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 ネパリ・バザーロの被災地支援    2021年3月11日(木) [東日本大震災]

 今日は3月11日。東日本大震災から10年。新聞やテレビの報道特集が次々あって追いつかないくらいですが、できるだけ見るようにして、忘れないようにしていきたいと思います。

 今日横浜からフェアトレード団体ネパリ・バザーロの土屋春代さんと完二さん、ネパリ代表の高橋百合香さんが来られました。コージさんにお線香をあげる目的で、そしてランチを先週からご予約して頂きました。

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 創設者の春代さんの後継者に、若い百合香さんが頑張っています!
 
 土屋さんたちは昨日は福島へ、今日はおいもの後は釜石の宝来館へ、明日は陸前高田に行かれて泊まり、帰りは南三陸に寄って、というすごいスケジュール。

 「3.11の日を被災地で皆さんと一緒に過ごしたかったから」と。

 
 ネパリ・バザーロの被災地支援活動はすごくて、私は近くにいてもあそこまでできないと頭が下がる思いでした。


 ネパールの貧困改善と自立支援活動20年の経験を生かして、2年ほど毎月被災者の温泉保養ツアーを通常の仕事の傍ら精力的に行い、次に産業復興や仕事づくりの支援へとずっと東北に通い続けました。

 野田村の山ぶどうのワイナリーや陸前高田の椿油の製油所の立ち上げも支援しました。

 今うちで大人気のクーネ化粧品はネパリの被災地支援から生まれた商品で、その高品質の割にすごい良心的価格で、ネパリの誠実さが見えるおすすめの逸品です。


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 「震災直後にどういう支援ができるのか探るために、まずおいもさんに来て情報収集をして、釜石に向かったコースは10年前の時と同じだね」と土屋さん。

 
 釜石の宝来館は震災で被災して、女将は津波にのまれながら生還して旅館を再生しました。特別室にはクーネ化粧品も置いています。以前NHKの報道で、被災地で悩みながら多額の借金をして再出発しても、その後の返済に苦しむ事業者が多いのを知りつらくなりました。

 今コロナ禍でまた旅館業も厳しいはずです。私たちにできる支援のひとつは、沿岸被災地に行って、町を歩き、人と話をしたり、お買物をし、宿泊したりとか、できるところから。


 今晩釜石で7時から花火が3発上がりました。鎮魂の花火。
 その様子をネパリのフェイスブックでUPしてくれました。

 ネパリ・バザーロ https://www.facebook.com/nbazaro/

 もう20年以上、おいものフェアトレードを始めた頃から春代さんにお世話になってきて、その懐の深さと頭の良さと行動力に色々支えられ、教えて頂きました。

 今日は野菜の入荷日でお客さんが次々で、ゆっくりお話しできずに残念でしたが、また今度、被災地のこと、フェアトレードのこと、世の中の問題をとことん(笑)話したいです。


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 お忙しいなかのご来店とたくさんのお買物を、本当に有難うございました。
 お金の消費を東北に、地域のお店に使おうというあたたかい想いに涙が出そう(/_;)。

 ※ランチは数日前の完全予約制ですが、一応お電話でお問合せ下さい。


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