新花巻図書館の市民会議とは 2025年3月7日(金) [夢の新花巻図書館を目指して]
今日も雪がちらつく寒い1日でした。朝の気温が低いのは辛い。来週はようやく春かなと心から待ち遠しいです。
やっと体調が戻り、さあ溜まった仕事をという時に図書館問題で落ち込みます(;'∀')。
市民会議の結果を受けて早々に駅前を決定した花巻市。さて、その市民会議とは一体何なのか?昨年新図書館建設地の市民の意見集約に1000万円の予算を議会に計上し、慶応大学の教授をファシリテーターにお願いしました。
この時点で私は、巨額の税金を使って市民の意見集約を外部委託するより、市職員が真剣に意見集約に取り組むべき、職務怠慢ではないかと担当者に言ったが、「市がやると公正でないと言われるから第三者に委託した」という。
以下「ヒカリノミチ通信」より転載
市側によると、「市民会議」は無作為抽出した市民3,500人の中から「参加したい」と手を挙げた75人で構成された。ところが、出席者は65人(第1回)、64人(第2回)、57人(第3回)、53人(第4回)と回を追うごとに減り、出席ゼロは6人にも上った。各回ごとの出席者を全人口比(89,656人=令和6年12月末現在)で比較すると、その比率がいずれも1%にも満たないのに対し、病院跡地への立地を求める署名数(10,269人)は11・5%に上っている。さらに、世代別の構成も「若年層」(20代~30代)が35人、中高年層(40代~60代)が34人に対し、図書館の利用率が一番高い高齢者(70歳以上)はわずか6人と偏重が際立った。つまり、百年の計とも言われる図書館建設の場所がほとんど、統計学上の民意を反映したとは言えない形で決められたと言わざるを得ない。(転載ここまで)
私はこの人選に疑問を感じるし、本当に無作為なのか、月1回4時間の長丁場会議は、特に高齢者には疲れる。知人には無作為で当たっても行かないという人もいました。
会議の内容は、グループ毎に分かれて駅前と跡地のメリットデメリットを話し合う。こっちがいいと相手を説得するいい方は駄目。ただ話し合うだけ。こういうのは今やるには遅すぎる、もっと最初の段階で話し合うワークショップだ。それも図書館に強い想いある人が集まったわけではない。休日に4時間費やしてくれる参加者に敬意を表しますが、2000円の図書カードの魅力は大きいです。
会議に当たらなかった?傍聴者は、端の席で線を引かれて、会議を覗き込むな、意見を言うな、資料も渡さない。これが同じ市民かと思うくらいの差別的対応。当会でせめて入口で跡地署名活動の説明やチラシを参加者に自由配布で置かせてほしいと言っても拒否された。市民会議参加者には、私たちが跡地を推す理由や署名活動の情報も入れたくないのだ。
私たちが病院跡地が花巻の将来に絶対いいという署名活動や陳情の声は大事にされず、付け焼刃で集められた約60名の市民会議の結果を重視するとは悔しい、本当に納得いかないです。


市民会議の結果から駅前決定したという根拠に対し、私は個人的な意見を述べます。
①アクセス
駅前がいいというのは、駅利用者は1日3000人と少なく、将来人口減で更に減っていくし、帰宅を急ぐ人がどれだけ図書館に寄るだろうか。車利用者が多い花巻で、私から見たらアクセスは駅前より跡地の方が行きやすく、車を停めやすい。
②活性化
全国の土地評価をしているUR再生機構に駅前の商業的発展の可能性について市が調査を依頼したら、可能性ゼロとの結果が出た。市は市民に公表していない、まずいからか。駅前はなはんプラザがその周辺で宵宮祭り、音楽祭、マルシェ、花巻まつりの山車小屋など活性化に努力して成功している。狭い駅前敷地に図書館を建てることでむしろ今までのイベントができなくなる懸念もある。
③安全性
花巻駅前は居酒屋が多く、酔っ払いや不審者もいたとの情報から、高校生が夜遅くまで図書館にいると心配はある。跡地の東側の地盤が危険区域と指摘されたが、市はそこはちゃんと土留めして、図書館はそこより西側なので安全と明言している。夜暗いなら、夜間照明を設置すればいい。
④周辺環境
居酒屋が多いことが人通りが多くて安全とは言えない。逆に危険性をはらんでいると思う。コンクリートの建物がすでに多く、狭い空間の人工芝で憩いになるとは思えない。跡地の方が広く眺めも良く、宮沢賢治の童話に出る木々を植樹しベンチを設置したり、マルシェなどのイベントもできる。
⑤駐車場
なはんプラザの大きなイベントでは今でも駐車場が満車になる。図書館の駐車場に迷惑にならないか。交通量が増えて駅前住民の迷惑にならないか。駐車場に道路をつぶすのは不便になるのではないか。駅やなはんプラザ利用者の有料と図書館利用者の無料に必ず混乱が起きると思う。
市は市民会議が駅前の方が評価が高かったという理由だが、私はそうは思わない。
上のぼやけた写真は、市がきのう市議会議員に行った説明会資料の一部です。詳しく鮮明に、以下の資料が「ヒカリノミチ通信」で見れます。http://samidare.jp/masuko/
・新花巻図書館の建設候補地に関する市民会議結果について_説明資料 (PDF 652.0KB)
・資料1-1_意見整理表まとめ_総合花巻病院跡地 (PDF 241.3KB)
・資料2-1_意見整理表まとめ_JR花巻駅前 (PDF 194.9KB)
・資料3_ヒアリングシート_確認1~5自由記述_まとめ (PDF 1.9MB)
やっと体調が戻り、さあ溜まった仕事をという時に図書館問題で落ち込みます(;'∀')。
市民会議の結果を受けて早々に駅前を決定した花巻市。さて、その市民会議とは一体何なのか?昨年新図書館建設地の市民の意見集約に1000万円の予算を議会に計上し、慶応大学の教授をファシリテーターにお願いしました。
この時点で私は、巨額の税金を使って市民の意見集約を外部委託するより、市職員が真剣に意見集約に取り組むべき、職務怠慢ではないかと担当者に言ったが、「市がやると公正でないと言われるから第三者に委託した」という。
以下「ヒカリノミチ通信」より転載
市側によると、「市民会議」は無作為抽出した市民3,500人の中から「参加したい」と手を挙げた75人で構成された。ところが、出席者は65人(第1回)、64人(第2回)、57人(第3回)、53人(第4回)と回を追うごとに減り、出席ゼロは6人にも上った。各回ごとの出席者を全人口比(89,656人=令和6年12月末現在)で比較すると、その比率がいずれも1%にも満たないのに対し、病院跡地への立地を求める署名数(10,269人)は11・5%に上っている。さらに、世代別の構成も「若年層」(20代~30代)が35人、中高年層(40代~60代)が34人に対し、図書館の利用率が一番高い高齢者(70歳以上)はわずか6人と偏重が際立った。つまり、百年の計とも言われる図書館建設の場所がほとんど、統計学上の民意を反映したとは言えない形で決められたと言わざるを得ない。(転載ここまで)
私はこの人選に疑問を感じるし、本当に無作為なのか、月1回4時間の長丁場会議は、特に高齢者には疲れる。知人には無作為で当たっても行かないという人もいました。
会議の内容は、グループ毎に分かれて駅前と跡地のメリットデメリットを話し合う。こっちがいいと相手を説得するいい方は駄目。ただ話し合うだけ。こういうのは今やるには遅すぎる、もっと最初の段階で話し合うワークショップだ。それも図書館に強い想いある人が集まったわけではない。休日に4時間費やしてくれる参加者に敬意を表しますが、2000円の図書カードの魅力は大きいです。
会議に当たらなかった?傍聴者は、端の席で線を引かれて、会議を覗き込むな、意見を言うな、資料も渡さない。これが同じ市民かと思うくらいの差別的対応。当会でせめて入口で跡地署名活動の説明やチラシを参加者に自由配布で置かせてほしいと言っても拒否された。市民会議参加者には、私たちが跡地を推す理由や署名活動の情報も入れたくないのだ。
私たちが病院跡地が花巻の将来に絶対いいという署名活動や陳情の声は大事にされず、付け焼刃で集められた約60名の市民会議の結果を重視するとは悔しい、本当に納得いかないです。


市民会議の結果から駅前決定したという根拠に対し、私は個人的な意見を述べます。
①アクセス
駅前がいいというのは、駅利用者は1日3000人と少なく、将来人口減で更に減っていくし、帰宅を急ぐ人がどれだけ図書館に寄るだろうか。車利用者が多い花巻で、私から見たらアクセスは駅前より跡地の方が行きやすく、車を停めやすい。
②活性化
全国の土地評価をしているUR再生機構に駅前の商業的発展の可能性について市が調査を依頼したら、可能性ゼロとの結果が出た。市は市民に公表していない、まずいからか。駅前はなはんプラザがその周辺で宵宮祭り、音楽祭、マルシェ、花巻まつりの山車小屋など活性化に努力して成功している。狭い駅前敷地に図書館を建てることでむしろ今までのイベントができなくなる懸念もある。
③安全性
花巻駅前は居酒屋が多く、酔っ払いや不審者もいたとの情報から、高校生が夜遅くまで図書館にいると心配はある。跡地の東側の地盤が危険区域と指摘されたが、市はそこはちゃんと土留めして、図書館はそこより西側なので安全と明言している。夜暗いなら、夜間照明を設置すればいい。
④周辺環境
居酒屋が多いことが人通りが多くて安全とは言えない。逆に危険性をはらんでいると思う。コンクリートの建物がすでに多く、狭い空間の人工芝で憩いになるとは思えない。跡地の方が広く眺めも良く、宮沢賢治の童話に出る木々を植樹しベンチを設置したり、マルシェなどのイベントもできる。
⑤駐車場
なはんプラザの大きなイベントでは今でも駐車場が満車になる。図書館の駐車場に迷惑にならないか。交通量が増えて駅前住民の迷惑にならないか。駐車場に道路をつぶすのは不便になるのではないか。駅やなはんプラザ利用者の有料と図書館利用者の無料に必ず混乱が起きると思う。
市は市民会議が駅前の方が評価が高かったという理由だが、私はそうは思わない。
上のぼやけた写真は、市がきのう市議会議員に行った説明会資料の一部です。詳しく鮮明に、以下の資料が「ヒカリノミチ通信」で見れます。http://samidare.jp/masuko/
・新花巻図書館の建設候補地に関する市民会議結果について_説明資料 (PDF 652.0KB)
・資料1-1_意見整理表まとめ_総合花巻病院跡地 (PDF 241.3KB)
・資料2-1_意見整理表まとめ_JR花巻駅前 (PDF 194.9KB)
・資料3_ヒアリングシート_確認1~5自由記述_まとめ (PDF 1.9MB)