入っていない被災者たち。
いつお風呂に入れるか、
見通しがわかれば待てる、という。

避難所で自前の灯油で暖をとる被災者。
いつ灯油が届くかの見通しがあれば、
節約しながら何とか凌ぐという。
でもそのようなインフォメーションはない。
暗闇の中にいるようだと話されていた。

被災者は無理なお願いを政府にしているのだろうか?
見通しを示してほしい。
現実的で最低限のお願いではないだろうか。

【提案◎ 現場を見ろ。安心させろ】
交通渋滞による物資の滞りを理由に
総理が被災地入りを見合わせるとの報道があった。
国会議員の視察を含めて控えることを与野党でも合意されたと。
それについてどう思うかを被災者に聞いた。
「意味がわからないんですけど」
「どうしてですか?」
「ヘリで来れば良いじゃないですか」
との意見が相次いだ。

総理や政治家が役人からの報告や
テキストだけでわかった気になり
被災地のことを決めていくことへの不安感ではないだろうか。

この極限状態を前に、
現場を自分の眼で見ずに知らずに
政治決定を行えるというなら、
AIが代行すれば良いのではないか?
AIなら裏金問題や
一部の者だけへの忖度も、
権力維持のことしか考えない振る舞いもしないだろう。

一方で、目の前で困っているのは
血の通った人間で、この国に生きる大切な宝だ。

総理の被災地訪問の見合わせに対して、
現場を直接見て、被災者の声を聞いて、
しっかり取り組むと約束をして欲しい、
との声が多かった。

心配するな。国がちゃんとやる、
と能登半島で約束をして、
不安の中にいる能登の人々を安心させていただきたい。


【最悪の事態を想定しているか】
政府は、
この災害が最悪の場合、
何を生み出すことになるか想像できているだろうか。
先述のNPOの方々は、
このままでは、
「熊本地震以上の災害関連死を出す恐れがある」、
と懸念している。
その危機感が政府や永田町にあるだろうか。

発災時期を考えて貰いたい。
東北の大震災は3月。
熊本地震は4月。
春に向かって、もしくは春に起こった災害だ。

能登半島地震は元旦。
これから更に厳しい寒さへ向かう中で起きた災害だ。
能登半島を含む石川県全域が豪雪地帯である。

今日から雪は降り始め、
明日には積雪予想20cmの市町村もある。

降雪、積雪の中、
道路の修復や復旧作業は困難。
加えて、通常時、
除雪作業は地元建設業者なども請け負うという。
除雪作業と復旧作業の両輪を廻せると考えるのは
現実を見ているとは言えない。
(もちろん全国の建設業者を大々的に雇って行うならば可能だろう。
その場合、当然万博は中止、徹底した積極財政で被災地も支える覚悟が必要だ。)

道路だけの話ではない。
報道にあった首長の話で、
市内の9割全壊・半壊、という状態から考えれば、
この時期からの復旧・復興作業は困難と言える。

仮設住宅ができるのはいつになるだろう。

避難世帯分の仮説住宅、その土地を賄うならば、
少なくとも更地にしたあとになるのではないか。
完成はGW?それよりも後だろうか。

その間も避難所での生活を続けるのは無理だ。
すでに衛生環境が良いとは言えず、
ストレスを溜める方々も多く、
避難所によってはインフルエンザが拡大していると聞いた。
トイレ後に手を洗うこともできない避難所が多くを占める。

【提案◎ 広域避難を求める】
地域ごとにコミュニティーを壊さない広域避難が必要ではないか。
仮設住宅が整備されるまでの間(春以降までか)、
半島の外で安全で快適に過ごせる宿泊施設を利用した避難所のプランを早急に実行すべき。

2040年問題(少子高齢化による経済や社会維持が危機的状況に陥る)の
最悪シナリオを現時点ですでに上回った状態にあるのが、
現在の珠洲市であると現地の理学療法士から聞いた。

高齢者はもちろん、
生活をともにする家族を含めて命と暮らしを守るために、
避難所生活を無理に続けさせない大胆な策が今、求められる。
 
【提案◎ ノウハウある者の雇用・経済的支援を】
正月明けから本格スタートとなった災害対応の初動の遅れ、
これまでの災害対応の蓄積を行なって来なかったことによる対応のマズさ、
復旧・復興作業が滞る厳しい冬の本格化など、
様々な影響により大幅な災害関連死の増に繋がることを
現場で活動するエキスパートのNPOたちが懸念している。

災害省などを立ち上げ、このようなエキスパートを
国が雇用、または活動への経済的支援を100%にするなどし、
そのノウハウの蓄積を始めなければ、毎年増え続ける災害に、
彼らが倒れてしまうのも時間の問題かも知れない。

今も被災地で身を粉にする人々の善意にいつまで甘えるつもりか。
使命感の搾取をいい加減止めなければならない。

何より言葉だけではない危機感と合わせて、
能登半島の被災者や昨年の豪雨被害も含めた
忘れられた被災者対応を行うと、今こそ政治が使命感を持つべき時である。

【最後に◎ いわゆる避難弱者への配慮】
女性や高齢者、障害者、病気がある人、
薬が必要な人に対する緊急的な支援や配慮が必要であることは言うまでもないが、
現場ではそこまでカバーできる状況でないことが気がかりである。
ここにおいてのサポート人員増も絶対的に必要であることは最後に書いておく。

以上、現地から荒削りの文だが、現時点で確認した上で政府に提案し、
県知事にも政府に強く要求していただけるよう要望する。


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 金子千保さんを囲むお話会   2024年1月7日(日) [政治・経済・社会]

 来週に迫りましたが、1月14日(日)のイベントのお知らせです。

 米国バーモント州在住の金子千保さんをお迎えして、お話会を行います。

 金子さんが前に岩手日報でコラムを3年間連載されていて、内容も文章も素晴らしく、連載をまとめた本が出版された時、すぐにおいもで扱いたいし、講演を開きたいと申し出て、カフェで2回行いました。

 IMG_2428バーモント.jpg

 3年分のコラムはずっしり重く、内容深く、左頁に英文対訳がある素敵な本です。

 バーモント州は米国の他の州と少し違って、原発反対運動や遺伝子組み換え表示の義務付けなど、市民の意識が高く、自分たちの暮らしが自分たちで守るという地方自治がしっかりしています。


 元々は画家で、コラムに添えた絵もすべて本に掲載されています。絵も描け、文章も上手く、オペラのような美声の喉を持っています。聡明で綺麗で、多彩な才能には驚くばかりです。

 IMG_2426千保.jpg


 年末から盛岡に帰省中のところお時間をとって頂きました。千保さんを囲む気楽な茶話会です。ご本も1冊プレゼントにつけて、なんと参加費1500円です!

 この本は千保さんのお母様が娘のためにと自費出版され、1500円+税で販売していたもので、お母様のご厚意により、今回はお茶とお話と本でとってもおトクな参加費です(^-^;。

 定員10名。ご予約をお願いします。

 このお話会は何のカテゴリーかなと考えたら、「バーモントの地方自治に学ぶ」という意味もあり、「政治と暮らしの勉強会2024 第1回」にします。

 1月14日(日)10時~12時 おいものせなか+カフェ 駐車場は近隣に。


 IMG_2429絵.jpg


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 フェアトレードでパレスチナを考える   2023年12月16日(土) [政治・経済・社会]

 おすすめの番組です。ラジオなのかな、音声だけです。無料です。

 フェアトレード団体のパレスチナ・オリーブの代表、皆川万葉さんがゲストで、トークします。
 30分くらいですが、聞きやすく、深い内容なので、ぜひ聞いてください。

 安田奈津紀「オリーブオイルから考えるパレスチナ問題」

 https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/30b4951d-8c22-4498-b882-2f51f66d27c8/jam-the-world---up-close-2023-12-15-%E5%AE%89%E7%94%B0%E8%8F%9C%E6%B4%A5%E7%B4%80%E3%80%8C%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%80%8D?fbclid=IwAR0c2mWzqdRrNR6dc-x396a1APnGxqUdfAdiAsZbWSaK2bU3P8NrxaRynDI

 
 パレスチナとイスラエルの戦争は、本当に早くやめてほしい。避難先や病院まで爆撃したり、ここまで残虐な行為に世界はなぜ止められないのか。もうニュースを見たくなくなるほど、つらい。いやな世の中。
 

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 山本太郎が消費税廃止を訴える  2023年11月28日(火) [政治・経済・社会]

  明日29日(水)は休業します。

 ネットニュースの衝撃的なタイトルにえっ?と内容を読んでみて、昨日の国会中継を探してみました。

 山本太郎氏「控えめに言っても国民を殺しにきている」消費税減税要求を拒否の岸田首相に怒り

 昨日の参議院予算委員会で、れいわ新選組の山本太郎議員の質疑が、開始39分頃から始まります。30分ありますが、ぜひ見てください。太郎が国民を代弁するツッコミすごいです。


 11月28日参議院予算委員会 https://www.youtube.com/watch?v=I5iz_28RDko

 初めに共産党の田村智子議員の質問でやはり消費税減税を訴えています。

 若い人?が横でワイワイ言うのが流れますが、政治に関心を持っているのはうれしいね。




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 アラブの子どもたちへの支援    2023年11月17日(金) [政治・経済・社会]

 パレスチナ・オリーブの皆川さんがフェイスブックで、

 「大事なことです! 継続が必要! あと3日です!!
 さまざまな事情で国を離れ、日本で育つアラブの子ども。日本語は上手ですが、親との意思疎通やアラブ文化とのつながりを維持するためには、母語も大切です。皆さまのご支援のおかげで2年あまり続けて来られたアラビア語のオンライン授業は、生徒も先生も増えました。今後の継続のため、再びお力添えをお願い致します。」

 と投稿されていたので、シェアさせていただきました。

 よかったら、ご支援お願いします。あと2日!11月19日夜の締め切りです。


 日本で暮らすアラブの子どもに、これからも無償の母語教育を

 https://camp-fire.jp/projects/view/679708?fbclid=IwAR3OY3d4yskKURE9MhjKFju7dfYOxD4G4pXslnThNIEVHycvQXFE6hEmdHw




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 山本太郎の国会質問      2023年11月3日(金) [政治・経済・社会]

 11月1日の国会でれいわ新選組の山本太郎がいい質問してるよと教えてもらいました。

 この日は蓮舫さん、山添拓さん、そして山本太郎さんといい質問が続いたそうです。

 友人は、「5時でNHKは放送を止めると思ってたら、終わるまで放送しました。今までは止めてたけど、世論の力かと思います」と。

 20分ほどですが、ぜひ最後まで見てください。

 庶民の声を代弁して、これだけ強く質問してくれる議員はなかなかいないと思います。
 いい政治家を選ぶこと、選挙の投票が私たちの暮しと密接だということを実感します。

 山本太郎の国会質問!参議院・予算委員会(2023年11月1日16:12頃~) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=oPc9vN8rBlo


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 社会問題で?いっぱいの休日   2023年10月24日(火) [政治・経済・社会]

 昨日の定休日に、突然訪ねて来た方がいました。

 玄関ドアを開けてビックリ!どこかで見た顔かと思ったら、色々米の上野長一さんでした。
 栃木から青森まで、百姓の映画上映会に行って、その帰り道に寄ってくれました。

 初めてお会いします。色々米の販売を始めたのが震災の年だったので、12年間電話と商品に添えてくれるお手紙のやりとりだけでした。まさか、お店に来てくれるなんて、嬉しい出会いです。

 短い時間でしたが、お茶飲みながら、色々とお米や種取りの話を伺えました。
 昔からあるお米のタネの発芽を守るために、上野さんはお米をとる田んぼと別に、種取り専用の田んぼがあって、何百種という品種の米を一列に植えて、種取りはボランティアさんの手助けで一斉に取るのだそうです。

 色々米は、その中で毎年50品種を選び、混植してるので、カラフルな穂の田んぼです。

 奥様の礼子さんが自分とお嫁さんにと、ネパリのカラフルくつしたを買って頂きました!

   IMG_2054上野.jpg

 本当に、人間性が人相に表れているというか、素敵な上野さんご夫婦でした。



 今日は盛岡のアイーナへ、岩手県消費者大会の講演会に行ってきました。
 午前中は分科会で、私は食の問題に参加、酪農家の厳しい現状を聞いてきました。

 午後からは、お目当ての堤未果さんの講演会です。堤さんは、私たちが知らない社会の真実をしっかり取材してわかりやすく書かれて、いつもショックで、考えさせられます。

 「日本が売られる」「ルポ 食が壊れる」最近では「堤未果のショックドクトリン」
 平和ボケの日本人は、自分たちの暮らしが脅かれている事実を知った方がいいです。


      本IMG_2062.jpg


 終了後、予定してなかった講演会第2弾があり、堤さんの後に残った少人数の方たちと参加したのが、川田龍平参議院議員の講演でした。議員活動で忙しいなか、3時半に駆け付けてくれました。


 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」主催の交流会で、川田さんは同会の活動を議員なり立ての31歳の時から16年間支えてこられたそうです。

  川田IMG_2060.jpg

 今日は「日本のタネが危ない」というテーマで、ローカルフード法案を作ろうというお話でした。それは、野菜のタネの9割が海外で採られているから、もし供給が途絶えたら、日本は食を生産できなくなるからです。大変なことです。


 有機野菜の給食を行っている千葉県の例などもあげ、やはり畑1枚あたりの農薬使用量が世界一で、農薬を規制するのでなく、更に規制緩和していることも問題だと。また、会場の質問にも真摯に答えていました。

 
 川田さんは、19歳で薬害エイズ裁判の原告になり、国と戦い、歴史的和解を勝ち取りました。国会議員になってからは、自分の体験から薬害の問題、健康、いのちを守ることに尽力を尽くしています。


 少ないけれど、こういう国民の声をしっかり聞いて動いてくれる政治家がいてくれることは、このおかしな国日本で、まだ救いがあるのかなと。やはり選挙でいい政治家を選ぶことです。

 ちなみに、堤未果さんと川田龍平さんはご夫婦です。なんともパワフルな夫婦。


 午前午後で計5時間の講演の合間に、会場で会った図書館署名仲間といろいろ情報交換をして、夕方帰宅したら、頭はいっぱいの状態でした。すごーく充実してたけど、すご~く疲れた休日(^_^;)。そして、火曜日開催だったことで行けたので、心から感謝の1日でした。


 明日水曜日は、保健所の講習会があり(5年毎のカフェ許可更新)、休みます。



 
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