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 エコブランチ報告     2019年11月13日(水) [おいものエコ・ブランチ]

 先日のエコブランチが終了してから、ご報告が遅れました。

 日曜日の「緑のサヘル」菅川さんのお話会に、5名の方が参加されました。
 うち2名の方は以前もお話会に参加されたリピータ―の方です。菅川さんはアフリカの活動のどんなテーマの内容でもお話できる方ですが、やはりサヘルの活動を中心にお話して頂きました。2回目の方は今回また聞いて、前回忘れていた内容もあり、深められて新鮮でしたと。

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 そして1時間半の活動のお話の後のブランチでは、菅川さんの現地のエピソードや色々な質問も出たりで、参加された皆さんがとても熱心で、少人数でもとてもいい雰囲気の会でした。

 特に今回台風被害などの被災者に寄付などの支援を行いたいが、どこの団体を通したらいいのか、大きなところでちゃんと届くのだろうかとの質問がありました。

 菅川さんは、その団体のこれまでの活動実績や情報の透明性など、信頼できる団体を通した方がいいとの答えでした。日本赤十字などの大きいところは、全体の被害を把握してから振り分けるので、今必要な時に届かず、かなり時間がたってからだと聞いて残念な気がしました。

 また、「これだけの木を植えました!」と植林の数を誇る企業や団体はどうかなと。植えるのは簡単で、大事なのはその後のフォローがないとダメだということです。

 緑のサヘルは、プロジェクトの村を選ぶのに、綿密な聞き取り調査を行います。土地の状態はもちろんのこと、村人のやる気があるかも大事で、多岐にわたって調査して決定します。

 そして、現地で信頼できるNGОに出会うと、連携してプロジェクトを進められるので、成果がグンと上がるということ。はじめのチャドでは10年活動しても出会えず、その後ブルキナファソで活動を始めてから、現地のNGОに出会い、うまくいってるそうです。


 映像の最後は、東日本大震災の時に日本のことを悲しみ、涙を流して歌う、ケニア最大のスラムの学校の子どもたちに、毎回ですが心を打たれます。

 菅川さんは、「遠く離れた日本に、ここまで涙を流して心から悲しんでくれるこの子たちは、自分たちがつらく苦しい経験をしてきたからこそ、苦しい人の気持ちがわかるのだと思います」。


 いまはどこのNGОでも運営が大変で、「緑のサヘル」もまた10数年前にくらべ、寄付が三分の一に減っているとのこと。少しでも寄付をしたいと今回のエコブランチを企画しましたが、参加者が思ったより少なく、うう、うーん、でも1万円をサヘルに寄付しました。ブランチ大幅赤字です(^_^;)「東京ではこの食事がついて、カンパ込みをうたって参加費4~5000円だよ」と言われました(>_<)。「5人はすごいですよ。皆さんがとても熱心で濃かったですよ」とも。

 今回参加された皆さんのあたたかい気持ちが本当にうれしかったです。おかげさまで楽しいいい時間を持て、カンパもできてよかった。ありがとうございました!

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   日曜日から来週は臨時休業があります。調味料や洗剤等切れそうな方は、土曜日(夕方早め)までにご来店ください。


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