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 被災者と東京オリンピック   2018年10月4日(木) [政治・経済・社会]

 今日夕方のニュースで、2020年の東京オリンピックの経費が過去5年間で8000億円かかったという。その中には使途が不透明な事業費も多々あり、最終的な総額経費は3兆円を超えるというのに、暗澹たる気持ちになった。


 東日本大震災の被災者が7年たっても、今だ苦しい生活を強いられている…。

 先月テレビで放送されたドキュメンタリー。
 津波で全壊した被災者は災害公営住宅や自宅再建などの補償はあるが、半壊の場合は「住む家があるのだから」と床も壁も屋根も壊れていても、仮設住宅に入れず、補償も少ない。壊れた家に住み続けるしかない。(宮城県地域)


 震災で足を怪我したために働けなくなった60代後半の男性は、年金が1ヶ月7万円で税金や光熱費などの固定費を引くと、残りは4200円だという。3玉100円のうどんを買い、もやしが一番安いからとうどんともやしを煮た食事の様子に、胸が切なくなった。

 そして、この男性はつぶやいた。

 「今になって、自殺する人の気持ちがわかるね。生きてても苦しいからね」

 ひどいね。今まで一生懸命働いてきて、税金を払って来た人たちでしょう。
 一体国は何やっているんだろう。復興予算はどこに消えたの?。


 被災地復興の建設業者も東京オリンピックの方に人手がとられて進まないという。

 オリンピックに3兆円かけるより、まず被災者の生活の立て直しの方が先。
 銀行がつぶれそうだといえば、すぐに公的援助をして救うのに、おかしいべ!


 来年消費税を上げて、国民の福祉や社会保障の財源にするというが、これまで同じことを言って消費税次々あげて、ちっとも実行しない「やるやる詐欺」。

 なのに防衛費は上がり続け、福祉や教育、医療など、人の暮らしの根幹に関わる予算が年々削られているではないか。

  あー、ハラ立つノリ!


 福島原発事故と東京オリンピックについては、後で。
 ※ 明日は午後4時半閉店、土日は臨時休業です。



 
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