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 新田コージ展が終わりました     2019年7月1日(月) [Art]

 先週の土曜日、新田コージ展が1ヶ月半の会期で終了致しました。

 遠くは東京から来て下さった方もいらっしゃいました。県内も久慈や一関、盛岡から、多くの方がコージさんの個展に足を運んで頂き、本当に有難うございました。

 今日、作品を搬出に、引き取りに行ってきました。

 作品も何点か売れていて、コージさんにと来場者からのお酒などのプレゼントも頂き、ポストカードも売れて、諄子美術館さんには本当に感謝でいっぱいです。


 個展の最終日に訪れた後にカフェに寄ってくれたコージさんの古い友人は、奥の部屋の祭壇を初めて見て、よかった、ありがとうと言ってくれました。

 3月に一周忌を終えた時から、カフェの一室に祭壇があるのは異様かなと隅っこに縮小する予定でしたが、まだそのままです。若い子はのぞいてびっくりするかもと思いながら。

  
 先日、久しぶりに来店してくれた方が、喜んでお線香をあげてくれ、「このままでいいよ!」と、その場でここで家族葬を行ったこともぴったりだねと。キリスト教会の牧師さんです。お連れの女性の方が、まあ私もそのような感じねと。え?

 おしゃれな雰囲気の彼女(70代)は、自分の最後はすべて段取りをつけていて、直葬ですと。じきそう?と聞いたら、葬式はしない。棺桶はアマゾンで段ボールの組み立ての7000円くらいのを買いました。大事な手紙を3通、娘に棺桶に入れてねと伝えていて、遺骨はフランスの可愛い砂糖壺を用意しているの。すべて終わってから、お知らせする友人リストも託しているし、お墓は子孫が管理するのが大変だから、教会に皆さんと一緒に祈ってもらえればいいわ。


 びっくりしました。すごいなー、まだまだお元気なのに、いつ何があってもいいようにと、自分の後始末のことまで段取りをきちんとつけているなんて。

 アマゾンの棺桶かー。確かに、木の棺桶は高い、すぐ燃やされるのにね。
 うちには腐るほど段ボールあったから、コージさんが生前、自分の棺桶は段ボールでいいよと、作品の箱を上手く作ったように、おしゃれに作ってくれたらよかったのに(笑)。


 1年以上たっても、「やっと来れました、祭壇があってよかった」という人もいるので、まだしばらくはいいかな。作品も戻ってきたので、コージの部屋を彼のミニギャラリーにしよう。



 
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