SSブログ

 黒塗り文書とJRへの手紙   2025年3月11日(火) [夢の新花巻図書館を目指して]

 今日は暖かく春らしくなり、本当にうれしいです。長い寒い冬が終わり、北国の春を待つこの喜びはこんなに凄いのかと、四季がはっきりしている素晴らしさを岩手に来てから感じました。

 しつこいですが、やっと体調が元に戻り元気になった途端に、図書館問題で忙しい。今度はストレスでからだ壊さないように気をつけなくては。今しばらく図書館問題を書きます。


 市はJR東日本盛岡支社と駅前のタケダスポーツのJR用地を賃貸か購入できるかで、実は2017年から水面下の交渉を続けてきました。「まちづくり勉強会」という名で。


 2016年の市の立地適正化計画では、まなび学園(今の病院跡地の隣)周辺と明記されているのに、翌年から駅前用地収得に交渉し、それから突然建設地は駅前と病院跡地の2候補になりました。え?


 途中経過も色々ありここでははしょりますが、一体JRと何を協議?と市民は開示請求できるので、仲間が会議の記録文書を開示請求したところ、100頁以上あり、多くが黒塗り文書でした。


  IMG_5694.JPG

 全部黒塗りは左下にある図書館駅前の設計デザインだと思います。左下の発言黒塗りも、かなりの頁で判読できないくらいでした。


 「市民に知られたくない不都合な事を隠しているのか?」と図書館計画室の担当者に聞いたら、「あれはJRさんが全部塗ったんです」と言う。ほんとか。


 今回の市民会議は建設地を決定するものではないと市ははっきり言ったのに、市長は市民会議の結果を見て決めると、都合よくコロコロ変わる。市政が信じられなくなりました。


 私は決断しました。黒塗り文書の断片から、JRは基本用地を売らない方針で収益を見込めないのは尚更で、花巻市民の反対の声も気にしている。JR社長に手紙で直訴しよう。


 売る売らないは本社社長の判断?らしいけれど、盛岡支社を尊重して、まずは盛岡支社長に書きました。花巻のまちづくりを考えている市民の多くは駅前の反対している、黒塗り文書はなぜ、私たち市民と話し合いの場を設けてほしいと。時間がないので早急にお返事を。

 首を長くして5日間待ちました。こちらから電話を入れて、やっと今日担当者からの連絡。


 「何もお答えできません。市の方に言ってください」の一点張りでしたが、私の手紙と資料でこちらの想いはわかりますと、更に事情は聞いてもらえました。優しい方です。8年前と担当者も変わっていて、それしか言えないようです。それでも最後に、市民の多くが反対している駅前用地を売らないことをぜひ検討してくださいと伝えました。
 
 
 次の手を考えています。ここに来てがむしゃらに対抗しているのは、あまりにも市長のやり方がひどいから、8年前から駅前ありきで進めてきているから、市民は納得いかないからです。


 今日の午後は新図書館の試案検討会議14回目が久々に開かれました。市民会議の結果と駅前決定の報告です。委員20名のうち大半は市の関係者なので、意義も異論もありません。跡地署名実行委員会の3団体、「新花巻図書館を考える会」「まるごと市民会議」「イーハトーブ図書館をつくる会」の代表3名が駅前に市民会議の結果で決めたのはおかしいと意義を唱えました。傍聴者は私を含めて5名。拍手したかったです。

    IMG_5696.png


 今日花巻市議会の委員会で、当会の市議会で図書館問題の特別委員会の設置陳情が僅差で通りました!ただ今議会本会議で否決されることもあります。
 ぜひ皆さんからも花巻市議に電話・fax・メールなどで図書館の跡地要望と特別委員会設置の要望をお願いします。

 
nice!(0)  コメント(0)