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 雪の中の水汲み     2021年1月19日(火) [暮らし]

 昨日まで寒さが少し緩んできたもののまだ雪・雪。それでも、いよいよ水汲みに行かねばならず、天気予報を見て、月曜より火曜の方が冷えると知り、では昨日しかないと出かけました。

 あら、心配していた温泉の方も、道路はすっかり雪がなく、走りやすいのなんのって。
 もちろん水汲み場は山の中なので、雪はありましたが、それほど怖くなく、よかった。


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 水はいつものように絶えまなく流れ出ていて、ホッとしたものの、足場で滑って小川に片足ドボン。ゴム長でなく、ムートンの長靴しっかり濡れました(^-^;。(しかし、中まで浸透しなかった!)

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 1月の水汲みが雪の中寒くて一番厳しいのですが、晴天のおかげで無事に終わり、ホッ。


 久しぶりに、水汲み・温泉セット(笑)で温泉に入って、ああ極楽~だなあと。

 車で市街地から15分も行けば、いい温泉がたくさんある花巻。


 「昔は岩手や花巻が好きになれなかったけど、四季がはっきりしていて、冬は雪も寒さも冬らしいし、温泉はあるし水は美味しいし、年をとるにつれて、こんなにいいところだったんだと帰るのが楽しみになってきました」

 と語るのは、毎月親御さんの介護で数日帰郷される横浜のYさん。10年以上前にたまたま帰郷時に岩手日報でうちの記事を見て知ってから、以来毎月笑顔で訪れて買い物をしてくれる。ちょうど展示会をやっていれば、気に入った服を見つけて、次の来店の時に着てきて「とても着やすくて、すごく出番が多いのよ」と。

 
 「毎月帰るのは大変じゃないですか?」とYさんに問うと、「いいえ、親の病気のおかげで帰ることができるし、私にはすごいリラックスというか解放された気分になるのでいいんです」


 昨年、全国で唯一コロナ感染者数0を岩手が維持していた時に、自分の県の愛着度というのが岩手が急に4位になった。その前は後ろから数える方が早い順位だったのに、要するに好きでないと。あはは単純だな(^_^;)。


 「寒いね、イヤだねー」と挨拶のようにお客さんと話すけれど、「でも、冬は冬らしくないとね。雪は山に水が蓄えられるから、田んぼの水も潤うし」と。

 「冬もまたいいのよね。窓の向こうの一面の雪景色にうっとりするし、雪を踏むキュッキュッという音がまたいいのよね」というМさん。

 
 いいなあ。厳しいこと、大変なことも、前向きに受け止めるということが。


 今朝はまた大雪で一晩で20~30㎝積もっていた。一日中吹雪いていて寒いから雪かきは明日。 昨日水汲みに行って正解だった。いいかげんな私が、珍しくちゃんと天気予報を見て、やればできるじゃん(笑)。




 
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