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 新花巻図書館と市議会②   2025年3月6日(木) [夢の新花巻図書館を目指して]

 今日、市が新図書館の建設地を駅前に決定するという情報に、絶句しました。
 予想外に早い市の強行突破です。詳しくはヒカリノミチ通信を見てください。
 http://samidare.jp/masuko/

 元朝日新聞記者の増子義久さんは、新図書館への市のやり方を長年追及してきました。
 過去のブログを追いかけていくと、この図書館問題の経過が見えてきます。

 
 先日の花巻市議会の一般質問傍聴の報告が…、頭から吹っ飛んでしまいました(;'∀')。

    IMG_5639議会.jpg

 詳しくはヒカリノミチ通信でも報告されていますが、私が印象に残ったことだけ書きます。
 今夜緊急会議で急いで書いてしまうので、詳しく書けず後から訂正するかもですが。


 本舘議員、伊藤議員、羽山議員それぞれ新図書館の建設地について突っ込んだ質問を行いましたが、市長と市当局の答弁は、納得できる答弁ではないと感じました。


 「いつも答弁が長すぎる」と伊藤議員が途中言われたのは、なるほど市長は議員の質問に対してゆっくり長々と答えます。もっと簡潔にできないのか。持ち時間60分は刻々と時間を食い、これは質問をなるべくさせない時間稼ぎではないかと思ってしまいます。


 「市長、地方自治には住民主体の民主政治があるべきなのに、新図書館問題は市民不在の政治ではないか」という質問を市長に問うたのに、市長は答える気がなく総合政策部長にほれと振りました。そこからが大変。政策部長は手元の資料の地方自治の条項か法律を延々延々と読み上げたのです。

 さすがに議員も呆れて「そんな法律を読むのでなく、住民主権でやっているのかと市長に聞いているんです」あの法律資料は最初から用意していたとしか思えません。しぶしぶ立った市長の答弁は覚えていません。
 

 「駅前の住民は駅前建設には反対の声が多いが、駅前住民に説明はしているのか」の羽山議員の質問に市は「特にしていない。これまでの市民説明会に他の市民同様来てもらえばいいと思っている」


 そしてすごい発言が飛び出しました。市長は「署名を見ていません」と言ったのです。椅子から転げ落ちそうになったとはこのことです。更に「部署に分析を任せている。同じ筆跡があったり、重複もあり、市民は6000人だけと聞いている」


 私たちは花巻市長宛てに、1年間かけて集めた約10300筆を提出しました。地区の通りを端から一軒一軒ノックして説明して納得して署名してもらう、街頭に立って一人一人説明して署名してもらう、全国の友人知人にお願いの手紙と返送用の切手を同封した仲間もいました。


 そういう地道な、時間もお金も労力も持ち出しのボランティア精神は、自分のためというより、花巻が子や孫の世代に人づくりとまちづくりにつながる図書館で素敵なまちになってほしいという利他の精神です。それには駅前でなく、病院跡地が最適と思うからです。


 そういう市民の努力と想いを踏みにじるかのように、署名はちゃんと集めたものかとあら探しをするなんて、市長が全く見ていないなんて、本当に悲しい、言葉になりません。


 ちなみに当会の統計では、花巻市民は7302筆です。残りの3000筆は、花巻市外の全国の応援署名です。1年かけたので前にも書いたかもの重複は、7名ほどありました。同じ筆跡は家族も賛同しますと、有効だと専門家の了解もとっています。

    IMG_2272.JPG
   2023年11月27日第一次提出分

    IMG_4944.png
   2024年10月15日第二次提出分

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