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 星の坊主さま      2019年7月12日(金) [がんと闘いたくない癌闘病記]

 早池峰登山の後に、タイマグラのやまちゃんの民宿フィールドノートに泊まった。長年うちの無添加調味料を使ってくれている友人なのに、なかなか行けず、やっと念願が叶った。

 久々のフィールドノートは変わっていなかった。子どもたちは大きくなっていた。
 
 出迎えてくれたやまちゃん、「今日、飛び込みでお客さんが入ったの」。私人見知りだからと言っていたし、平日だからうちだけかなと思ったら、同宿の方がいるとは大丈夫かなと緊張が走る(笑)。

 薪で沸かす木桶の風呂の最高の湯かげんと、奥畑夫妻の美味しい料理。

         タイマグラ.jpg

 
 同宿の長野から来られたこじょうさんと奥様と話すうちに、コージさんの話になった。
 こじょうさんは、いわゆる見えない世界が見える方で、コージさんと交信できたという。えー!あっちの世界はとても自由で楽しいみたいと、コージさんのメッセージを伝えてくれた。

 嘘みたいで信じられないようだが、聞けば、納得することが多い。
 こんな話をどこまで書いていいか正直迷ったけれど、こじょうさんは書いても問題ないと言ってくれたので簡単に。

 
 要は、私にあっちに行くまでの現世の時間を楽しんでほしいとコージ。少し自分の影響力が強すぎたようだから、今度は自分の人生を楽しみ、幸せになってほしいということを言っていると。


 最悪の、いや最愛の?夫がいなくなって、のびのび自由になったのと同時に、話し相手のいない喪失感。老後は?仕事は?自分の健康は?と一人で暮らしていく不安は次々と出て来て、どこか不安定だったのは事実。


 そして通信にも書いたように、生前も苦労させられ、死後もなお片づけの仕事を残していったのは何なのかと、悲しい、悔しい、さびしい、恨みという複雑な感情もあったのだ。

 楽しんでと言われても、結婚してから我慢と節約の連続で、今更どうすればいいの?


 コージさんの言葉を代弁するこじょうさんと奥様のゆみこさんは、混乱する私に、こういうことだよとていねいに答えてくれる。片づけにかかる時間と労力は自分のために使って、お金はかかるけど業者に頼むのもひとつの手と。私の心が軽く、励まされていった。

 
 不思議な出会いだ。早池峰の霊山のおかげか、コージのしわざか?やまちゃんは、この組み合わせは大丈夫だと女将のカンで同宿にした。この1年あまり、私はほとんど外に出かけなかったし、人に会いたくもなかったから、出た途端にびっくりだ。


 長野に帰る前にぜひ来てと言ってたら、今日おいもに来てくれて、またいろいろな話ができた。コージさんはいつもサポートするよ、もっと頼っていいからと言っているようだ。不安が消えて、安心した。


 これからは自分のやりたいことや幸せだけを考えていい。たくさんの苦しみや経験があってこそ、気づけたのかも。遅いかもしれないが、やっと第二の人生のスタートだ。


 陰ながらブログを見ては、大丈夫かなと心配してくれていた友人たち、ありがとう。

 たぶん、だいじょうぶ。変わるはず。お店よりも自分の都合中心になったら、ごめん。


 こじょうゆうやさん 星の坊主さま https://www.starbows.net/

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