SSブログ

  感動しました・・・             2013年12月28日(土)    [お店のこと]

  今日お客さまが、「今月のせなかだよりに感動しました。先月のもよかった」と。
  先日もお客さまが夕方お電話があって、「今日もらった通信の裏の文章に感動して、
  そのことを伝えようと思って」と、電話の向こうで涙ながらの声で「ありがとう」と。

  誰でも行けるわけでもない、ポールのライブの幸運を言うことは、自慢になるようで、
  イヤミに聞こえないかなと少し心配していたので、こういう声は心からうれしいです。

  もちろん、いろいろな受け取り方や感じ方があると思いますが、一人でも二人でも
  文章で感動してくれたとは。ほんとうに有難うございます。

  でも、お店の通信なので、ほんとはもっと商品の説明や宣伝も、これから頑張ります。
  カフェもせっかく薪ストーブが入って、ほわっとあたたかくなって、少し居心地も良くなって、
  でも、お客さんがさっぱり少ないので(苦笑)、来年はもっと宣伝しなくては(●^o^●)。

  今年の営業はあと2日。30日までです。年末のおすすめは、お早めに。
  ウレシパモシリ農園の玄米もち、八割そば、とださちえカレンダー、ことわざかるたなど。
  人気のルナカレンダーやサヘルカレンダー、JVCカレンダ-は1月6日までの販売です。
  豆料理キットやネパールカレーも好評です。おいしくて簡単。お正月にいかがですか。

  ご来店をお待ちしております(*^。^*)。
   

  キャンドル展示会終了しました       2013年12月24日(火)    [イベント]

  今日は火曜日で定休日ですが、クリスマス・イブとキャンドル展示会の最終日ということで、
  めずらしく火曜営業でした。キャンドル1.jpg

  8日から2週間以上の期間、初めての企画展で、毎日素敵なキャンドルに灯をともし、今までの
  おいものお客さまとはまた違う、かおりさんのお友だちやファンの若いお客さまたちとの出会いも
  うれしいものでした。

  新聞やラジオで広報して頂いたおかげで、おいもを知らなかった方たちに足を運んでいただき、
  キャンドルを見て、購入して頂きました。はじめ売れなかったら…と心配だったので、よかったー。

  カフェに改装して、照明も蛍光灯から電球色に変えて、随分雰囲気がいいなと思っていましたが、
  キャンドルの灯りは更にムード抜群で、心を和ませ、いつまでもボーとしたいような空間でした。
  そんなキャンドル効果で、若い初めての方にカフェ素敵-とほめて頂き、ほんとにうれしいです。
 
              キャンドル2.jpg

  かおりさんも、今月テレビの「山海漬」で紹介されてから、毎日アトリエのお客さまで超忙しいなか、
  こちらの展示会のキャンドル制作も夜なべで頑張ってくれて、そんな姿勢も本当に感心します。

  ご来店の皆さま、本当に有難うございました。また、情報が届かなかった方には、すみません。
  また、ぜひ来年のクリスマス前も、しっかり宣伝して、楽しい企画でやれたらと思います。

  あと年内は30日まで休まず営業しています。カフェもドリンクOKです。ご来店ください(*^_^*)!

 
  追記:やはり写真がないとつまらないよーと、ご指摘があり、はい、何とかします(^_^;)。
     展示会に来られたお客さまは、展示会の写真をフェイスブックに投稿してくださった
     ようで、どこかで見てくれてたらと思ってましたが、、、ひとまかせはダメですね(-_-;)。

  

  キャンドルは自分へのごほうび        2013年12月21日(土)     [イベント]

          キャンドル.jpg

  昨日の岩手日報に掲載された記事を見た方が、キャンドル展示会を見に来てくれました。
  アロマキャンドルが初めての方も、自分へのプレゼントにとうれしそうに、選んでいきます。
  
  そして、うちには珍しく、年配の男性が新聞を見て何人か興味を持って訪れました。

  今日、印象的だったのは、バタバタと「新聞見て来た」と入ってきたおじさんが、見るだけ
  かなと思っていたら、パパッと選んで、いくつか買ってくれました。

  「これはうちに。これは母親にプレゼント。被災して今北上に家を建てているんだよ。
  これはうちへのごほうびかな」
  なんと、北上から電車で花巻駅まで来て、駅からタクシーで駆けつけてくれたのです。
  選んだら、「コーヒーちょうだい」とテーブルについて、会計の間にさっさと飲んで、「タクシー
  呼んで」と。小屋?を自分で直しているようなことも言ってました。

  タクシーに乗る直前、「オッ、こっちに店もあるのか。今度かあちゃん連れてくるからな」

  いやあ、とてもいい顔をした素敵なおじさん、いや老紳士でした。ご自分と奥さんへのごほうび
  と、高齢のお母さんへの、キャンドルのプレゼント。ほんとに、いいセンスしてるなあと。

  明日の日曜日は、かおりさんが来られます。日曜は、12時~17時の営業です。

  24日の火曜日までの展示会です。4時頃の夕暮れどきはまた一段と灯りが映えます。
  なかなか見る機会がない大きなキャンドルのかおりさんのディスプレイも素敵です。どうぞ!
  

  「標的の村」と近況いろいろ       2013年12月19日(木)    [お店のこと]

  しばらく更新をあけてしまいましたが、近況をいろいろ。

  まず、先週の日曜日に東和町で自主上映された映画「標的の村」を観ました。すごい…。

  沖縄の自然豊かな高江村の住民が、すぐ近くに米軍ヘリパッドがつくられ、空飛ぶ棺桶と
  呼ばれる事故が多いオスプレイが配備されることに反対運動を行なった住民を通行妨害で、
  国は村の住民を訴えて裁判になっているというのです。訴えられた中には、7歳の女の子も。
  沖縄の各市町村の首長が皆反対の声をあげ、知事が上京して直訴したが、強行されました。

  私たちは、沖縄にいろんなツケを押しつけて、沖縄の人々の苦しみには他人事です。
  住民が体を張って抵抗するのを警察や機動隊が排除する姿に涙が出ました。
  知らなかった。これは若い人たちにも観てほしいと思い、遅ればせながら書きました。

  昨日の岩手日報の「風土計」にも簡潔に書かれています。.
  http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/y2013/m12/fudo131218.htm
  「太陽と月のヨガ」の田村佳世さんはうちのブログで知って、急きょ観に行きました。ブログ。
  http://ameblo.jp/taiyoutotsukinoyoga/entry-11731071798.html?frm_src=thumb_module  

  
  話は変わりますが、火曜日についに念願の薪ストーブが設置されました。
  きのうから焚きはじめたら、とてもほんわか暖かいのです。カフェの寒さにどう頭を悩ませて
  いましたが、ホッとしました。逆にお店の方が寒く感じられて…、どうしたら暖気を回せるかな。
  

  今日、岩手日報の取材が来ました。先週は、IBCラジオ684とすっぴんでお知らせしてもらい、
  花巻ケーブルテレビの取材も入り、今毎日放映してもらっています。(co春びより)
  メディアのご協力、ありがとうございました。

  毎日、キャンドルが美しく灯されて、見られるのを待っている割に来客数が少ないので(-_-;)、
  新聞の記事で、またたくさんの人に、カフェの展示会に来てもらえたら、うれしいです。
  やはり、おすすめの時間帯は、暗くなってからのキャンドルの幻想的な灯りですね。

  24日までです。キャンドル展示会にどうぞ。日曜日は12時~17時で、作家さん来られます。
  駐車場はお店のお買物の方優先のため、カフェのお客さまは近隣の駐車場でお願いします。

  とださちえさんのカレンダーと動物いのちの会の犬猫カレンダーも入荷しています!!
 

  商品のお知らせ            2013年12月14日(土)     [おすすめ商品]

  2日前から、いよいよ雪が降り、寒さも本格的になってきました。
  お店とカフェは、灯油のストーブをつけていても、なかなか温まらず、寒くてすみません。

  それでも、夕方にキャンドル展示会の大きなキャンドルに灯りをともすと、ほんのりと暖かく、
  火の力はすごいと思います。明日日曜日は、カオリさんが在廊します。営業は17時まで。
  

  さて、新商品入荷のお知らせです。

  ◎とださちえさんのカレンダーが今日入りました! 500円
  毎年ファンが多い、縦長小ぶりのカレンダーは、1年のお礼やプレゼントにも最適です。
  大豆インクを使用していて、使った後は、かわいい絵の部分をハガキにも使えます。

  ◎カフェOODのブラウニーが入荷しました!
  盛岡の桜山神社のそばの素敵な雰囲気のカフェ、OODの絶品ブラウニーです。
  OODさんは、7~8年前にカフェを始める前に、おいもに来店されたことがあります。
  いつか行こうとやっと行けた時の、カフェの内装やイス、テーブルがバラバラで個性的なのが
  すごくステキで、おいものカフェはOODみたいな感じにと、ひそかに参考にしました。(^_^;)

  先日、OODさんがおいものカフェにいらして、今回おためしに、ブラウニーを販売させていただく
  ことになりました。ビター、抹茶、レモンジンジャー、木イチゴ、塩キャラメル、ヴィーガンの6種類。
  限定数です。濃厚な味は、コーヒーにも紅茶にも合います。カフェでも、コーヒーと一緒にどうぞ♪
  また、OODのブラウニーのクリスマスケーキの予約チラシも置いています。
  カフェOOD http://blog.livedoor.jp/ood/

  ◎歳時記カレンダー、犬猫カレンダーが入荷します。
  一度売り切れてしまった、歳時記カレンダーが少部数再入荷。
  「動物いのちの会いわて」の犬・猫カレンダーも皆さまのご要望に応えて、近日入荷します!

  ◎菊池牧場の無添加ソーセージも入荷しました! 
  ギフト用アルミ袋もありますので、ぜひソーセージセットをギフトにいかがですか?

  ◎パン屋ルーツさんのシュト―レンの予約チラシあります。  
   ルーツさんのシュト―レンは、全粒粉だけで作った、卵、バター不使用でとてもスパイシー!
   はじめ、スパイスが強く感じられても、段々とこなれた味、熟した味に変化していきます。
   こちらも1週間くらい前の予約制なので、お早めに。1ヶ月くらい、少しづつ楽しめるケーキ。
   パン屋ルーツ http://www.roots88.com/
  

  


 映画「標的の村」上映会のお知らせ     2013年12月13日(金)   [イベント]

 今週末の日曜日に、ぜひ観ていただきたい映画のお知らせです。

   無題.jpg

  この映画はドキュメンタリーですが、テレビクルーが撮ったということで、飽きさせず、
  見やすく、中高校生にもぜひみてほしいと、実行委員は頑張っています。

  詳しくは、映画の公式サイトで。 http://www.hyoteki.com/

  12月15日(日) ①10時~ ②14時~
  東和町総合福祉センター 大ホール [電話]0198ー42-3151
  前売り券900円 当日1100円 高校生500円 おいものせなかで扱っています。
  主催はとうわ九条の会 

  料理セミナーとキャンドル展示会         2013年12月8日(日) [イベント]

  今日は、いよいよマクロビオティック料理セミナーの日でした。ワクワク、ドキドキです。

  はじめ、クッキングルームでもないカフェでの料理教室に15人以上も、大丈夫かなと少し
  心配もありましたが、先生の上手な教え方で、デモストレーションスタイルでなく、皆さんが
  実際に材料を切ったり、炒めたりと実習して、和やかに楽しく行なうことができました。

  料理教室2.jpg    料理教室.jpg

リマ・クッキング・スクールの講師の熱田千恵花さんは、昨日東京から来られて、しっかり
  今日のために準備をされました。ニコニコと気さくでひかえめな方ですが、きのう今日と、準備、
  セミナー、片づけとテキパキとしっかりこなしながら、本当に素敵な先生で、またいらして下さい!

  料理教室3.jpg   料理.jpg
  玄米ご飯、たかきびハンバーグときびドレッシング、人参とひえのポタージュ、チョコババロア風。
  どれもこれも、おいしく、からだの中がきれいになるような、ありがたい食事でした。

  参加の皆さんも、「とても楽しく、充実した内容でした、安くておみやげまでいただいてー♪」と、
  喜んで帰られたのに、初の料理教室は大成功!(*^。^*)と、ホッとして、うれしくなりました。


  今日からKAORIさんのキャンドル展示・販売会もスタートしました。カオリさんもいらして、
  素敵なキャンドルに灯りをともしていただき、カフェが更に雰囲気が良くなりました。

  キャンドル展示・販売会は、今日から24日まで。おいもの営業時間はカフェで見れます。

  相変わらず、写真が入らなくて、すみません。カオリさんや参加者の方がUPしてるかも。
  皆さん、有難うございました。これからもおいものせなかをよろしくお願いします。(*^_^*)

             kyんドル.jpg

  ※先日コメント欄に返信しようと何度も試みましたが、文字認証とかで急に送信できなくなり、
   申し訳ありません、Nさん。またトライします。とりいそぎ、有難うございます。
   

  せなかだより修正、「小1です」      2013年12月6日(金) [おいものせなか通信]

  きのうのせなかだよりで、家族からの指摘で、大事なところを間違っていました!
 
  彼が高坂一潮さんのCDを買ったのは小6ではなく小1でした。
  小1で、たぶんわずかなお年玉で、3000円のCDを買ったんですね(◎o◎)。
  ちゃんと調べればわかったことなのに、いいかげんな記憶ですみません。


  ついでに小1で思いだしたのが、この長男の入学式のこと。

  新入生の名前を一人一人呼んで、「ハイ!」と元気よく起立する晴れ姿を想像した。
  さあ、いよいよ息子の名前が呼ばれた。
  「新田〇〇くん!」・・・シーン。彼はまったく返事をしない。立たない。
  担任の女の先生が台本にない予想外の出来事に焦って、2回目も名前を呼ぶ。
  が、それでも、彼は椅子にしっかり座って返事をしない。

  2回目の点呼で保護者席がざわついた時に、私は内心は焦ったけど、他人のふりして、
  「えー、どこの子?」と言わんばかりに、隣りの親と顔を見合わせたりしてしまった。(^_^;)
 
  ひどい親だよね。今だから言うけど。ごめんちゃい。m(__)m

  たぶん、本番前の予行演習もしてたはずだけど、、、本番は計算しての確信犯か。
  あの年で、「ぼくは学校に行きたくないんだ」という主張を、入学式という場で
  まわりの目を気にせず、しっかり態度で示したことに、ほんとうに感心した。

  変わってるけど、たいした子だわ。

  

 おいもだよりとせなかだより 12月    2013年12月5日(木) [おいものせなか通信]

無題.jpg
無題2.jpg

 せなかだより⑫    ポールがやってきた、ヤア!ヤア!ヤア!     2013.12.5
 
 7月下旬、関東で一人暮らしの長男からの電話。「11月に仕事で東京に来ることある?」「うーん、いつもその頃フェアトレードの展示会があるけどね」「いつ頃なの?」としつこく聞いてくるので、「なんで?」と聞いたら、「いや…、ポール・マッカトニ―のチケットがあるんだけど、お母ちゃん行きたいかなと思って」「ポールねえ。ビートルズは好きだけど…、まあせっかくだから行こうかな」「2枚とれたから、お母さん行かないなら、誰か誘うよ」「いや、私が行くから」と電話を切った後で、ディラン派の夫が、「ビートルズの歌を7割くらい歌うみたいだよ。それも最終日だし、これが最後の来日公演だよ。絶対行った方がいい」と言うので、「じゃあ、絶対行く!」それから、目の前に人参をぶら下げたように、その日を楽しみにしてきた。

 私が中学生の時(40年前)に初めて買ったレコードがビートルズ。自営業の実家に夏休みのバイトで来た高校生のお姉さんに教えてもらった。その頃すでにビートルズは解散していたが、すっかりビートルズファンになり、解散後はどちらかというとポールよりもレノンの曲を耳にすることが多かったが、伝説の人、バンドだった。

 それが、今年ポール71歳のワールドツアーで、まさかの来日公演が急きょ決定。チケット予約は、東京公演は応募が30万人超で半数以上が落選、息子はよくとれたものだ。生きているうちにビートルズのナマ歌が聞けるなんて、本当に夢みたいだ。あらためて気づいたことは、私が好きな曲はポールの作詞・作曲が多いと!ウイングスやポールのレコードも奥から出てきて、カフェでこっそり(いやガンガン)かけては予習していった。そして、11月のフェアトレードの展示会も日程が一緒なら交通費が1回で済むと願いながら、これも偶然か、願いが叶ったのかピッタリ合って、仕事も一緒にできて、よかった。

 ついに当日、11月21日の夕方に待ち合わせした長男、ボソッと「よく、来たね」。数日前に、「お母ちゃんがあんなに喜んでくれるなんて」と言っていたと、夫から聞いていた。
 この子は保育園から集団生活になじめず、小学校2年から不登校になり、中学を卒業すると1年半新聞配達で貯めたお金で上京して、途中ひきこもりやホームレスなど色々あったが、今はバイトしながら自立している。絵や音楽のセンスがユニークで、小1の時、私たちが応援していた、素晴らしい曲を書くミュージシャンの友人、高坂一潮の自主制作CDに惚れ込んで、自分のおこづかいで初めて自分用に買ってサインをもらった。若いのに60年代の音楽が好きで、人づきあいは苦手だが、親にCDをプレゼントしてくれたりの優しい子だ。

 でも、今の社会で、将来食べていけるのか、結婚できるのか、友人はいないし…と心配で、「手に職つけたら?」と口うるさく私は言ってしまう。派遣の長時間労働も若いうちはいいけど…。今更後悔しても仕方ないが、子どもの将来を考えると、無理に学校に行かせなくてよかったのかと悩むが、世間離れした夫は、「オレは全然心配していない」と反対の意見で対立する。

 そんな息子がくれたプレゼント。私が東京で働いていた独身時代は、お昼を節約して、勉強のためにと映画、演劇、コンサートのチケット代に費やしたけれど、結婚してからはその余裕もなく、好きな公演が岩手に来てもいつも我慢してきた。

 岩手に来て26年、初めての一流外タレ(古いか)のコンサート、初めての東京ドーム、それも大好きなビートルズのライブ。それもアリーナ。始まった!2時間40分、休憩なく38曲。若いし、カッコイイ!曲に応じた舞台も照明も素敵。ポールは、愛妻に、亡きリンダに、ジョージに、ジョンにと捧げる歌もしっとり歌う。優しくて、サービス精神旺盛で、すべてに愛がある人だ。30年ぶりに乗りまくった。帰りに息子が、「タオルでも買いたかったね」と会場のグッズ売り場のすごい行列を横目で見ながら、入口看板の前で私もめずらしくVサインの写真を撮った。「チケット代払うよ」「いや、いいよ」最高の夜だった。

 音楽でこんなに人を幸せにできるものなんだ。ポールが現役で歌っていたからこそ、かつてファンだった熟年世代を再び興奮させた。年をとっても現役で続けることが、いつか人を感動させることもできるとポールのライブであらためて感じた。無名でも、才能がなくても、できる限りがんばって現役で働き続けようと、新たな励みと元気をもらって帰った。

 今回、「生きていてよかったー」と何度口にしたことか。生きていくことは、楽しいことよりもしんどいことの方が多いと感じてきた。逃げたくなったり、死にたくなったり。でも、そこをこらえて、ひとつでもよかったと思うことがあったら、また生きれる。弱くて、いっぱい泣いて、闘って、我慢して、あきらめてきたことも、いつかこんな日も来るんだと。ここに来てやっと楽しく、うれしいことが見えてきた今年だった。みんな大変。いつかきっといいこともある。生きたくても叶わなかった人のためにも。   新田ぶん

  KAORIcandle展示・販売会       2013年12月4日(水) [+ Cafe]

  おいものせなか+Cafe の12月の最後のイベントで、初の作家さんの展示会です。

  今年のおいものせなかまつりでも出店して頂いた、佐々木香織さんのキャンドル展示会です。
  クリスマスシーズンにぴったりな、花びらを埋め込んだキャンドルに灯りが透ける、とても
  素敵なキャンドルたちの展示・販売会です。今回、大きなディスプレイ用のも飾ります!

    無題.jpg

  香織さんは、震災直後に被災地に入り、自分にできることは何か、何か買って送るのも違う
  し…と、ネットでたまたま見つけた九州の漁師さんたちが漁で使って不要のローソクを送って             もらい、キャンドルを作って、四十九日や百ヶ日に行って、大槌の避難所に灯してきました。

  とてもおしゃれで素敵な香織さんですが、中味は意外と地味(?)な、しっかりとあたたかい
  ハートの持ち主で、お話しているとおいもの考えに共感するものが多く、香織さんの展示会、
  あまり準備期間もなく、バタバタと勢いで(笑)実現できて、本当にうれしいです!

  8日の日曜日は、午前中から料理セミナーがあり、午後1時頃にカフェの営業と共に、
  展示販売会もオープンです。作家さんは、毎日曜日に来られますし、新たなキャンドルも
  補充していきますので、何度でも見にいらしてください。

KAORIcandle ホームページ http://www.kaoricandle.com/

  お花のキャンドルや天然アロマのキャンドルの灯りを眺めていると、ほっこりと癒されます。
  おいものカフェで香織さんのキャンドルが展示されると、本当に雰囲気いいと思います(^.^)!
  カフェで無理にご注文しなくてもいいので、キャンドルだけでもぜひ見に来て下さいね。

  ハチドリかあさんの会 報告      2013年12月4日(水) [放射能・原発問題]

  遅くなりましたが、12月2日(月)に行なわれた「ハチドリかあさんの会」の報告です。

  花巻、盛岡、北上、奥州市などから、お母さんたち10名が集まりました。
  それぞれ自己紹介と、放射能への不安や疑問を話し合い、ゲストのうたがき優命園の
  河内山可奈さんの経験とデータに基づいた説得力あるお話に耳を傾けました。

  1年ぶりくらいの会の自由なおしゃべり会でしたが、初めて参加した方からも、「皆さんの
  意識が高く、とても勉強になりました!」と、和やかで、楽しい、いい集まりでした。
  

  河内山可奈さんは、ふだんは養鶏と農業でとても忙しいお母さんですが、時間を作って
  来て頂き、若いお母さんたちに(可奈ちゃんも若いですが)タメになる話をありがとう。
  話し出すと止まらないくらい(笑)、たくさんの引き出しを持っているのですね。
  ぜひまた来年もハチドリかあさんの会にアドバイザーで来て下さいね(*^_^*)。

  震災と原発事故から2年半がたって、危機感も薄れてきて、放射能の問題も忘れられがち
  ですが、いまだに汚染水は海に流れ、空気に放出され、原発事故現場では、体を張って
  事故処理にあたっている人たちがいること、福島の人たちの暮らしを忘れてはいけないと
  思います。目に見えないから、怖いのが放射能です。

  どこかおかしい、よくわからないなと思ったら、こういう勉強会にちょっと参加してみる。
  自分たちのこと、子どもたちの未来は自分たちで守りましょう。
  国は、本当に国民のことを考えているとは思えない政治だから。