SSブログ

 映画から世界が見える   2020年12月7日(月) [政治・経済・社会]

 先週は朝の気温が1℃~5°Cと寒い日が続きましたが、午後には緩んで雨が降ったり。
 寒いと気持ちも体も落ちてしまいがちですが、何とかとせわしない12月。

 
 お店のお知らせなどもあるのに更新できなかったのは、これのせいもあり…。


 やっと、1か月前にお知らせした難民支援のオンラインシアターを観ました。
 のんびりしていて、いつもギリギリになってから焦って。12月10日までで。


 「女を修理する男」は、今年1月の通信で書いた、コンゴの性暴力被害の女性たちを治療するデニ・ムクウェゲ医のドキュメンタリー。性暴力が戦争の武器として横行していることに絶句。老女から生後2か月の赤ちゃんまで、亡くなる子も。


 「ナディアの誓い」は、イスラム国に囚われて性暴力を受けた女性が自分の経験を語る23歳の若きナディアを描く。本当はふつうにあたりまえに村で暮らしたいのに、同じように苦しむ女性たちのために。

 
 「アレッポ、最後の男たち」は、なんと言っていいのか分からないほど、すごい映画である。切ない、酷い、悲しい。いやはや、ものすごい深い映画。撮る側も命がけなのだ。

 前にNHKテレビのシリア難民のドキュメンタリーをぜひ見てと書いたけれど、同様にこの映画はぜひ観てほしいし、今現実に起こっていることを知ってほしいと願います。


 「募金つきオンラインシアター UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020 秋」の6作品見放題
  https://unhcr.will2live.jp/


 
 12月4日は中村哲医師が凶弾に倒れた日でした。1年前のこと。

 今年1月の通信ウラは、中村哲医師とデニ・ムクウェゲ医師のことでした。
 「利他と一隅を照らす」
 
 西日本新聞社で中村哲医師の特別サイトを立ち上げていました。
  https://specials.nishinippon.co.jp/tetsu_nakamura/

 
 シリア、アフガニスタン、イラク、パレスチナ、、、そして、日本でも、
 日々生きていくのが困難な状況にある人々がどれだけ多いことか。


 安全な国に生まれて、寒いと弱音を吐いているどころじゃない。

 どうしたらいい、私たちに何かできることはあるのか?と、考えている。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。