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 合成香料で困っている人     2019年5月3日(金) [暮らし]

 きのうはすごい強風で肌寒く、看板が飛ばされそうになったりの天気でしたが、今日は一転とても爽やかな行楽日和のいいお天気でした。午前中は閑古鳥でしたが、午後は東和町の大きなイベント、土澤アートフリマの帰りに寄ってくれた方も多くいました。

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 ジューンベリーの花が満開になり、その後はタイム、モッコウバラです。


 いつも元気印のお客さまが、いつになく顔をすっぽりマスクで覆い、体調が良くなさそうにらい手されました。尋ねたら、1年くらい前から化学物質過敏症になって、つらいとのこと。

 特に、お仕事がマッサージなので、お客さまが「こすると香る」香料が強い柔軟剤を使っていると、からだをさする度に苦しくて困っているとのこと。ひどい時は熱が出て、咳が出るそうです。

 
 私も強い合成香料の香りが苦手で、昨年の8月24日のブログに「香害は公害?」でこの問題を書きました。
 シャボン玉せっけんのサイトがわかりやすい。https://www.shabon.com/kougai/

 
 冒頭のお客さまが続けて言われたのが、「実は困っているのが、子供服のおさがりをたくさんもらうんですが、合成洗剤や柔軟剤の匂いが何回洗っても消えないんです。部屋干ししていると部屋中が香りで充満するし、子どもが着たら目のまわりが真っ赤になって…」

 「なかなか言えないですよね。私も前は使っていたことあるからわかるけど、使っている本人は香りがきついとか自分ではわからないんですよ」とのこと。我慢するしかないのか、それもつらい話で。

 
 化学物質過敏症は花粉症などと同様、昔にはなかった病気で、化学物質が蔓延する現代、誰にでも、突然起こりうる病気。以前、化学物質過敏症の方が、スーパーに買い物にもレストランやカフェにも行けないと聞いて、本当に大変だなあと思いました。入れるところがないというその方のために、うちがカフェをつくる時は壁も床も天然塗料にしました。

 
 自分たちが使っている洗剤やシャンプー、柔軟剤が本当に人体に安全か?魚の住めない川や海へと環境汚染していないでしょうか?

 化学物質を使わない天然のせっけん洗剤は、手も荒れないし、痒くならないし、衣類の生地も傷めず、柔軟剤が不必要です(合成洗剤は繊維を硬くごわごわにするので柔軟剤を使わせる)。合成シャンプーは抜け毛、切れ毛で髪を細く薄くしていきます。

 テレビのコマーシャルに惑わされず、また健康番組の〇〇がいい、〇〇が効くに踊らされず、まず健康を求めるなら、基本の調味料と家中の洗浄剤を変えましょう(*^。^*)。
 

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